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「日本海軍航空母艦 鳳翔 (ほうしょう) プラモデル (フジミ 1/700 シーウェイモデル No.035 )」です●「日本海軍航空母艦 鳳翔 (ほうしょう)」です●帝国海軍の最初の航空母艦である「鳳翔」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット、竣工当時の姿(1922年から1924年)が表現されています ●日本空母の基礎を作った「鳳翔」を再現、円筒状の島型艦橋、そして起倒式煙突を持った竣工時の独特なシルエットが表現された内容となっています 【 航空母艦「鳳翔」について 】●第1次世界大戦における航空機の役割りは、当初は偵察などの限定的なものでしたが、戦争も後期となると攻撃的な任務を行なうことができるようになって行きます ●海上戦闘においても、索敵や弾着確認などの補助的役割だけではなく、一部には魚雷や爆弾などによる攻撃が行なわれましたが、当時の航空機の能力は低く、目立った戦果はありませんでした ●帝国海軍は、日露戦争以降、世界有数の海軍戦力を保有していましたが、日本の国力では列強と対等の戦力を持つことは不可能で、航空機が戦力の補助となる可能性に注目していました ●このため、第1次世界大戦では水上機母艦「若宮」がドイツ領の青島での航空作戦に参加、「若宮」自身は触雷により戦列を離れるものの、残置された水上機は一定の戦果を挙げます ●また、逆にドイツ側の1機の航空機は、その航空偵察による砲撃で日本軍を苦しめ、航空機の潜在能力を認識させることとなりました ●その後、帝国海軍は、フロート式の水上機を搭載する水上機母艦ではなく、フロート無しの艦上機専門の航空母艦「鳳翔」の建造を決定し、1919年に起工、1922年に竣工させました ●これは航空母艦として専用に設計されたものとしては、世界で初めて完成した艦となり(起工はイギリスの「ハーミーズ」の方が早い)、実験的意味合いの強い艦で、排水量7,470tと小振りでした ●竣工当時の「鳳翔」は、航空母艦の設計と運用がまだ試験段階であり、右舷に小型の島型艦橋を設け、その前部に航空機搭載用の大型クレーンを装備、艦橋後方に存在した3つの煙突は起倒式という方法が採られました ●主砲として、14cm単装砲を4門搭載、水上戦闘も考慮されたものとなっています ●しかし、航空機の発達は目覚しいものがあり、機体は序々に大型化、離着艦速度は速くなり、小型の「鳳翔」は、その艦橋とクレーンが航空機の離発艦に支障が出るようになります ●そこで、1924年にはクレーンを撤去、艦橋は航空甲板下に移す平甲板式へと改造が行われています ●「鳳翔」は、航空機の運用方法の研究に大いに寄与、後の航空母艦の設計と空母機動部隊の運用方法に多大なデータを残しました ●その後、航空機の運用の関係から飛行甲板の改修が度々行われ、これも後の帝国海軍の航空母艦の設計や装備に影響を与えています ●太平洋戦争開戦時、「鳳翔」は内地において主に航空隊の訓練に使用され、実戦としては1942年3月に敵機動部隊出現の一報を受けて出撃した程度でした(接敵できず) ●1942年6月、連合艦隊の総力を挙げたミッドウェー海戦が行われ、「鳳翔」は戦艦を中心とした主力艦隊の航空支援艦として参加、これが「鳳翔」の唯一の海戦参加となります ●この海戦以降、「鳳翔」は訓練艦として航空機部隊の練成に従事し、終戦時も無傷で残存、戦後は復員船として運用されました ●その役目を終えた「鳳翔」は、1946年に解体、帝国海軍の航空部隊の礎となった同艦は、その生涯を終えたのでした 【 「日本海軍航空母艦 鳳翔 (ほうしょう)」のキット内容について 】●この航空母艦「鳳翔」を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●「鳳翔」の最も特徴的な竣工当時の姿をキット化、複雑な構造の船体が一体成型さえれたパーツで再現されています ●艦体喫水線までが再現されたウォーターラインモデルです ●「鳳翔」の船体部は上下分割式で、これに船首、船尾甲板、飛行甲板などを取り付ける構成となっています ●船体部には、後部格納庫側面、上甲板中央部、前部格納庫が一体成型されています ・ 船体部には、上部甲板の木甲板がモールド表現されています ・ 前部格納庫の前端部には、羅針艦橋が別パーツにて再現 ・ 船体側面の舷窓を彫刻するための図面が付属 ・ ウォーターラインモデルに欠かせない船体下を塞ぐ平らな船底パーツが付属、オモリとなるバラストも付属しています ●上甲板は、船首部分と船尾部分に分割されています ・ 甲板上には、木甲板表現が彫刻され、アンカーチェーン、アンカーチェーン導板、ケーブルホルダーが再現 ●飛行甲板の前部の支柱は各ブロックごとにパーツ化され、中央部分に木甲板が彫刻で表現されています ・ 飛行甲板上には、着艦制動装置をモールドで再現 ・ エレベーターは別パーツとなっています 「鳳翔」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成されています ●艦橋 ・ 艦橋は左右分割式で、天板のキャンバス部分は別パーツです ・ 艦橋後部の三脚楼型マストは3分割式、トップの単楼とヤード部分が別パーツです ・ 見張り台、探照灯台が別パーツにて再現、探照灯(×2)が付属しています ● 煙突 ・ 煙突は本体部分と先端部との2分割式 ・ 煙突パーツを挟み込む状態の基部パーツが用意され、煙突は起倒が可動式です ・ 煙突周囲の細かなディテールは細分化されたパーツで再現 ●主砲塔「50口径 3年式 14cm単装砲」 ×4 ・ 砲塔は一体成型となっています ●高角砲 ・ 40口径 3年式 8cm高角砲 ×2 ●艦載機 ・ 艦載機は、主翼が一体成型された本体と副翼との2分割式です ●艦載機内容 ・ 10年式艦上戦闘機 ×6 ●内火艇、カッターなど ・ 大型カッター ×1 ・ 中型カッター ×5 ・ 小型カッター ×4 ●その他の艤装を再現したパーツとして ・ 艦尾旗竿 ・ 錨 ・ 菊花紋章 ・ クレーン ・ 無線檣 などがセットされています ●艦尾の軍艦旗(直線タイプと、なびいているタイプの2種類)、艦載機の日の丸マークを再現したデカールが付属しています
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