チャーチル 3インチ 自走砲 (プラモデル)AFV CLUB 1/35 AFV シリーズ No.AF35253 スケール:1/35
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「チャーチル 3インチ 自走砲 プラモデル (AFV CLUB 1/35 AFV シリーズ No.AF35253 )」です●第2次世界大戦時におけるイギリス軍の対戦車自走砲「チャーチル 3インチ 自走砲」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット ●ドイツ軍戦車に対抗するための対戦車自走砲として開発された「チャーチル 3インチ 自走砲」を再現、クラシカルな足周りを持つ「チャーチル戦車」に固定式の戦闘室を備えた特異な姿を表現した内容となっています 【 「チャーチル 3インチ 自走砲」について 】●第2次世界大戦の初期、イギリス軍は独仏戦においてドイツ戦車と本格的な戦闘を行いますが、巡航戦車はその弱装甲を露呈、強力な装甲を持つ歩兵戦車は何分配備数が少なく、充分な戦果を挙げることができませんでした ●戦いの地が北アフリカ戦線に移った後、イギリス軍は大量の歩兵戦車と巡航戦車とを戦場に投入、しかし巡航戦車は相変わらず装甲が弱く、歩兵戦車は強靭な装甲も見せたもののドイツ軍がその対抗策として「88mm高射砲」を使用したため、多くの損害を被ってしまいます ●このイギリス軍戦車の最大の問題点となったのが主砲として用いられた「2ポンド砲」で、口径40mmのこの砲は同クラスの砲としては優れたものでしたが、ドイツ軍戦車に対して非力さが否めず、イギリス軍の巡航戦車、歩兵戦車は、共に「2ポンド砲」を装備していたため、常にドイツ軍戦車部隊に劣勢に立たされていました ●これを打開するため、イギリス軍では戦車の攻撃力向上が図り、巡航戦車では「クロムウェル戦車」に「17ポンド砲」を搭載した「A30 チャレンジャー」、歩兵戦車では「チャーチル戦車」をベースに「3インチ高射砲」を搭載した「チャーチル 3インチ 自走砲」の開発を進めます ●「チャーチル 3インチ 自走砲」は、「A30 チャレンジャー」と比べて、ベースとなった車体自体が大きいことから開発は順調に進み、1941年7月には試作車が完成しました ●「チャーチル 3インチ 自走砲」は、「チャーチル戦車」に車体の上部に固定式の戦闘室が設けられ、ここに左右5度ずつの射界を持つ「3インチ砲」が搭載されました ●戦闘室は最大で約90mmの装甲厚という防御力を持ち、「チャーチル戦車」の車体の防御力の高さも相まって、当時の戦車としては良好な防御力を誇っています ●「チャーチル 3インチ 自走砲」は1942年5月から生産が開始、この頃になると「チャーチル戦車」自身が「6ポンド砲」を装備したタイプが登場、更にドイツ軍とは異なり、イギリス軍ではこのような対戦車自走砲(ドイツ軍にとってはこの形態は「突撃砲」)の運用戦術が確立しておらず、100両の生産予定数は大きく減ぜられて24両のみ作られました ●また、この24両の「チャーチル 3インチ 自走砲」は、主に訓練用として本国で使用された程度で、実戦に参加することはありませんでした ●「チャーチル 3インチ 自走砲」は、イギリス軍の戦闘車両としてはかなりマイナーで異端な車両でしたが、突撃砲形式の対戦車自走砲は「チャーチル 3インチ 自走砲」のみであり、イギリス戦車史にとって大きな存在となったのです 【 「チャーチル 3インチ 自走砲」のキット内容について 】●このイギリス軍の対戦車自走砲「チャーチル 3インチ自走砲」を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●AFVクラブ社のディテール表現力により「チャーチル 3インチ自走砲」を再現、簡素な構造の戦闘室部分はパーツ数を抑えながらも、複雑な造りとなる足周りは細分化されたパーツ構成で、「チャーチル 3インチ自走砲」のフォルムとディテールとを表現した内容となっています ●転輪及びサスペンションは金属のスプリングによる可動式で、キット付属のベルト式履帯により実車通りの足周りの動きを楽しむことができます ●AFVクラブ社製「チャーチル歩兵戦車 Mk.3」をベースに、「チャーチル 3インチ自走砲」を再現するために、戦闘室、車体上部の一部などを変更したバリエーションキットとなります ●「チャーチル 3インチ自走砲」は、「戦闘室」「車体」の2ブロックで構成されています 【 戦闘室 】 ●戦闘室は、「チャーチル 3インチ自走砲」としての箱型の形状を再現、側面のボルト、各部の装甲厚、そして簡素な造りの天板部などが表現されています ●「3インチ砲」の砲身は、金属製砲身となっており、砲口リング部などのディテールが再現されています ・ 内装式防盾は1パーツにて再現 ・ 砲架は、その構造が再現され、防盾は上下及び左右に可動させることができます ●戦闘室は、各パネルを貼り合わせる箱組み方式です ・ 照準口部分は開口処理され、内部の照準器などは3パーツで構成 ・ 操縦手用の前方視察ハッチは、5パーツにより詳細なディテールが再現され、開閉状態が選択できるようになっています ・ 車長キューポラは別パーツで再現、左右に旋回させることができます ・ 車長ハッチ、後部ハッチも別パーツ化され、開閉状態を選択して組み立てることができます ・ 複雑な形状の直接照準器はエッチングパーツにて再現 【 車 体 】 ●車体は、「チャーチル 3インチ自走砲」として「チャーチル戦車」の車体レイアウトを再現、足周りは細分化されたパーツ構成と金属製バネで構成され、そのメカニカルで複雑な構造が表現されています ●車体は、実車の複雑な構造に伴い、各パネルを組み合わせて行く構成となっています ●車体上部は、前面パネル、戦闘室前面パネル、前部の追加装甲、上面パネルなどで構成されています ・ 機関部のハッチ及びハッチの把手は別パーツされています ・ 排気管は各4パーツで構成され、先端部は開口処理済みです ・ 車載工具類には固定具が一体成型して再現されています ●車体下部は、左右の足周りを形成した後、中央部分を挟み込むパーツ構成です ・ 各転輪に接続されるスプリングサスペンションは、1個ずつ別パーツとなっており、サスペンション部には金属製のスプリングパーツが用意されています ・ 転輪と接続するサスペンションアームは可動させることが可能、サスペンションの金属製のスプリングにより転輪が動くようになっています ・ 履帯上部に位置する上部フェンダーは4分割式です ・ 前後のマッドフラップは、それぞれ2分割式で、前部のマッドフラップ下のゴム部は別パーツ化されています ・ 車体側面に存在するエスケープハッチは、別パーツとなっており、開閉状態を選択することができます 【 履 帯 】 ●履帯は、接着及び塗装が可能な軟質素材によるベルト式履帯が付属しています ・ 履帯は、各履板が細身の構造となった「チャーチル戦車」用の「軽量型」履帯が再現されています ●サーチライトなどを再現する為のクリアーパーツが付属 ●携行缶の固定バンド、予備燃料タンクの固定バンド、マッドフラップの一部などを再現するエッチングパーツが付属しています 【 塗装とマーキング 】 ●「チャーチル 3インチ自走砲」のマーキングとして、イギリス軍仕様となる2種類の塗装例が説明書に記載されており、車台番号などを再現したデカールが付属しています ●2014年 一部新金型
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