ソビエト軽戦車 BT-7 (プラモデル)ズベズダ 1/35 ミリタリー No.3545 スケール:1/35
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「ソビエト軽戦車 BT-7 プラモデル (ズベズダ 1/35 ミリタリー No.3545 )」です●第2次世界大戦初期におけるソ連軍の軽戦車「BT-7」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●「BT-7」に「BT-5」と同型の砲塔を搭載した「BT-7 1935年型」を再現しています ●1930年代後半から第2次世界大戦初期においてソ連軍の戦車戦力の中核となった軽戦車「BT-7」を再現、クリスティーサスペンションと大型の転輪を装備し、馬蹄形の砲塔を備えた独特の姿を再現した内容となっています 【 「BT-7」について 】●1930年代前半、アメリカ人の戦車開発者「クリスティー」は将来の新型戦車として「M1928」を開発、アメリカ陸軍への売り込みをします ●この「M1928」は、大型のコイルスプリングサスペンションを活用して良好な機動性を発揮、履帯を外せば車輌での走行が可能で、機動力では当時の戦車を凌駕していました ●しかし、世界恐慌下での軍事予算の縮小と孤立主義の台頭の影響を受け、「M1928」はアメリカ陸軍は試験的に採用したのみで量産は行なわれませんでした ●ところが、1920年代から1930年代前半のソ連では戦車の積極的な導入を進めており、この「M1928」に注目して輸入、「BT-2」として国産化を図りました ●この「BT-2」は、「M1928」譲りの「37mm砲」を装備した小型砲塔を搭載、改良型の「BT-5」では「45mm砲」を装備する大型砲塔へと変更しています ●「BT-7」は、「BT-5」をベースとして車体前部の接合方法をリベットから溶接へと変更、エンジンデッキ部分もスッキリとしたデザインへと変更が行われています ●「BT-7」は当時の戦車としては破格の威力を誇る「45mm戦車砲 M1934」を搭載、スペイン内戦やノモンハン事件などにおいて圧倒的な強さを発揮しました ●装甲は最大20mm程度の脆弱なものでしたが、当時の戦車としては標準的であり、大きな弱点とはなりませんでした ●1941年、独ソ戦が開始されると、優れた装備を持つドイツ軍相手に「BT-7」は装甲の脆弱さを露呈、極めて多くの車両が撃破されてしまいます ●このため「BT-7」は1942年になると徐々に戦場から引き揚げられ、以後は2戦級の戦車として運用が行われました ●「BT-7」は独ソ戦では不本意な戦いを展開してしまいましたが、ソ連軍の戦車史に大きな足跡を残し、後の「T-34」の開発ベースにもなったのです 【 「ソビエト軽戦車 BT-7」のキット内容について 】●このソ連軍の軽戦車「BT-7」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●東欧系メーカーとして一見すると素朴さを感じるモールドながら、全体のパーツ数を抑えて「BT-7」の実車のポイントとディテールを捉えた内容となっています ●「BT-7」は、「砲塔」「車体」の2ブロックで構成しています 【 砲 塔 】 ●「BT-5」と同タイプとなる馬蹄形形状の砲塔を再現、側面のリベットやピストルポートなどをモールドで再現しています ●「45mm戦車砲 M1934」の砲身は一体成型のパーツで再現 ・ 防盾は一体成型のパーツで構成 ・ 同軸機銃は別パーツ化して再現しています ・ 防盾は上下に可動させることができます ●砲塔は左右に分割したパーツと天板部とで構成しています ・ 上部ハッチは別パーツ化、開閉状態を選択して組み立てることができます ・ ベンチレーター、吊り下げフックは別パーツ化 ・ 鉢巻式アンテナはフレーム部分を一体成型のパーツで再現、フレームを支えるステーは1本ずつ独立したパーツとなっています 【 車 体 】 ●前部が尖った形状となり、エンジンデッキから2本の排気管が突き出した「BT-7」の車体レイアウトを再現、車体パーツ表面上に各部のリベットをモールドで再現しています ●車体は各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します ・ 操縦手ハッチは別パーツ化、開閉状態を選択して組み立てることができます ・ 前照灯は前後に分割したパーツで再現 ・ エンジンデッキ部はベンチレーターと吸気口部分を別パーツ化 ・ エンジングリル部はフレームを再現したパーツに付属のメッシュを貼り付けて再現します ・ 車体後部のシャベルは固定具に繋がった状態でパーツ化 ・ ジャッキも別パーツ化、固定具を一体に成型した状態で再現しています ・ フェンダー上に雑具箱を装備した状態と、履帯を搭載した状態(装輪式での走行時)とを選択して組み立てることができます ●クリスティーサスペンションは、側面パネルの内側に貼り付けるパネルとサスペンションアームにより再現しています ・ 起動輪のアーム部分は6パーツで構成 ・ 起動輪、誘導輪、転輪は前後に分割したパーツとハブキャップとで再現 【 履 帯 】 ●履帯は、一部連結式履帯が付属しています ・ 上下の直線部は繋がった状態のパーツ、前後の曲線部は1枚ずつに分割したパーツとなっています ・ 履帯は、表面部にセンターガイドの凹みが浅い、「BT-7」用の初期履帯を再現しています ●エンジングリルのメッシュを再現するポリ製のメッシュが付属しています 【 「ソビエト軽戦車 BT-7」の塗装とマーキング 】 ●「ソビエト軽戦車 BT-7」のマーキングとして、ソ連軍仕様となる3種類の塗装例が説明書に記載されており、国籍マーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています 【 「ソビエト軽戦車 BT-7」のパッケージ内容 】・ ソ連軍 軽戦車 BT-7 ×1 ・ デカールシート ×1 ・ メッシュ(ポリ製) ×1
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