日本海軍 給糧艦 間宮 & 米潜水艦 シーライオン (プラモデル)アオシマ 1/700 ウォーターラインシリーズ No.010389 スケール:1/700
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「日本海軍 給糧艦 間宮 & 米潜水艦 シーライオン プラモデル (アオシマ 1/700 ウォーターラインシリーズ No.010389 )」です●太平洋戦争時における日本海軍の給糧艦「間宮」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●余裕を持った食料貯蔵庫と整った調理設備を備え、前線に展開する兵士に新鮮な食料を提供し、将兵の士気の維持に大きく貢献した給糧艦「間宮」を再現、商船を設計ベースとした独特のシルエットを再現した内容となっています ●同スケールのアメリカ海軍の潜水艦「SS-315 シーライオン」と、「シーライオン」用のディテールアップ用エッチングパーツが付属しています ●アオシマ社製「日本海軍 給糧艦 間宮」をベースとして、最終時の状態を再現するために艦橋構造物の一部などを新規パーツへと変更、「SS-315 シーライオン」を追加したバリエーションキットです 【 「日本海軍 給糧艦 間宮 & 米潜水艦 シーライオン」のキット内容について 】●日本海軍の給糧艦「間宮」と、潜水艦「シーライオン」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●アオシマ社のウォーターラインシリーズのフォーマットに沿って給糧艦「間宮」を再現、ウォーターラインシリーズとして組みやすさを考慮しながらも、パーツの細分化を一歩進め艦のディテール再現に重きを置いた内容となっています ●本キットでは、シェルター甲板内部の基本構造をも再現しています ●給糧艦「間宮」は太平洋戦争の開戦後、逐次対空兵装を増強しており、本キットでは艦橋上部などに対空機銃を装備した最終時の状態を再現しています ●喫水線から上の部分を再現した洋上モデルです ●給糧艦「間宮」を撃沈したアメリカ海軍の潜水艦「SS-315 シーライオン」が付属しています ・ 「SS-315 シーライオン」は、喫水線から上の部分を再現した洋上モデルと、喫水線以下の部分も再現したフルハルモデルを選択して作製することができます 【 給糧艦 間宮 】 ●「間宮」は、「船体」「上甲板」「シェルター甲板」「艦橋などの上部構造物」「主砲などの艤装類」のをそれぞれブロック化して分割した構成となっています ●各ブロックをそれぞれ個別に組み立てて、上甲板、シェルター甲板と艤装類を船体ブロックへと取り付けて完成させます ●船体部は一体成型のパーツで再現、シェルター甲板の支柱部分も一体化して再現しています ・ 船体には、「舷窓」「ホースパイプ」「舷外電路」などのディテールをメリハリをつけた凹凸あるモールドで再現、鋼板の継ぎ目も凸状のモールドで再現しています ・ 喫水線部分はフラットな状態で成型、バラスト用の金属製のオモリも付属しています ●上甲板部は、艦首甲板、前部甲板、後部甲板、艦尾甲板の5パーツで構成 ・ 上甲板の「木甲板表現」のほか、「船倉ハッチ」「上部構造物の一部」「ボラード」「ボート架台」「マスト台座」「アンカーチェーン」などのディテールを繊細なモールドで再現しています ●シェルター甲板は一体成型のパーツで再現 ・ 甲板表面の「木甲板表現」の他、「ボート架台」「船倉ハッチ」などのディテールを凹凸あるモールドで再現しています ・ シェルター甲板内部の基本構造を再現、内部の各室、通路などを一体化した別パーツで再現しています 給糧艦「間宮」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成しています ●艦橋 ・ 艦橋は各パネルを箱組み状に貼り合せて作製します ・ 羅針艦橋窓枠はクリアパーツで再現、窓枠部分を凸状のモールドで再現し立体感を演出しています ・ 艦橋の前面の各デッキの開口部は開口した状態となっています ・ 艦橋下部の「扉」「窓」などはモールドで再現しています ・ 艦橋に装備する、「25mm連装機銃」(×2)、「測距儀」(×1)、「探照灯」(×1)などを別パーツ化して再現 ●煙突 ・ 煙突は左右に分割したパーツで構成、煙突トップは別パーツ化して再現しています ・ 各「管」は別パーツ化して再現 ●マスト ・ 前後のマストは、トップ部分を含めて一体成型のパーツで再現しています ●デリックポスト ・ デリックポストは一体成型のパーツで再現 ●主砲 「14cm 単装砲」 ×2 ・ 「14cm 単装砲」は、シールド部分と砲身との2パーツで構成 ・ 砲身基部には「防水布」をモールドで再現しています ・ 主砲の「ブルワーク」は別パーツ化して再現しています ●高角砲 「8m 単装高角砲」 ×2 ・ 高角砲はシールドと砲身との2パーツで再現しています ●対空機銃 「25mm連装機銃」 ×4 ・ 機銃は一体成型のパーツで再現 ●内火艇、カッター及びボートダビッド ・ 9m内火艇 ×1 ・ 12m糧食配給艇 ×3 ・ 12m真水配給艇 ×1 ・ 7m内火艇 ×1 ・ 9mカッター ×2 ・ 標的船 ×1 ・ 8m通船 ×1 ・ 5m通船 ×1 ●その他の艤装を再現したパーツとして ・ 通気筒 ・ 油庫 ・ 電池室 ・ 方位測定器 ・ 方位測定室 ・ ウインチ ・ 大型デリック ・ 錨 ・ 艦首、艦尾旗竿 などを個別に別パーツ化して再現しています 【 SS-315 シーライオン 】 ●アメリカ海軍の潜水艦「SS-315 シーライオン」が付属しています ・ 喫水線から上の部分を再現した洋上モデルと、喫水線から下の部分も再現したフルハルモデルとを選択して作製することができます ●「SS-315 シーライオン」の船体は、左右に分割したパーツ構成 ・ 船体部には、「上部排水口」「錨」「フェアリーダー」などをモールドで再現 ・ 洋上モデル用の平らな船底パーツとフルハルモデル用の船底パーツとをセット、作製したい状態に合わせて選択して使用します ・ フルハルモデル用の「スクリュー」「推進軸」「舵」「昇降舵」を別パーツ化 ●上甲板は、一体成型のパーツで再現 ・ 上甲板には、木甲板表現の他、「ハッチ」「主砲基部」などをモールドで再現しています 「SS-315 シーライオン」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成しています ●艦橋 ・ 艦橋は左右に分割したパーツで構成、艦橋甲板は別パーツとなっています ・ 「潜望鏡」は3連状に一体成型化したパーツで再現しています ・ 艦橋に装備する「20mm単装機銃」(×2)などを別パーツ化 ●主砲 「12.7cm単装砲」 ×1 ・ 主砲は砲架も含めた一体成型のパーツで再現 ●対空機銃 「20mm単装機銃」 ×2(艦橋部分に装備) ・ 機銃は一体成型のパーツで再現 ●その他の艤装を再現したパーツとして ・ 艦尾旗竿 ・ プロペラガード ・ 艦首潜舵(展開した状態と畳んだ状態とを選択して作製可能) などをセットしています 【 付属しているエッチングパーツ 】 ●「SS-315 シーライオン」用のエッチングパーツが付属しています ●エッチングパーツで再現している主なディテールアップポイントは ・ 船体、艦橋の手摺り (脚なしタイプ、一部弛み表現付き) ・ プロペラガード ・ ラッタル ・ 潜舵 ・ スクリュー ・ ネームプレート など、となっています ●静岡模型教材協同組合「大型艦兵装セット」のランナー2枚をセット、内火艇やカッターは同ランナーのパーツを使用します ●艦尾旗竿に掲げられる軍艦旗(直線タイプと、なびいているタイプの2種)を再現したシールが付属しています 【 「日本海軍 給糧艦 間宮 & 米潜水艦 シーライオン」のパッケージ内容 】・ 給糧艦 間宮 ×1 ・ 潜水艦 SS-315 シーライオン ×1 ・ エッチングシート(「SS-315 シーライオン」用) ×1 ・ 静岡模型教材協同組合 「大型艦兵装セット」のランナー ×2 ・ デカールシート ×1 ・ デカールシート (静岡模型教材協同組合「大型艦兵装セット」に付属しているもの) ×2 ・ シールシート ×1 ・ 金属製バラスト ×1 ・ 組立て説明書 ×2 (間宮・シーライオン) ●2015年 一部新金型 【 「給糧艦 間宮」について 】●第1次世界大戦後、日本海軍は日本近海に限定していた作戦行動域を、太平洋上の外洋にまで活動範囲を広げることを前提として新たな艦隊の整備に着手しました ●これが有名な「88艦隊計画」で、8は隻の戦艦と8隻の巡洋戦艦を計画の中心に据えていましたが、これらの艦艇を支える様々な補助艦艇も建造する計画となっていました ●この計画には給油艦「能登呂型」8隻の建造が含まれており、軍縮条約締結後は主力艦艇の建造は中止される一方、このような制限外の補助艦艇はそのまま建造が行われました ●艦隊による外洋での作戦行動は、燃料だけを消費するのではなく、乗艦する大勢の兵士に大量の食料を供給する必要があることを意味しており、個々の艦に積載する食料だけでは賄いきれないものと判断、「能登呂型」1隻の建造をキャンセルして、その予算で給糧艦「間宮」を建造することを決定します ●給糧艦「間宮」は、貨客船をベースに設計が行われ、基準排水量15,000tにもなる大型の給糧艦として1924年に竣工しました ●給糧艦「間宮」には、広大な広さを持つ冷凍庫と冷蔵庫が装備され、18000人(大規模な艦隊約2個分)が3週間生活できるだけの食料を積載することができました ●また、食料を積むだけではなく、食料を製造する機能も持っており、食肉加工や冷凍設備を活かしたアイスクリーム製造なども行われ、戦場における巨大な台所としての役割を持っていました ●このため、食料は日本国内のみから積載するのではなく、現地調達の食材でも調理、保存することができ、この能力は外洋での艦隊行動に大きく貢献するものでした ●太平洋戦争が開戦すると、給糧艦「間宮」は日本軍の勢力拡大に伴って南方へと進出、ただし貨客船が設計ベースとなっていることから速度が遅く、艦隊に随伴して行動することはなく、護衛としての駆逐艦を従えて単独で行動しました ●給糧艦「間宮」は戦争中にその能力を大いに発揮して将兵を鼓舞、「間宮」が入港すると現地の海軍将兵の士気は一気に高まったと言われています ●そのため、給糧艦「間宮」を喪失することは海軍全体の士気に影響を及ぼすことから、その護衛は厳重に行われ、低速な艦ながらも戦争後期まで生き延び続けることができました ●しかし、1944年12月、フィリピンのマニラに向けて食料輸送中にアメリカ潜水艦の攻撃を受けて被雷、日本海軍将兵から羨望の眼差しで見られていた給糧艦「間宮」はその姿を波間に消したのでした 【 「潜水艦 SS-315 シーライオン」について 】●潜水艦「SS-315 シーライオン」は潜水艦「バラオ級」の1艦として1944年3月に竣工しました ●竣工後、「SS-315 シーライオン」は調整を経た後に1944年5月に真珠湾に到着、習熟訓練を行います ●1944年6月、「SS-315 シーライオン」は日本近海へと進出、九州及び朝鮮半島方面に展開して商船を撃沈する戦果を挙げます ●その後も1000tクラス~2000tクラスの商船を撃沈する戦果を挙げ、日本海軍による対潜攻撃を避けながらミッドウェー島に帰還しました ●1944年8月、「SS-315 シーライオン」はフィリピン方面へと展開、日本海軍の敷設艦「白鷹」を撃沈する戦果を挙げた他、日本の輸送船団へと襲い掛かり大型の商船2隻などを撃沈します ●1944年10月、「SS-315 シーライオン」は台湾方面に進出、戦艦「金剛」、駆逐艦「浦風」を撃沈します ●さらに、1944年12月、「SS-315 シーライオン」は南シナ海において哨戒中に日本海軍の給糧艦「間宮」を撃沈する戦果を挙げます ●その後、「SS-315 シーライオン」は日本近海において航空機の搭乗員の救出活動などを行い、本国にてオーバーホール中に終戦を迎えています ●「SS-315 シーライオン」は1978年に標的艦として海没処分が行われ、その生涯を閉じています
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