アメリカ 自走カノン砲 M107 ベトナム戦争 (プラモデル)タミヤ タミヤ イタレリ シリーズ No.37021 スケール:1/35
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「アメリカ 自走カノン砲 M107 ベトナム戦争 プラモデル (タミヤ タミヤ イタレリ シリーズ No.37021 )」です●ベトナム戦争時におけるアメリカ軍の自走カノン砲「M107」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●長射程を活かして火力支援に活躍した自走カノン砲「M107」を再現、車体に不釣合いな程の長砲身砲を搭載した、迫力あるフォルムを再現した内容となっています 【 「アメリカ 自走カノン砲 M107 ベトナム戦争」のキット概要 】●イタレリ社製のキットの各部をリニューアル、車体各部のディテールを変更し、履帯素材も変更しています ●砲の構造が露出したメカニカルさ溢れる自走カノン砲ながら、モールド表現を主体とした造形によりパーツ数を抑えています ●「175mm カノン砲」の砲身は、完成後も上下及び左右に可動させることが可能 ●履帯は、「M107」「M110」共用のシングルピン式履帯を再現、接着及び塗装が可能な素材によるベルト式履帯 ●タミヤ製のフィギュア及びアクセサリーパーツ、デカールをセット ●マーキング指示はベトナム戦争時のアメリカ砲兵部隊所属車両を2種、車体番号ほか国籍マークなどを再現したデカールが付属 【 「M107 自走カノン砲」について 】●第2次世界大戦時、アメリカ軍は主力自走榴弾砲として「M7 プリースト」を運する一方で、破壊力が大きな自走カノン砲「M12」も運用、これは大戦末期になると、さらに長射程からの射撃を可能にした自走カノン砲「M40」へと発展しました ●大戦後も、アメリカ軍はこの「自走榴弾砲」と「自走カノン砲」という2種の自走砲の装備体系を維持しており、自走榴弾砲としては「M109」に集約化するものの、自走カノン砲は独自の発展を続け、1956年から開発が始まったのが「M107」です ●「自走カノン砲」は、敵砲兵からの最大射程外から砲兵支援を行い、アメリカ軍は世界で最も強力な空軍力を持つことから、全く防御力を考慮しない設計とすることができました ●また、空輸能力を持たせるために、車体は「M113」の足周りを流用、余計な部分を全て削ぎ取り、その姿は自走砲というよりも、自走する砲架という存在に近い車両となりました ●ただし、車体後方には、大口径砲による衝撃を吸収するために大型の駐鋤を備えており、その砲の威力と長射程を印象づける象徴にもなっています ●「M107」は、「64.5口径 175mmカノン砲 M113」を搭載する自走カノン砲として1961年に制式化されました ・ 「M107」と同じ車体を使用した自走榴弾砲「M110」も同時期に登場しており、当初は「25口径 203mm榴弾砲 M2A2」を装備していましたが、この砲は射程が短いことから、後の改良型でより長い射程の砲へと換装が行われています ●「M107」は最大射程32kmという能力を持ち、長い射程を買われて西側諸国で広く採用、最強クラスの自走砲として配備と運用が行われました ●1965年になると、アメリカ軍はベトナム戦争への本格的な介入を開始、砲兵支援能力を重視するアメリカ軍にとって「M107」は欠かせない存在となりました ●特に、1968年の「ケサンの戦い」においては、後方基地に布陣していた「M107」は北ベトナム軍に対して強力な砲兵射撃を展開、空軍力と合わせて、「ケサン基地」を第2の「ディエンビエンフー」となることを防ぐ活躍を果たしています ●その後アメリカ軍は、火砲の装備体系を「155mm砲」と「203mm砲」という2種に統合化することを決定、これをを受けて「M107」は退役となり、その多くは203mm砲を搭載した「M110」の車体に流用されました ●「M107」は、長射程を目指した自走カノン砲としての一つの頂点に立った車両であり、基本コンセプトは「M110」の改良型へと受け継がれて行ったのです 【 「アメリカ 自走カノン砲 M107 ベトナム戦争」のキット内容について 】●このアメリカ軍の自走カノン砲「M107」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●車両パーツはイタレリ社によるもので、自走砲ならではの複雑で細かな構造を、パーツ数を抑えてモールドを主体とした造型で再現した内容となっています ・ 車両本体もイタレリ社製「M107 自走榴弾砲 」のリニューアル版で、ジェリカンラックや主砲油圧パイプの接続基部、ボルト類など細部をディテールアップ、履帯の材質変更、パーツ同士の勘合の改善など、改良を加えています ●タミヤ版として、タミヤ社製のフィギュア3体とアクセサリーパーツ、タミヤ社製のデカールが付属しています ●「M107」は、「砲」「車体」「駐鋤」の3ブロックで構成しています 【 砲 】 ●独特の長いテーパーが付き、砲口部分は逆テーパーとなる「M107」の長大な砲身を再現、メカニカルさを露出した砲架はパーツ数を抑えて、モールド表現を主体に再現しています ●「64.5口径 175mm カノン砲 M113」の砲身は、左右に分割したパーツで再現 ・ 「砲尾」は前後に分割したパーツで構成 ・ 「閉鎖器」は別パーツ化、完成後も開閉可動させることができます ・ 「揺架」は左右に分割したパーツで再現、前後のパネルは別パーツとなっています ・ 砲身は、完成後も上下に可動させることができます ●砲架は、左右のブロックに分割しており、砲身を挟んで台座へと取り付けます ・ 各ブロックは左右に分割したパーツで再現 ・ 「照準器」「砲手席」などを別パーツ化 ・ 「砲弾装填用トレイ」は2パーツで再現 ・ 「平衡器」はシリンダー状に分割しており、砲の動きに合わせ可動させることができます ・ 砲架は、完成後も左右に旋回可動させることができます 【 車 体 】 ●側面に円形のグリルを設けた「M107」の車体レイアウトを再現、グリルは細かなメッシュを再現しており、車体上部の各グリルもカッチリとした造形で再現しています ●車体は、バスタブ状に一体成型となった車体下部に、車体上部の各パネルは貼り合わせて作製します ・ 車体側面の円形グリルは「メッシュ」を貼った状態で成型、メッシュの間はヌケた状態で開口しています ・ 「操縦手ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択することができます ・ 「前照灯ユニット」は一体成型のパーツで再現、「ライトガード」は前面と左右のステーの3パーツで構成しています ・ 「ジェリカンラック」「消化器」「牽引フック」「牽引装置」などを別パーツ化 ・ 「後部座席」の背もたれ部は車体パーツに一体成型化、腰掛け部と左右のチェーンは別パーツとなっています ・ 車載工具類は個別にパーツ化、それぞれ固定具をパーツとともに一体成型した状態となります ●駆動装置は、「M113」から流用した簡素な構造を再現 ・ 「サスペンションアーム」は、車体とは別パーツとなっています ・ 「起動輪」「転輪」は前後に分割したパーツで再現、ハブキャップは別パーツ化しています 【 駐 鋤 】 ●駐鋤は、「ブレード」に各フレームを取り付けて作製します ・ フレームは3パーツで構成 ・ 「油圧ダンパー」は、シリンダー状に分割しており、駐鋤の動きに合わせ可動させることができます ・ 駐鋤は、完成後も上下に可動させることができます 【 履 帯 】 ●履帯は、接地部分にパッドが付いた「M107」「M110」用のシングルピン履帯を再現しています ・ 履帯は、接着及び塗装が可能な軟質素材によるベルト式履帯となっています 【 フィギュア 】 ●アメリカ軍兵士のフィギュア3体が付属しています ・ フィギュアは、タミヤ社製「アメリカ 将校野戦会議セット」と同一ランナーとなりますので、詳細は個別ページを参照して下さい ・ 「アメリカ 将校野戦会議セット」にセットされている、「机」や「椅子」などのアクセサリーパーツも付属しています 【 アクセサリーパーツ 】 ●アクセサリーパーツとして、タミヤ社製「アメリカ M151A2 グレナダ侵攻作戦」の「Yランナー」が付属しています ●「Yランナー」内容は ・ M60 軽機関銃 ×2 ・ M60A1 アサルトライフル ×1 ・ M60用 弾薬箱 ×2 ・ M2重機関銃用 弾薬箱 ×2 ・ 簡易ベッド (折り畳んだ状態) ×3 ・ バックパック (2個並んだ状態) ×1 ・ M2ヘルメット ×3 ・ PASGTヘルメット (フリッツタイプヘルメット) ×3 など、となっています 【 「M107 自走カノン砲」の塗装とマーキング 】 ●「M107」のマーキングとして、アメリカ軍仕様となる2種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 第32砲兵連隊 第2大隊 (ベトナム / 1969年) ・ 第15砲兵連隊 第7大隊 (ベトナム / 1969年) ●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、部隊表示、車体番号などを再現したデカールが付属しています ●完成後の全長 : 375mm 【 「アメリカ 自走カノン砲 M107 ベトナム戦争」のパッケージ内容 】・ M107 自走カノン砲 ×1 ・ アメリカ軍兵士フィギュア ×3 ・ アクセサリーパーツ 一式 ・ デカールシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1 ●スポット生産品 (車体パーツはイタレリ社製)
通販のご利用方法の詳しくは、コチラより「ご利用ガイド」 関連商品
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