ドイツ ポケット戦艦 アドミラル シェーア (プラモデル)フジミ 1/700 シーウェイモデル No.034 スケール:1/700
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「ドイツ ポケット戦艦 アドミラル シェーア プラモデル (フジミ 1/700 シーウェイモデル No.034 )」です●「ドイツ ポケット戦艦 アドミラル シェーア」です ●第2次世界大戦時におけるドイツ海軍の装甲艦「ドイッチュラント級」の2番艦「アドミラル シェーア」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット ●ベルサイユ条約下に建造され、水上艦艇として通商破壊で最も戦果を挙げた装甲艦「アドミラル シェーア」を再現、重巡洋艦並みの小型の船体に「28cm砲」を装備し、塔型の艦橋構造物を持つ特徴的なシルエットを再現した内容となっています 【 「ドイツ ポケット戦艦 アドミラル シェーア」のキット内容について 】●ドイツ海軍の装甲艦「アドミラル シェーア」を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●フジミ社のシーウェイシリーズのフォーマット(旧ウォーターラインシリーズの外国艦シリーズのフォーマット)にのっとり装甲艦「アドミラル シェーア」を再現、実艦の特徴とポイントを捉えながら、パーツ数を抑え、組みやすさが考慮された内容となっています ・ フジミ社のウォーターラインシリーズの外国艦シリーズのキットは、抜群の出来となるタミヤ社製キットを除けば、他社の外国艦のキットよりも高い評価を得ていました ●艦体喫水線から上の部分が再現された洋上モデルです ●装甲艦「アドミラル シェーア」は、「艦橋を含めた上部構造物」「主砲などの艤装類」「船体」の3ブロックで構成されています ●各ブロックをそれぞれ個別に組み立てて、上部構造物と艤装類を船体ブロックへと取り付けて完成させます ●船体は、上甲板の中央部を含めて一体成型のパーツで再現 ・ 舷側部には、バルジが一体成型され、舷窓、ホースパイプなどがモールドで再現されています ・ 洋上モデル用として欠かせない下部がフラットな形状となった船底パーツが付属しています(バラストは付属していません) ●上甲板は、船体前部、船体に一体成型された中央部、船尾部の3つに分割されています ・ 船体前部の上甲板は、前部主砲塔のラインから前、船尾部の上甲板は魚雷発射管のラインから後ろとなります ・ 甲板上には、繊細な凸モールドで木甲板表現が施され、ボラード、アンカーチェーン導板、アンカーチェーン、副錨のアンカーチェーン、昇降口などの細かなディテールが凹凸あるモールドで再現されています 装甲艦「アドミラル シェーア」の上部構造物と艤装類は下記のようなパーツで構成されています ●艦橋 ・ 艦橋は前後に分割したパーツ構成で、これにトップ、各スポンソンを取り付けます ・ 艦橋窓は、窓の部分が一段凹んだ状態で再現されています ・ 艦橋には、手摺り兼足掛けが繊細な凸モールドで再現 ・ 艦橋の各スポンソンのフロアには木甲板表現が繊細な凸ラインで再現されています ・ 艦橋に装備される、主砲用測距儀(×1)、探照灯(×1)、レーダー(×1)などが別パーツ化されています ●マスト ・ 艦橋と後部艦橋に装備されるマストは一体成型のパーツで再現 ● 煙突 ・ 煙突は上下に分割した2ブロックで構成され、各ブロックは左右に分割したパーツで構成されています ・ 上下2つに分割されたブロックは、探照灯のフラットを挟んで接着します ・ 煙突のトップは別パーツ化 ・ 煙突部には、手摺り兼足掛けと各管が繊細な凸モールドで再現されています ・ フラットは1パーツで再現 ・ 煙突部に装備される、探照灯(×4)、測距儀(×2)が別パーツ化 ・ 煙突のマストは、4つに分割したパーツ構成で、複雑な形状を再現 ●中央構造物 ・ 中央構造物は、左右に分割した下部と、上部の甲板パーツで構成されています ・ 構造物側面の舷窓、梯子などがモールドで再現されています ・ 中央構造物に装備される、連装高角砲(×2)、37mm連装機銃(×2)、測距儀(×4)などが別パーツ化 ●後部構造物 ・ 後部構造物は、一体成型のパーツで再現されています ・ 後部艦橋は、艦橋本体と上部の甲板の2層で構成 ・ 後部艦橋の窓は、窓の部分が一段凹んだ状態で再現されています ・ 後部艦橋に装備される、連装高角砲(×1)、37mm連装機銃(×2)などが別パーツ化 ●カタパルト ・ カタパルトは一体成型のパーツで構成され、上部のレーン形状が再現されています ●クレーン ・ クレーンは、基部とアーム部の2パーツで構成 ・ アーム部はフレーム状に開口処理されています ●主砲塔部 「52口径 28.3cm 3連装砲」 ×2 ・ 砲塔は一体成型のパーツで再現され、これに砲身パーツを取り付けます ・ 砲身は、3連装状に一体成型したパーツで再現 ・ 砲塔表面には、梯子が繊細な凸モールドで再現 ・ 測距儀は別パーツとなっています ・ 主砲塔は旋回させることすることができます ●副砲 「55口径 15cm単装砲」 ×8 ・ 副砲は、砲身も含めた一体成型のパーツで再現 ●高角砲 「65口径 10.5cm連装高角砲」 ×3 ・ 高角砲は連装状に一体成型した砲身と、砲架とで構成されています ●対空機銃 「37mm連装機銃」 ×4 ・ 機銃は一体成型のパーツで再現されています ●魚雷発射管 「533mm 4連装魚雷発射管」 ×2 ・ 魚雷発射管は、4連装状に一体成型した発射管本体とシールドの2パーツで構成 ●艦載機 「アラド Ar196」 ×1 ・ 「アラド Ar196」は、胴体、フロートに分割したパーツ構成です ●艦載艇及びボートダビット ・ 内火艇 ×5 ・ カッター ×2 ●その他の艤装を再現したパーツとして ・ 艦首、艦尾旗竿 ・ 主錨、副錨 ・ 通気筒 ・ ケーブルホルダー などがセットされています ●旗竿に掲げられるドイツ海軍旗(ハーケンクロイツのマーキングは無し)を再現したシールが付属しています 【 「ドイツ ポケット戦艦 アドミラル シェーア」のパッケージ内容 】・ ドイツ海軍 装甲艦 アドミラル・シェーア ×1 ・ 水上機 アラド Ar196 ×1 ・ シールシート ×1 【 「装甲艦 ドイッチュラント級」について 】●第1次世界大戦での敗戦によって世界有数の海軍力を誇ったドイツ海軍は大幅に戦力を削減され、大型艦の中心は前ド級戦艦のみとなり、事実上の戦力は沿岸防御程度となってしまいました ●ただし、このような戦力の削減を取り決めたベルサイユ条約には、保有する艦艇の艦齢が古くなった場合にはその代わりとしての新造艦の建造が認められており、退役艦の代替艦として1929年から建造が始まったのが装甲艦「ドイッチュラント級」です ●この「ドイッチュラント級」では、厳しい軍備制限の枠一杯にその装備を搭載し、ドイツの建造技術を結集して制限排水量10,000tという枠の中に収める努力が行われました ●また、主力艦のほとんどを削減されたドイツ海軍にとって、もはや艦隊戦を行って敵艦を撃滅するということは不可能であり、海軍の目的は少ない戦力を活かして通商破壊するしか術がなく、この目的に沿って建造が進められます ●この結果、「ドイッチュラント級」は排水量12,000t(制限のため、対外的には10,000tと公表)という重巡洋艦クラスの船体に戦艦級の装備となる「28cm 3連装砲塔」を2基装備、機関には燃費性能の良いディーゼルエンジンを搭載し、通商破壊に充分な航続距離を持っていました ●この「ドイッチュラント級」の出現は戦勝国に大きな衝撃を与え、砲火力では重巡洋艦よりも強力で、その速度は戦艦よりも速く、通商破壊戦となるとその捕捉と撃破は極めて困難と思われたのです ●「ドイッチュラント級」は、「ドイッチュラント」「アドミラル シェーア」「アドミラル グラーフ シュペー」の3隻が建造され、この3隻は新生ドイツ海軍の象徴的な存在となりました 【 「装甲艦 アドミラル シェーア」について 】●装甲艦「アドミラル シェーア」は、「ドイッチュラント級」の2番艦として1934年に竣工しました ●第2次世界大戦の開戦時、「ドイッチュラント級」の他の2艦が大西洋上で通商破壊戦を展開していたのに対して、「アドミラル シェーア」はオーバーホールを実施中であり、さらに1940年初期には改装が行われ、ノルウェー侵攻作戦には参加しませんでした ●1940年10月、「アドミラル シェーア」は出航し、イギリス軍に発見されることなく大西洋に達しました ・ 同年11月、「アドミラル シェーア」は37隻から成る輸送船団を発見、護衛艦艇を一蹴し、6隻の商船を撃沈するという戦果を挙げます ・ その後、「アドミラル シェーア」は追尾を行うイギリス海軍の艦艇を避けるように大西洋を南下し、その途上で3隻の商船を撃沈、拿捕しました ・ 味方の輸送船や仮装巡洋艦から洋上において補給を受けた「アドミラル シェーア」はその活動の地をインド洋に移して通商破壊戦を展開、1941年4月ドイツに帰還するまでに16隻の商船を撃沈、拿捕する戦果を挙げたのでした ●1941年9月、「アドミラル シェーア」はバルト海に展開して、ソ連に向かう船団の捕捉と撃滅を狙います ●しかし、イギリス海軍は十分な護衛艦艇を随伴させていたため、戦力の温存を図るドイツ海軍は積極的な交戦を行うことができませんでした ●この結果にヒトラーが激怒し、大型艦艇は以後目立った活動が禁止され、「アドミラル シェーア」の活躍の機会は奪われてしまいます ●それでも、敗色濃い1945年1月、「アドミラル シェーア」は風雲急を告げる東部戦線の地上部隊支援のために艦砲射撃を実施、戦艦並みの火力は大いに威力を発揮し、約1ヶ月間以上も砲撃支援を行いました ●1945年4月、キール軍港に入港していた「アドミラル シェーア」をイギリス空軍機が空襲、爆撃を受けた「アドミラル シェーア」は被弾して転覆し、その状態で終戦を迎えています
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