帝国陸軍 九五式軽戦車 ハ号 指揮車型 (プラモデル)ファインモールド 1/35 ミリタリー No.FM016LM スケール:1/35
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「帝国陸軍 九五式軽戦車 ハ号 指揮車型 プラモデル (ファインモールド 1/35 ミリタリー No.FM016LM )」です●「帝国陸軍 九五式軽戦車 「ハ号」 指揮車型 (鉢巻アンテナ装備)」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット●「97式 中戦車」と並び、帝国陸軍を代表する戦車の「95式 軽戦車」を再現したキットです ●同社「帝国陸軍 九五式軽戦車 ハ号」に「指揮車型」として無線装置の為の鉢巻式アンテナを装備したタイプを再現した限定版のバリエーションキットです ●「95式 軽戦車」の特徴であるリベットを多用した外観に丸みを持った車体側部形状、小さな砲塔に主砲と後方に機銃を配置した姿など、日本戦車の持つ無骨且つ繊細さが表現されたキットとなっています ●そして、日本の国民意識による実車の仕上げの丁寧さ、対してフェンダーを構成する鉄板の薄さの造形など、ファインモールドの表現力の原点が感じられる内容となっています ●帝国陸軍の戦車は、当初無線機を装備しておらず、戦車間の通信手段は手旗や手信号に頼っていました ●ただ、このような方法では情報量が限られ、目視できる範囲でしか伝わらず、また車長が身を乗り出す関係から防御上の観点からも問題が有りました ●そこで、「95式 軽戦車」に無線機を装備することが検討され、アンテナは鉢巻式が採用され、背の高いタイプと低いタイプの2種類が存在しました ・ ただし、背の高いタイプは支柱が変形し易いという欠点を持っていました ●この無線機搭載型の「95式 軽戦車」は、主に連隊本部車両に配備され、指揮車として使用されました ・ その後、無線機は「97式 中戦車」で標準装備となります ●この「帝国陸軍 95式軽戦車 ハ号 指揮車型 (鉢巻アンテナ装備)」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●キットは、最近のニューキットから見ると構成するパーツ数は抑え目となっており、比較的容易に形にすることが可能となっています ●また、プラスチックでの成型が難しい箇所はメタルパーツで、細かさが必要な部分はエッチングパーツでなどと、適材適所にその素材が活かされた内容となっています ●鉢巻式のアンテナ部品が追加されています ・ アンテナは背の低いタイプが再現されています ・ 材質は精密ロストワックス製(真ちゅう製)です ●砲塔部は、一体成型された上部に、防盾部と底部を取り付けるパーツ構成となっています ・ キューポラは前後2分割式、視察口のモールドや裏側のリベットなども彫刻されています ・ 砲塔ハッチは別パーツとなっており、開状態用と閉状態用のパーツが用意され、開閉状態が選択できます ・ 砲塔は旋回が可能です ・ 付属するアンテナは真鍮製で、アンテナ本体と支柱が一体成型されています ●砲身部は一体成型となっています ・ 砲身は上下方向に可動できます ●車体上部は、フェンダーも含めて一体成型、前方機銃部装甲板が別パーツ化されています ・ 操縦席前方の前扉は別パーツとなっており、開閉状態が選択できます ・ また、その前扉に存在する視察口ハッチは別パーツで、これも開閉状態が選択可能です ●消音器は6パーツで構成され、先端部分はメタルパーツが用意され、排気口が開口処理されています ・ 消音器カバーを再現するエッチングパーツが付属しています ・ ジャッキ、牽引ワイヤー、燃料コック、排気集合管はメタルパーツとなっています ●車体下部は、各装甲板を組み合わせる箱組み方式です ・ サスペンションは、アーム部分と接続アームとで構成、そこに前後を繋ぐスプリングカバーを取り付ける方式となります ・ 履帯は、接着、塗装が可能な一体成型のベルト式が付属しています ●マーキングは、2種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 戦車第13連隊 第4中隊 (漢口 / 昭和17年) ・ 戦車第13連隊 連隊本部 (荊門 / 昭和17年) ●説明書の塗装例に基づく部隊記号、車体番号、車両名などを再現したデカールが付属しています ------------------ ●豆知識 ・ 帝国陸軍では、戦車部隊としては「戦車連隊」という単位が基本で、各戦車連隊は3個~5個中隊の戦車中隊で編成されていました(1個中隊は14両前後) ・ 通常の場合、その第1中隊は「95式 軽戦車」のみで、他の中隊は「97式中戦車」で編成され、連隊本部や「97式 中戦車」中隊にも2、3両の「95式 軽戦車」が配備されていました ・ ただし、捜索連隊(旧騎兵連隊)が母体である「戦車連隊」は、「95式 軽戦車」中隊のみで編成される場合が多かったようです ・ また、「戦車連隊」の他に師団が持つ「戦車隊」が存在する場合が有り、その場合も「95式 軽戦車」が主体でした
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