川崎 キ45改 二式複座戦闘機 屠龍 丁型 (プラモデル)ハセガワ 1/48 飛行機 JTシリーズ No.JT095 スケール:1/48
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「川崎 キ45改 二式複座戦闘機 屠龍 丁型 プラモデル (ハセガワ 1/48 飛行機 JTシリーズ No.JT095 )」です●帝国陸軍の双発戦闘機「2式複座戦闘機 屠龍 丁型」を1/48スケールで再現したプラスチックモデル組立キットで ●本土防空戦で活躍した「2式複座戦闘機 屠龍」の「丁型」を再現、複座戦闘機としてのスマートな機体に、対爆撃機用の斜め銃を装備し「夜間戦闘機」として生まれ変わった特徴的な姿を再現した内容となっています ●エンジン排気管のパーツは「集合排気管」「推進式単排気管」の2種類がセットされ「丁型前期生産型」「丁型後期生産型」とを選択して組立てる事ができます 【 「2式複座戦闘機 屠龍」について 】●1930年代中盤、欧米では双発戦闘機の開発が積極的に行われました ●この双発戦闘機は、単発戦闘機の欠点を補うものとして定義付けられており、エンジンを2基装備することで高速性に優れ、機体容量も大きくなるために航続距離と搭載量も大きくなるという利点が注目されました ●実際、ドイツは「メッサーシュミット Bf110」、イギリスは「ホワールウィンドー」、アメリカでは「P-38」などが登場し、これらの双発戦闘機は当時の単発戦闘機よりも高速性を発揮、各国の戦闘機部隊で確固たる地位を占めるようになります ●日本でも、このような世界の流れに合わせて双発戦闘機の開発が進められ、帝国陸軍では1937年に「川崎航空機」に開発が指示されます ●「川崎飛行機」は1939年に最初の試作機「キ45」を完成、しかし搭載したエンジン「ハ20乙」の不調から性能は奮わず、結果的には「キ45改」として新規に作り直されることとなります ●「キ45改」は、エンジンを「ハ102」へと換装、試作機は1941年に完成、テストの結果「1式戦闘機 隼」よりも高い速度を発揮、1942年に「2式複座戦闘機 屠龍」として制式化されました ●この「2式複座戦闘機 屠龍」は、実戦部隊に配備されて活動を開始しましたが、他国の双発戦闘機と同様に、単発戦闘機よりも軽快さに欠け、戦闘機相手の戦闘では損害の方が多いという結果に終わります ●ただし、その搭載能力を活かした、軽爆撃機としての運用成績は良好であり、各地において活躍しました ●1944年6月から「B-29」が日本本土の爆撃を開始、防空部隊に配備されていた「2式複座戦闘機 屠龍」はその迎撃任務に就き、機体の性能の差は大きいものの、かなりの戦果を挙げます ●爆撃機迎撃用として20mm機関砲2基を機体中央部に斜めに取り付けた「丁型」は、その迎撃任務で活躍、特に「B-29」が焼夷弾による夜間の無差別攻撃のために低空での行動する際に、その「斜め銃」(陸軍名称「上向き砲」)は威力を発揮しています 【 「川崎 キ45改 二式複座戦闘機 屠龍 丁型」のキット内容について 】●この帝国陸軍の双発戦闘機「2式複座戦闘機 屠龍 丁型」を1/48スケールで再現したプラスチックモデル組立キットです ●機体胴体部は左右分割のパーツで構成、機首部分、主翼部、水平尾翼部は別ブロック化して構成されています ・ 機体パーツ全体にはハセガワらしい繊細なパネルライン、リベットラインが均等な間隔で凹モールドにより再現されています ・ 尾灯、警灯を再現したクリアーパーツが付属、クリアーパーツを使用する場合は、胴体にモールドされている各灯の部分を加工します ●機首部分は左右分割のパーツで構成、機首に内蔵されている「ホ203 37mm機関砲」は別パーツ化して再現されています ・ 機首下に設置された覗き窓はクリアパーツで再現されています ●主翼は上下分割のパーツで構成 ・ 機体胴体パーツに挟み込んだ桁状のパーツで主翼を固定する型式となっており、かっちりと角度を決めて固定することができます ・ ピトー管、着陸灯は別パーツで、着陸灯カバーはクリアーパーツにて再現 ・ 翼端灯はモールド再現とクリアパーツとの選択式で、クリアーパーツを使用する場合は、翼端部分を加工します ・ 主翼下部の燃料冷却器も再現されています ●カウリング部は左右分割のパーツ及び正面のリング部で構成 ・ 排気管は「推進式単排気管」「集合排気管」の2種類のパーツがセットされ、選択して作成する事ができます ・ 「ハ102 エンジン」はカウル正面から見える範囲で再現、減速器、環状潤滑油冷却器などを別パーツ化して再現しています ●3翅のプロペラをワンピースで再現、プロペラブレードをスピナーパーツで挟み込む構成となっています ・ プロペラはエンジン内部のポリキャップに差し込む形となっており、回転させる事が可能です ●水平尾翼は一体成型のパーツで再現されています ・ 水平尾翼の差込部は左右が噛み合う形となっており、2枚がきっちり水平になる様に構成されています ●垂直尾翼のマスバランスは別パーツ化して再現されています ●主脚部は脚柱、タイヤ、トルクアーム、サポート、カバーをそれぞれ独立したパーツで再現、「駐機状態」を再現しています ・ タイヤは左右分のパーツ、ホイール部は別パーツ化されています ・ 尾輪部は一体成型で、アーム部分は別パーツです ●主脚格納庫は、左右分割のパーツで構成 ・ 内部のディテールは主翼パーツ内側に再現されており、格納庫の後部隔壁などがパーツ化されています ●キャノピーは4ピースのクリアパーツで再現、キャノピーのオープン状態を再現するパーツもセットされており、開閉状態を選択して組立てることができます ・ オープン状態のキャノピー部分は、実機の構造に合わせて左右分割されています ・ キャノピーフレームのラインが彫刻にて再現されています ・ キャノピー上部の「上向き砲」の砲身部は別パーツ化して再現されています ●コクピット部は独立したブロックで構成されており、コクピットブロックを機体胴体パーツで挟み込む形となっています ・ コクピット内は、計器盤、照準器、操縦桿、サイドコンソール、フットペダル、座席、後部機銃架、無線機、「上向き砲」などが再現されています ・ 計器盤パネル上のメーター類の枠が繊細な彫刻で再現されています ・ 計器類パネルのメーター面などを再現したデカールが付属 ・ 照準器はガラス部分がクリアパーツで再現されています ・ 後部の「98式7.7mm旋回機銃」は、機銃本体、ドラム式弾倉、照準リングで構成 ・ 胴体下部の引き出し式足掛も再現されています ●「2式複座戦闘機 屠龍 丁型」のマーキング及び塗装例として ・ 飛行第53戦隊 第3飛行隊所属機 「65」 (松戸飛行場 1945年2月) ・ 飛行第53戦隊 第3飛行隊所属機 「59」 (松戸飛行場 1945年2月) ・ 飛行第5戦隊所属機 「常陸」 (清洲飛行場 1944年~1945年) の3種が説明書内に記載されており、いずれか1種を選択して再現することが可能です ●主翼、胴体の白帯、国籍マーク、主翼の識別帯、尾翼の部隊マーク、機体番号、胴体の赤と白の帯、機体表記、注意表示などを再現したデカールが付属しています ・ 胴体、主翼、尾翼の帯、部隊マークは、白色の下地と各マークとが分割されています
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