「パンツァーグラフ! 7 (DRAGON) 本 (モデルアート 臨時増刊
No.720
)」です
●ここ数年あたりから香港に拠点を置く模型メーカー(ドラゴン)の勢いは留まるどころか、益々活発に新製品を市場に投入。特に今までの通常展開であるレギュラー(仕様)商品展開以外にも、一般モデラー(消費者)のさまざまな選択肢に対応出来るよう(プレミアム)(スマートキット)(サイバーホビー)、またフィギュアに於いては(Gen2/ジェネレーション2)と称した新コンセプトによる商品などを矢継ぎ早に展開。しかも、それら市場に投入された新製品は毎月数アイテムにも及び、それらが展開されたここ1年あまりを振り返っても数十点に及ぶ勢い。
●アイテムも、今までモデラーに望まれながら空白地帯に近かったIV号戦車D型を中心とした初期型バリエーションの展開や、I号戦車及びそのバリエーション、マーダーIIなどなど。そして初の(スマートキット)としても大きな衝撃・話題を呼んだパンサー戦車G型。さらに、戦車以外にも最近はドイツの8輪大型装甲車であるSd.Kfz.234シリーズや、その斬新な設計・細部再現へのこだわりなどで更に話題の米軍ハーフトラックM2A1などいわゆるソフトスキンと言われる車両にまでその範囲を益々拡大。
●市場では多くのミリタリーモデル・ファンであるユーザーは、取り敢えず買っておかなくては~と、次々導入するだけで満腹の状態。気がつけば部屋の中はキットの山、山。で、おまけに月刊模型誌もその展開スピードに追いつかず、せいぜい新製品紹介としての素組み状態かパーツ状態のみ紹介。やっと、最近になって話題のパンサーGの作例が載り始めた程度。
●そこで、今回のパンツァーグラフ!ではそれらをまとめて作成でご覧頂き、合わせてそれら(プレミアム)(スマートキット)(サイバーホビー)(Gen2)などはそれまでの通常アイテムとどのように違うのか、などなどドラゴンサイドにも取材。2007年への展望も含めて現在精力的に取材中。ひょっとすると、最新アイテムの発表も・・・。
●第2特集:各社新製品作例レビュー
先月10月幕張メッセで開催された「2006プラモデル ラジコンショー」にて、各メーカー、各代理店(タミヤ、GSIクレオス・AFVクラブ、トライスター、インターアライド/トランペッター、童友社/ホビーボス、ファインモールド、タスカ各社様)から発表された年末年始一押しの新製品8点を臨場感あふれる情景作例を中心に速攻レビュー。