アメリカ戦車 M26 パーシング (プラモデル)タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ No.037 スケール:1/48
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「アメリカ戦車 M26 パーシング プラモデル (タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ No.037 )」です●第2次世界大戦末期に登場したアメリカ軍の重戦車「M26」を1/48スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●重装甲と強力な火力、そして重戦車としては良好な機動力により従来のアメリカ戦車の枠を超え、戦後の戦車開発のベースともなった重戦車「M26」を再現、トーションバーサスペンションを装備し、避弾経始を考慮したデザインによる、近代的かつ重厚なフォルムを再現した内容となっています 【 「重戦車 M26」について 】●アメリカ軍は、第2次世界大戦初期に中戦車「M3」を開発、続いて大型砲塔を備えた本格的な中戦車「M4」シリーズを開発しました ●この「M4 中戦車」シリーズは、アメリカが大戦へと参戦したことで急速に拡大していくであろう陸軍の規模に追従できるよう大量生産されることを前提としており、アメリカ軍のみならずイギリス軍及びイギリス連邦軍が必要とする数量を満たすことができました ●「M4 中戦車」シリーズは、汎用性が高く、様々な仕様が登場し、用兵側としてはこれ以上の戦車を必要とはしていませんでしたが、戦車開発を担当する兵器局ではこの「M4 中戦車」シリーズに満足することはなく、後継となる車両の開発を粛々と進めます ●この兵器局の判断は正しく、「タイガー 1」や「パンター」などの強力なドイツ戦車が出現するとアメリカ軍は苦戦、1:1では勝負にならないこのようなドイツ戦車に対してアメリカ軍の戦車部隊は大きな出血を強いられることになりました ●兵器局では、「M4 中戦車」シリーズの後継として試作戦車「T20」を1943年5月に開発、この「T20」はその後のアメリカ戦車開発の雛形となります ●この「T20」を拡大発展させた重戦車として「T26E1」が1944年5月に登場、この「T26E1」は「M26」の原型として「タイガー 1」や「パンター」などに充分対抗できる能力を持っていましたが、新規戦車の導入を嫌う管理部や、量に勝っていることから必要性を認めない一部の陸軍首脳部からの反対によって量産や実戦投入は行われませんでした ●しかし、実際にドイツ軍と対峙していた実戦部隊では多くの損害を出し続けていたことから「T26E1」を望む声は大きく、改良型である「T26E4」がようやく1945年1月から実戦テストという名目で戦線へと投入されました ・ 「T26E4」は主砲として「90mm戦車砲 M3」を装備、これは当時のアメリカ軍での最強の火力を誇った駆逐戦車「M36」の主砲と同じであり、装甲貫通能力の高い砲でした ・ 装甲は車体、砲塔共に最大で100mm強という厚さを持ち、避弾経始を考慮したデザインから高い防御力を持っています ・ 最大速度40km/hと重戦車としては優秀な機動力を持ち、「走」「攻」「守」のバランスのとれた戦車でした ●ただ、この頃になるとドイツ軍の機甲部隊は壊滅状態となっており、ドイツ戦車はまばらな状態で会敵する機会は少ないものでした ●それでも、「T26E4」は遭遇したドイツ軍の「タイガー 1」や「パンター」などと同等以上の戦い振りを展開、その有用性を立証しました ●1945年4月に「T26E4」は晴れて「M26」として制式化、その登場時期は遅きに帰しましたが、朝鮮戦争では「T-34/85」相手にワンサイドゲームを展開、そして「M60」までのアメリカ戦車の開発ベースにもなったのでした 【 「アメリカ戦車 M26 パーシング」のキット内容について 】●このアメリカ軍の重戦車「M26」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●アメリカ軍初の本格的な重戦車、そして戦後アメリカ戦車のスタイルの礎となった「M26 パーシング」を再現 ・ タミヤタッチで強弱を付けながら、エッジの立ったモールドと、実車のポイントを踏まえた精密感ある造形、そしてスケールに沿ったディテール表現で、重厚かつ端整な「M26」を表情豊かに再現した内容となっています ●タミヤ1/48スケールのミリタリーミニチュアシリーズのフォーマットを踏襲し、パーツ数を抑え作りやすさを考慮して「M26」を構成、ただしスケールモデルとしてディテールのポイントなどはしっかりと押さえており、戦後のアメリカ戦車に通じる、大戦型の戦車から脱却した独特の姿を手軽かつ本格的に楽しむことができます ●「M26」は、「砲塔」「車体上部」「後部パネル」「車体下部」の4ブロックで構成しています 【 砲 塔 】 ●前方が若干膨らんだ形状となる「M26」の砲塔レイアウトを再現、砲塔や防盾には鋳造肌を繊細なタッチで、砲塔上のディテールは強弱を付けたモールドで再現しています ●「90mm戦車砲 M3」の砲身は一体成型のパーツで再現 ・ 砲身にはマズルブレーキの左半分を一体成型化しており、これに別パーツ化した右半分のパーツを取り付けることで砲身を完成させます ・ 防盾は一体成型のパーツで再現 ・ 防盾はポリキャップによる接合で上下に可動させることができます ●砲塔は上下に分割したパーツで構成、砲塔前部は別パーツとなっています ・ 「車長キューポラ」は砲塔に一体成型化、別パーツ化しているようなエッジの立ったモールドで再現しています ・ 「車長ハッチ」「装填手ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択することができます ・ 「吊り下げフック」「予備履帯」「排莢ハッチ」「アンテナ基部」などを別パーツ化 ・ 砲塔上部に装備する「M2重機関銃」は独立したパーツ構成、機銃本体、弾薬箱、機銃架の3パーツで構成 【 車体上部 】 ●中央に車体、左右のフェンダーという縦方向に分割したような配置となる「M26」の車体上部レイアウトを再現、車体の基本構造部分は鋳造肌、フェンダーや雑具箱などは平滑な状態と、部位によって表面上のモールドを変更しています ●車体上部は、フェンダーを含めて一体成型となったパーツで再現 ・ 「操縦手ハッチ」「前方機銃手ハッチ」は別パーツ化。開閉状態を選択することができます ・ 「エンジングリル」は別パーツ化 ・ 「前方機銃」は、マウントと機銃との2パーツで構成 ・ 「前照灯」「ライトガード」「ホーン」「ホーンガード」はそれぞれ一体成型のパーツで再現 ・ フェンダー上の「雑具箱」は前後を繋げた状態で成型しており、左右それぞれ一体成型のパーツで再現しています ・ 「牽引フック」「救急箱」などを別パーツ化 ・ 「サイドスカート」は左右それぞれ一体成型のパーツで再現 【 車体下部 】 ●車体下部は、バスタブ状に一体成型したダイキャスト製パーツとなっており、重量感ある仕上がりを楽しむ事ができます ・ 車体側面パネル、後面パネルはプラスチック製パーツにて再現 ・ 「サスペンションアーム」は、側面パネルに一体成型化して再現しています ・ 「転輪」「誘導輪」は前後に分割したパーツで再現 ・ 「起動輪」は前後方向に4分割しており、内蔵するポリキャップにより可動させることができます ●車体後面パネルは一体成型のパーツで再現 ・ 「排気管」は一体成型のパーツで再現、排気管口は開口した状態となっており、内部の整風板も再現しています ・ 「牽引装置」「牽引フック」「車外通話機」「トラベリングロック」などを別パーツ化 ・ 「牽引ワイヤー」は巻いた状態で再現、一体成型のパーツとなっています 【 履 帯 】 ●全鋼製の「M26」用のシングルピン式履帯を再現 ・ プラスチック製パーツならではのかっちりとしたモールドで履帯ディテールを再現 ●履帯のパーツの組立は「一部連結式」 ・ 上下の直線部は繋がった状態のパーツ、前後の曲線部は2枚ずつを連結しカーブをつけた状態のパーツとなっています ・ 上部の履帯パーツは上部の転輪にかかり自重で弛んだ状態を再現しています 【 「M26 パーシング」の塗装とマーキング 】 ●「M26 パーシング」のマーキングとして、アメリカ軍仕様となる3種類の塗装例が説明書に記載されています ・ アメリカ海兵隊 第1戦車大隊 (仁川 / 1950年) ・ 第2機甲師団 第67機甲連隊 (ドイツ / 1945年4月) ・ 第3機甲師団 第33機甲連隊 (ドイツ・エルスドルフ / 1945年2月) ●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、部隊表示、車体番号などを再現したデカールが付属しています 【 「アメリカ戦車 M26 パーシング」のパッケージ内容 】・ M26 パーシング ×1 ・ デカールシート ×1 ・ ポリキャップ ×4 ・ 金属製ビス ×2 ・ 組立て説明書 ×1 ●2006年 完全新金型
通販のご利用方法の詳しくは、コチラより「ご利用ガイド」 関連商品
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