ソビエト KV-2 重戦車 ギガント (プラモデル)タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ No.038 スケール:1/48
|
|||||
「ソビエト KV-2 重戦車 ギガント プラモデル (タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ No.038 )」です●第2次世界大戦時におけるソ連軍の重戦車「KV-2」を1/48スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●重装甲と強力な火力でドイツ軍将兵から「怪物」として恐れられた重戦車「KV-2」を再現、背の高い角形の砲塔を装備した、重厚かつ特異なフォルムを再現した内容となっています ●タミヤ社製「ソビエト KV-1 重戦車」をベースとして、「KV-2」を再現するために「砲塔」を新規パーツへと変更したバリエーションキットとなります 【 「重戦車 KV-2」について 】●1939年に第2次世界大戦が開戦すると、「ソ連」は隣国「フィンランド」に向けて過大な要求を突きつけ、これが拒否されると軍事侵攻を開始します ●圧倒的な戦力を持つ「ソ連軍」に対して「フィンランド軍」は粘り強い戦いを展開、特にフィンランド南部の森林地帯に設けた要塞線「マンネルヘイムライン」の攻略にソ連軍は苦戦し、進攻は停止してしまいます ●このような要塞の攻防に、人海戦術で挑むのは損害を増すばかりであり、重装甲で大口径砲を装備した攻城戦用の車輌の必要性が唱えられ、ソ連軍では急遽開発を進めます ●この車両のベースとして、フィンランド戦において実戦テストを受けて制式化が行われたばかりの重戦車「KV-1」を選定、「20口径 152mm榴弾砲 M10」を装備する砲塔を載せた「KV-2」の試作車を製作します ●この「KV-2」の試作車輌はフィンランド戦に参加、強靭な装甲と主砲の威力をもって活躍し、同車の有効性を証明、結果「KV-2」は制式車両として生産が行われることになります ●1941年に「独ソ戦」の幕が開くと「KV-2」は戦線に投入、その主砲の火力と防御力はドイツ戦車とは全く次元が異なっており、ドイツ軍将兵は「化け物」としてその存在を恐れました ●特に、ドイツ第6戦車師団の戦域に投入された1両の「KV-2」は、戦線後方まで進出して補給路である1本の街道を占拠、多くのドイツ軍トラックを破壊し続けました ・ これに対処するためにドイツ軍は「対戦車砲」を投入しますが、返り討ちにあい、次にドイツ軍は戦場の救世主的な存在であった「88mm高射砲」による射撃を試みます ・ ところが、これも反撃にあって1門が撃破され、「88mm高射砲」側も「KV-2」に多数の命中弾を与えましたが撃破できず、最後は戦闘工兵による肉薄攻撃によりようやく止めを刺したのでした ・ この出来事は、「KV-2」の強力さを示すものであり、同車は「街道上の怪物」として有名な存在となります ●しかし、「KV-2」を運用しているソ連軍の評価はあまり芳しいものではなく、独ソ戦はフィンランドとの戦いのような陣地戦とは違って機動戦であったため機動性の低さが用兵上の致命的な欠陥となりました ・ 「KV-1」自体の重量により、トランスミッションへの大きな負担がかかり、機動性や機械的信頼感に乏しい上に、「KV-2」にはさらに重い砲塔を載せたため機動性能が悪化します ・ また、傾斜地で運用すると砲塔が回せなくなるなど大重量の砲塔は不評であり、機械的な故障も多発、放棄する例が続発します ●このことから、「KV-2」は独ソ戦の開始後暫くして生産を終了、結局同車の生産数は200両程度に留まりました ●ただし、大口径の主砲を搭載した車両の有効性は広く認められ、重自走砲「SU-152」などの礎になったのでした 【 「ソビエト KV-2 重戦車 ギガント」のキット内容について 】●このソ連軍の重戦車「KV-2」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●大口径の主砲とそそり立つような巨大な砲塔を備えた「KV-2」を再現 ・ タミヤタッチで強弱を付けたエッジの立ったモールドと、実車のポイントを踏まえた精密感ある造形、そしてスケールに沿ったディテール表現で、重厚な「KV-2」を表情豊かに再現した内容となっています ●タミヤ1/48スケールのミリタリーミニチュアシリーズのフォーマットを踏襲し、パーツ数を抑え作りやすさを考慮して「KV-2」を再現、ただしスケールモデルとしてディテールのポイントなどはしっかりと押さえており、ドイツ軍将兵から「怪物」と呼ばれた独特の姿を手軽かつ本格的に楽しむことができます ●「KV-2」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成しています 【 砲 塔 】 ●砲塔は、ボックス状となる「KV-2」の砲塔形状を再現、ボルト穴、ベンチレーター、防盾の尖頭ボルトなどを強弱を付けたモールドで再現しています ●「152mm榴弾砲 M10」の砲身は、左右に分割したパーツで再現 ・ 砲身基部の「駐退器カバー」は各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します ・ 「防盾」は1パーツで再現 ・ 防盾は基部に内蔵するポリキャップにより上下に可動させることができます ●砲塔は、各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します ・ 「上部ハッチ」を別パーツ化、開閉状態を選択することができます ・ 砲塔後部に装備した「機銃」は「マウント部」をモールドで再現、ここに銃身と防盾を取り付けて作製します ・ 「後部ハッチ」「ペリスコープ」「手摺り」を別パーツ化して再現 【 車体上部 】 ●「KV-1」の車体をそのまま利用した「KV-2」の車体上部レイアウトを再現、エンジングリルのメッシュ、各ボルトなどを強弱を付けたモールドで再現しています ●車体上部は、フェンダーも含めて一体成型のパーツで再現、エンジンパネル部分は別パーツ化しています ・ 「フェンダー支持架」は別パーツ化して再現 ・ 「前部ハッチ」を別パーツ化 ・ 「排気管」はそれぞれ一体成型のパーツで再現、先端部は開口した状態となっています ・ 「ペリスコープ」「前部視察ハッチ」「アンテナ基部」「ワイヤー固定装置」「牽引フック」などを別パーツ化して再現 ・ 「前方機銃」はマウント部を含めて3パーツで構成 ・ フェンダー上に装着する「雑具箱」を3個セットしていますす ・ 「牽引ワイヤー」はアイの部分をプラスチック製パーツで再現、「ワイヤー本体」は付属の紐で再現しています 【 車体下部 】 ●車体下部は、バスタブ状に一体成型したダイキャスト製パーツとなっており、重量感ある仕上がりを楽しむ事ができます ・ 車体前面、後面パネルはプラスチック製パーツにて再現 ・ 「サスペンションアーム」は、車体下部に一体成型化して再現しています ・ 「転輪」「起動輪」「誘導輪」は前後に分割したパーツで再現 ・ 「起動輪」は内蔵するポリキャップにより可動させることができます 【 履 帯 】 ●「KV-1」と同様に、センターガイドを各履板ごとにつけた「650mm 重量型履帯」を再現 ●履帯のパーツの組立は「一部連結式」 ・ 上下の直線部は繋がった状態のパーツ、前後の曲線部は2枚ずつを連結しカーブをつけた状態のパーツとなっています ・ 上部の履帯パーツは上部の転輪にかかり自重で弛んだ状態を再現しています 【 「KV-2 重戦車」の塗装とマーキング 】 ●「KV-2 重戦車」のマーキングとして、ソ連軍仕様となる3種類の塗装例が説明書に記載されており、国籍マーク、スローガンなどを再現したデカールが付属しています 【 「ソビエト KV-2 重戦車 ギガント」のパッケージ内容 】・ KV-2 重戦車 ×1 ・ デカールシート ×1 ・ ポリキャップ ×4 ・ 紐 ×1 ・ 金属製ビス ×2 ・ 組立て説明書 ×1 ●2006年 一部新金型
通販のご利用方法の詳しくは、コチラより「ご利用ガイド」 関連商品
|
|
||||