フランス軍 AMX-30B 主力戦車 (プラモデル)MENG-MODEL 1/35 ティラノサウルス シリーズ No.TS-003 スケール:1/35
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「フランス軍 AMX-30B 主力戦車 プラモデル (MENG-MODEL 1/35 ティラノサウルス シリーズ No.TS-003 )」です●「フランス軍 AMX-30B 主力戦車」です ●フランス軍の戦後第2世代の主力戦車「AMX-30B」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●1960年代に生産が開始され、現在においてもその改良型が運用されている「AMX-30B」を再現、避弾経始を重視したフランス戦車らしい流れるようなスタイルと、長大な主砲とが織り成す独特なフォルムが表現されています 【 「AMX-30」について 】●第2次世界大戦後、世界はアメリカ、ソ連という2大国家が君臨するようになり、ヨーロッパの西側諸国ではアメリカから供与もしくは輸入した兵器により軍隊の装備が整えられました ●西ドイツとフランスでは戦前と戦時中の兵器開発技術が途切れた(西ドイツは封印された)ことにより、戦車では「M47」もしくは「M48」を導入していました ●「M47」と「M48」は、アメリカ戦車らしい堅牢な造りと分厚い装甲、そして余裕のある設計による優れた戦車でしたが、西ドイツ軍とフランス軍は用兵上の観点から1950年代に自国での戦車開発を開始します ●両国が目指した戦車の理念はほぼ同一であり、当初は共同化が図られましたが、戦車の細かな仕様での両国の見解の相違からそれぞれの国での独自開発となりました ●フランスが独自開発により1963年に制式化した「AMX-30」は装甲防御力は抑えながら機動能力を重視して、その機動により敵弾を回避することが意図されており、その重量は36tと戦後第2世代の戦車としては最軽量となっています(この設計思想はドイツの「レオパルド 1」と同じです) ●「AMX-30」の最大速度は65km/hで、当時の主力戦車としては「レオパルド 1」と並んで最速を誇っており、装甲厚は最大80mm程度と同時期の戦車と比べて低い値でしたが、良好な避弾経始によりそれをカバーしています ●主砲には、フランス製の「CN-105-F1 105mm戦車砲」を搭載、当初、同砲は「成型炸薬弾(HEAT)」専用でしたが、後に「APFSDS弾」を射撃できるように改良されています ●また、同車の最大の特徴とも言えるのが砲塔の同軸機銃(当初は「12.7mm機銃」、後に「20mm機関砲」に換装)で、この機銃は同軸としてだけではなく、対空射撃用として独自に仰俯角することができるようになっています(砲塔は対空目標への追尾能力が低く、対空能力としての効果には疑問があります) ●「AMX-30」は、フランス軍の主力戦車として配備され、スペインやサウジアラビアなどにも輸出されました ●また、1970年代末には大幅な改修が行われ、「AMX-30B2」として射撃指揮装置、エンジン、トランスミッションなどが変更、「AMX-30B」は最新型である主力戦車「ルクレール」が登場した後も平行して運用されています ・ 後に、「AMX-30B」の改修型には爆発反応装甲が取り付けられています ●「AMX-30B」は、「AMX-30」シリーズの初期量産型となり、同軸機銃には「12.7mm機銃」を装備、砲塔前部には大型の白色・赤外線投光器を備えた同シリーズ初期の特徴を持っています 【 「フランス軍 AMX-30B 主力戦車」のキット内容について 】●このフランス軍の戦後第2世代の主力戦車「AMX-30B」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●MENGモデル社のフォーマットに沿って「AMX-30B」を再現、その彫刻によるディテール表現力と高い成型能力によって、パーツ数を抑えながら現用車輌ならではの細かな造りと同車の優雅なフォルムとが表現されています ●「AMX-30B」は、陸上自衛隊の「74式戦車」にも通じる低く地を這うシルエットと避弾経始を考慮したデザインを持ち、更に長大な主砲を備えており、アメリカ戦車やソ連戦車とは全く設計思想が異なる迫力ある姿を楽しむことができるでしょう ●「AMX-30B」は「砲塔」「車長キューポラ」「車体上部」「車体下部」の4ブロックで構成されています 【 砲 塔 】 ●砲塔は、その流れるようなフォルムを再現、鋳造式ながら現用戦車らしいなだらかな表面、そして鋳造の刻印などが表現されています ●「CN-105-F1 105mm戦車砲」の砲身は上下分割式で、砲口部分は別パーツとなっています ・ 同砲の特徴となる砲身下部の穴が開口処理されています ・ 砲身基部のキャンバスカバーは左右分割式にて再現 ・ 砲尾部分は5パーツにより防危板なども含めて再現されています ●防盾は、外装部分と内装部分の2分割式です ・ 同軸機銃の防盾は別パーツです ・ 同軸機銃は、通常の状態とカバーが付いている状態との選択式です ・ 照準口部分はクリアーパーツとなっています ・ 照準口の蓋は別パーツで、開閉状態が選択できます ・ 防盾後部の防塵カバーは、塗装が可能なラバー製パーツにて再現 ・ 防盾は、内蔵させるポリキャップにより上下可動します ●砲塔は上下分割式です ・ 装填手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます ・ 各アンテナポストは、アンテナ基部が付いた状態と、基部が付いていない状態とを選択可能です ・ アンテナポストのフレーム部は別パーツにて再現 ・ スモークディスチャージャーは1本ずつが個別にパーツ化 ・ 砲塔前部の白色・赤外線投光器、砲塔後部の雑具箱は各パネルを貼り合せる箱組み方式です ・ 砲塔側面のバスケットは、左右各1パーツで再現 【 車長キューポラ 】 ●車長キューポラは、成型色パーツとクリアーパーツとの組み合わせにより、同車特有の視認性に優れた構造が表現されています ●車長キューポラは、上下方向に4分割され、天板部分は回転可動式です ・ 車長ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます ●視察装置部分はクリアーパーツによりリング状に一体成型されており、これにキューポラパーツを被せるようにして接着します ●車長用のペリスコープは各パネルを貼り合せる箱組み方式で、前面のガラス部はクリアーパーツとなっています ●リモコン機銃は、4パーツで構成された機銃架に機銃本体を取り付ける構成です ・ 機銃部に装備されるサーチライトは、ガラス部がクリアーパーツとなっています 【 車体上部 】 ●車体上部は、表面部分の溶接跡、エンジングリルの細かな構造など、同車の車体の特徴が表現されています ●車体上部は、中央の基本構造部分が一体成型され、これにエンジンデッキパネル、側面パネル、後部パネル、前部工具箱などを取り付ける構成となっています ・ 前部の点検ハッチは別パーツです ・ 操縦手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます ・ 操縦手用ペリスコープは個別にパーツ化されています(成型色パーツ) ・ 車体後部側面のエンジングリルは開口処理され、左右2パーツで再現 ・ 後部フェンダーは角度が異なる2タイプが用意され、選択して使用します ●前照灯は、前照灯本体と下部のベース形状が異なる2種類のタイプが付属しており、選択して使用します ・ 前照灯のガラス部はクリアーパーツとなっています ●排気管は左右分割式で、先端部が開口処理されています ・ 排気管の蓋は別パーツで、開閉状態が選択できます ・ 排気管カバーはエッチングパーツにて再現 【 車体下部 】 ●車体下部は、バスタブ式に一体成型されています ・ サスペンションアームはトーションバー部分も再現されており、トーションバーの先端部を車体下部に接着する方式となっています(サスペンションは上下可動します) ・ 起動輪、誘導輪、転輪は左右分割式で、内蔵させるポリキャップにより回転可動します ●履帯は、1枚ずつが分割された連結可動式履帯が付属しています ・ 履帯は1枚ずつが上下分割式で、これを前後の履帯を挟み込んで接着することにより可動式となります ・ 履帯を作製するための治具が付属しています ●前照灯のガラス部、車長キューポラの視察装置、投光器のガラス部などを再現するクリアーパーツが付属しています ●排気管カバーなどを再現するエッチングパーツが付属 【 塗装とマーキング 】 ●「AMX-30B」の2種類の塗装例(オリーブトラブ単色とNATO軍の3色迷彩)が説明書に記載されており、塗装例に基づく車体番号、重量表示、パーソナルネーム、車台番号などを再現したデカールが付属しています ●2013年 完全新金型
通販のご利用方法の詳しくは、コチラより「ご利用ガイド」 関連商品
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