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「ソビエト JS-4 重戦車 プラモデル (トランペッター 1/35 AFVシリーズ No.05573 )」です●第2次世界大戦直後に登場したソ連軍の重戦車「JS-4」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●重戦車「JS-2」の発展型となる「JS-4」を再現、「JS-2」譲りのレイアウトに、重装甲を持つ砲塔と斜体、そして延長されたフェンダーを持つ、重厚で迫力あるフォルムを表現した内容となっています ●トランペッター社製「ソビエト オブイェークト 704 152mm重自走砲 」をベースに、「JS-4」を再現するため、車体上部と戦闘室部分を新規パーツへと変更、砲塔を追加したバリエーションキットとなります 【 「重戦車 JS-4」について 】●第2次世界大戦後期、ソ連軍は重戦車「JS-2」を開発、重装甲と強力な火力を持つ「JS-2」はソ連軍の反攻作戦の先鋒となって活躍、ソ連軍の勝利に貢献しました ●この「JS-2」は、ドイツ軍の中戦車「パンター」と同等程度の重量ながら、トランスミッションを後部へと配置したことと、前方機銃手を廃止したことで、重装甲を実現、装備する「122mm戦車砲 D-25T」は野砲からの転用により発射速度が遅いのが欠点でしたが、大口径弾の威力により強力な装甲を誇ったドイツ戦車を撃破することができました ●この「JS-2」の威力は、戦争中期において重戦車不要論まで噴出していたソ連軍内部の意見を払拭、続いて「JS-3」が開発されることとなります ●「JS-3」は、「JS-2」の流れを汲みながらも設計思想が異なる戦車であり、車内の容積を極端に削り、その分を装甲が極力強化され、低いシルエットと避弾経始を重視した形状、そして巨大な主砲は見る者に強力なインパクトを与えました ●しかし、「JS-3」は車内容積が極端に狭いことから主砲の発射速度が遅く、用兵側にとっては扱い難い戦車でした ●そこで、「JS-2」の基本コンセプトをそのまま引継ぎ、装甲を強化した重戦車の開発が開始、1947年に「JS-4」として制式化されました ●「JS-4」は、「JS-2」の重量が46tだったのに対して56tへと拡大、砲塔前面250mm、車体前面160mmと大幅に装甲が強化されました ●主砲は「JS-2」と同じ「122mm戦車砲 D-25T」でしたが、砲塔後部に弾薬庫を設けることにより発射速度が向上、車内容量も広がったことから、居住性と操作性も向上しています ●一方、ソ連軍では「JS-4」の開発の他に「JS-3」を発展させる形の重戦車開発も行われており、改良型である「JS-3M」に続いて「T-10」が登場します ●「JS-4」は、性能的に優れた重戦車でしたが、大重量による生産コストの高さと運用の難しさ(最高速度は43km/hと、重戦車として機動力は低くありませんでした)がネックで、「JS-3」シリーズが順調に量産されている関係から、「JS-4」の存在意義は薄れてしまい、結局「JS-4」は250両が生産されるに留まりました ・ 「JS-3」や「T-10」は他国に輸出されましたが、「JS-4」はソ連国内で使用されたのみとなります ●戦後開発された「JS-4」は、「JS-3M」や「T-10」に隠れてしまう存在となってしまいましたが、車内容積を重視するという従来のソ連軍戦車とは異なる設計思想により誕生した戦車として、ソ連戦車開発史に大きくその足跡を残しているのです 【 「ソビエト JS-4 重戦車」のキット内容について 】●このソ連軍の重戦車「JS-4」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●トランペッター社の1/35シリーズのフォーマットとして、車体や砲塔、エンジングリルなどの主要躯体は一体成型としながらも、ディテール表現のために車体各所のパーツを細分化したパーツ構成とエッチングパーツとで「JS-4」を再現、溶接跡、装甲板の切断面の荒れ、防盾や砲塔の滑らかな鋳造肌、エンジングリルのスリット、そして各種装備品類などによるメリハリの効いた車体ディテールを再現した内容となっています ●「JS-4」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています 【 砲 塔 】 ●砲塔は、「JS-4」としての砲塔後部が大きい独特の形状を再現、戦後に造られた車両として鋳造肌は滑らかな状態が表現されています ●「122mm戦車砲 D-25T」の砲身は、金属製砲身となっており、マズルブレーキはプラパーツです ・ マズルブレーキは左右分割のパーツで構成 ・ 防盾は一体成型のパーツで構成されています ・ 防盾は、完成後も上下に可動させることができます ●砲塔は上下分割のパーツで構成 ・ 上部のハッチは別パーツで、開閉状態を選択して組み立てることができます ・ ハッチの跳ね上げ用の棒状バネは別パーツ化されています ・ 車長ハッチの回転式ペリスコープ部分はハッチとは別パーツです ・ 各ペリスコープ及びガードが別パーツ化して再現されています ●砲塔上部のターレットと、装備される「12.7mm DShk 重機関銃」が付属しています ・ 機関銃は、機関銃本体、左右分割式の銃架、弾薬箱で構成されています 【 車体上部 】 ●車体上部は、「JS-4」の先鋭的で複雑なエンジングリル部を持つ車体レイアウトを再現、装甲板の切断面の荒れや溶接後などのディテールが表現され、そしてエンジングリルのフィンは捻りが付いた状態で開口処理されています ●車体上部は一体成型で、フェンダーは別パーツ化されています ・ 前後のマッドフラップ、側面のサイドスカートは別パーツにて再現されています ・ トラベリングロックは2種のタイプが付属、選択して使用します ・ 操縦席の天板部分は別パーツで、ペリスコープは個別にパーツ化されています ・ エンジングリルのメッシュを再現するエッチングパーツが付属しています ・ ドラム式発煙装置、予備燃料タンクは円筒状に成型されたパーツと、側面パーツとで構成、側面に付く把手もパーツ化されています ・ 側面の雑具箱は各各パネル面を貼り合わせる箱組式です ・ 前照灯及びライトガードも別パーツ化して再現されています ・ 排気管は一体成型のパーツで構成され、先端部は開口処理されています ●車体側面に装備される軟弱地脱出用の丸太が付属しています 【 車体下部 】 ●車体下部は、バスタブ型に一体成型のパーツで再現されています ・ サスペンションアームとその基部は別パーツにて再現、ダンパーも別パーツ化されています ・ 転輪、起動輪は前後にパーツ分割されており、ハブキャップは別パーツ化されています 【 履 帯 】 ●履帯は、1枚ずつが分割された接着連結式履帯が付属しています ・ 履帯は、「KV-4」専用となる幅が広いシングルピン式履帯を再現 ●エンジングリルのメッシュなどを再現するエッチングパーツが付属しています 【 「JS-4」の塗装とマーキング 】 ●「JS-4」のマーキングとして、ソ連軍仕様となる1種類の塗装例が説明書に記載されており、車体番号などを再現したデカールが付属しています ●「JS-4」の完成時のサイズ ・ 全長 : 285mm ・ 全幅 : 96mm ●パーツ数 : 530点以上 【 「ソビエト JS-4 重戦車」のパッケージ内容 】・ ソ連軍重戦車JS-4 ×1 ・ デカールシート ×1枚 ●2014年 一部新金型
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