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「第2次大戦 ティーガー 2 開発と構造 別冊 (ガリレオ出版 グランドパワー別冊
No.13502-03
)」です
●第2次世界大戦後期におけるドイツ軍の重戦車「ティーガー 2」を解説した写真資料集です
【 「ティーガー2 開発と構造」について 】 ●1941年5月、ドイツ軍は再軍備化から開発、生産されていた「1号戦車」~「4号戦車」を凌駕し、「88mm高射砲 Flak36」を車載化した主砲を搭載する重戦車「ティーガー 1」の開発を「ポルシェ」社と「ヘンシェル」社に指示、その約1ヶ月後には更なる攻撃力向上のために長砲身の「88mm高射砲 Flak41」を車載化した砲へと変更することが打診されました
●「ティーガー 1」に長砲身の「88mm高射砲 Flak41」を装備することは無理でしたが、このプランは消えることなく1942年2月には「ティーガー 1」に代わる新型戦車として「88mm高射砲 Flak41」を搭載する戦車の開発が正式に指示され、「ティーガー 2」が登場することになります
●この「ティーガー 2」は、戦前の戦車開発をベースとした「ティーガー 1」とは異なり、独ソ戦において避弾経始の高さが注目された「T-34」の影響を受けており、「ティーガー 1」の後継車両というよりも、対「T-34」として開発された「パンター」の重戦車型とも言うべきデザインとなりました
●「ティーガー 2」は、その正面装甲は最大で180mm厚という当時としては破格な防御力を誇り、「88mm高射砲 Flak41」を車載化した長砲身の「88mm戦車砲 KwK43」を搭載、その攻撃力と防御力の高さは連合軍戦車を寄せ付けない能力を示し、第2次世界大戦に量産された戦車としては最強の存在でした
●ただ、「ティーガー 2」の登場時期は1944年の中頃というドイツ軍劣勢の時期と重なり、絶対的な制空権を連合軍が掌握していたことから「ティーガー 2」の性能だけでは戦局を挽回することができず、その能力を誇示しながらも苦しい戦いに巻き込まれて行ったのです
●この「第2次大戦 ティーガー 2 開発と構造」では、「ティーガー 2」の開発の経緯と構造を詳しく解説、戦場写真集を交えて「ティーガー 2」を多角的に捉え、その真の姿に迫ります
●ドイツ軍戦闘車両の常となっている、生産次期による細かな仕様変更も分かり易い年表形式で紹介、大戦後期に登場したため、その仕様の変遷が分かり難い「ティーガー 2」を最新資料によって紐解きます
●ツィンメリットコーティングや「ティーガー 2」の塗装指示についても解説、戦場写真には迷彩パターンが分かるクリアーな写真も収められ、実車資料としてや模型製作時などにおいて非常に役立つ1冊となっています
●この別冊は、グランドパワー2005年9月号別冊「ケーニヒッスティーガー図面集(1)」と、同10月号別冊「ケーニヒッスティーガー図面集(2)」に収録していた記事を抜粋して再編集したものです
【 「第2次大戦 ティーガー 2 開発と構造」の内容目次 】 ●「ティーガー 2」の開発と構造 ・ 開発の経緯 ・ 「ポルシェ」社の開発 ・ 「ヘンシェル」社の開発 ・ 「ティーガー 2」の車体の構造 ・ 「ティーガー 2」の砲塔と主砲の構造 ・ 「ティーガー 2」改良計画 ・ 「ティーガー 2」指揮戦車 ・ ツィメリット・コーテイングと迷彩塗装 ・ 「ティーガー 2」の名称について ●「ティーガー 2」写真集
【 「第2次大戦 ティーガー 2 開発と構造」の内容について 】
■「ティーガー 2」の開発と構造 (28ページ) ●前半は、「ティーガー 2」の開発に至るまでの経緯と、「ポルシェ」社と「ヘンシェル」社の2社で競合開発された「ティーガー 2」の試作車のそれぞれの仕様と開発状況を解説します ●中盤は、「ティーガー 2」の構造を各部ごとに解説、基本構造から装備品の装着状況、そして「ポルシェ砲塔」と「ヘンシェル砲塔」の仕様の違いも細部に渡って説明、主砲の装甲貫通能力、搭載弾薬なども掲載されています ●構造の終わりには、「ティーガー 2」の仕様の変遷を年表形式で掲載、ドイツ戦車ならではの細かな変更箇所とその時期とが一目で分かるようになっています ●後半では、知られざる「ティーガー 2」の改良化計画を収録、エンジン、暖房装置、変速機、照準器及び砲安定装置、測距儀、主砲、対空機銃、赤外線暗視装置など、当時のドイツ技術を駆使した超兵器化の詳細を紹介します ●巻末には、指揮戦車に搭載された無線機のタイプ、ツィンメリットコーティングと塗装の変遷も収録されています
■「ティーガー 2」写真集 (66ページ) ●「ティーガー 2」の本格的な初陣となったノルマンディ戦からベルリン戦に至るまでの戦場写真集を掲載 ●ノルマンディ戦の「第503重戦車大隊」と「第316無線操縦戦車中隊」の車両、アルデンヌの戦いにおける「SS第501重戦車大隊」「第506重戦車大隊」、ハンガリーにおける「第503重戦車大隊」やその後のバラトン湖戦域における「ティーガー 2」、そしてベルリン戦に投入された「SS第503重戦車大隊」の車両など、大戦後期においての「ティーガー 2」の姿が収められています ●「ティーガー 2」の各タイプとして、初期の「ポルシェ砲塔型」から量産型となる「ヘンシェル砲塔型」、そして砲塔部の予備履帯ラックが3段となった最後期型まで収録 ●戦場写真は、ドイツ軍側から撮影されたものと連合軍側から撮影されたものとを取り混ぜて掲載、戦後での撮影やアバディーンに送られた頃の「SS第501重戦車大隊」の332号車の写真も収録されています
【 「第2次大戦 ティーガー 2 開発と構造」奥付 】 ●版型 : A4版 / ソフトカバー ●全96ページ / モノクロ写真154点収録 ●発行日 : 2014年3月1日 ●ISBNコード : 4910135020346
通販のご利用方法の詳しくは、コチラより「ご利用ガイド」
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