ドイツ ハノマーク D型 グランドスツーカ ロケットランチャー搭載型 (プラモデル)タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ No.066 スケール:1/48
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「ドイツ ハノマーク D型 グランドスツーカ ロケットランチャー搭載型 プラモデル (タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ No.066 )」です●「ドイツ ハノマークD型 グランドスツーカ ロケットランチャー搭載型」を1/48スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●第2次世界大戦中後期におけるドイツ軍の装甲兵車である「Sd.kfz.251 D型」を再現したキットで、車体の左右に「ロケットランチャー」を装備したタイプを表現しています ●キットは、同社「ドイツ ハノマーク装甲兵員輸送車 D型 シュッツェンパンツァー」のバリエーションキットで、ロケットランチャーパーツとフィギュア4体を付属した内容となっています ●ドイツ軍のロケット兵器の開発は1931年に開始され、6連装式の「ネーベルベルファー」など数多くのタイプが作られました ●ドイツ軍のロケットは、アメリカ軍やソ連軍などのロケットとは異なり翼は付いておらず、後方に多くの噴射口を設けることによって安定した弾道を得る方式となっていました ●ロケット兵器は通常の火砲より生産コストが低いのが特徴でしたが、ロケット自体は火砲と比べて初速が遥かに遅いために風等の影響を受け易く、精密な射撃を行なうことができないという欠点を持っています ●アメリカ軍やソ連軍などでは、数多くのロケット弾で面制圧を行なう方式が採られましたが、ドイツ軍ではロケット弾を大型として、その炸薬の量によって効果を上げる方法としました ●また、ロケット兵器はその命中率の関係から長射程とすることが実質的に難しく(射程を長くしてもその分誤差も大きくなる)、敵との距離が近いためにドイツ軍では装甲化が進められました ●1940年の後半に、車載用のロケット兵器として「J・ガスト」社により「Sd.kfz.251」用のロケット発射枠「SWR40」が開発、これはパイプ式の支持架と発射角度を決める台座、そしてランチャー部から構成され、ランチャー部は「木製」タイプと「鉄製」タイプとが存在していました ●この「Sd.kfz.251」の「ロケットランチャー搭載型」は、装甲擲弾兵部隊に配属され、その大威力から「歩くスツーカ」と呼ばれて活躍、ドイツ軍将兵の信頼を集めました ●なお、「Sd.kfz.251」は、通信型、工兵型、砲搭載型、火炎放射型などの様々なバリエーションを持ち、通常型である「Sd.kfz.251/1」から「75mm対戦車砲」搭載型までの「Sd.kfz.251/22」という名称が付けられましたが、この「ロケットランチャー搭載型」は無改造で取り付けられるために、ベースとなった車両名称がそのまま使用されます(通常は「Sd.kfz.251/1」に取り付けられる) ●この「Sd.kfz.251 D型」の「ロケットランチャー搭載型」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●キットは、タミヤタッチのシャープな彫刻が施され、クラッペやハッチのヒンジ部、パネルラインなど、繊細且つ質感の高いモールドで表現されています ●また、ランチャー部は実車通りの細かな構造が表現され、それにより構成するパーツ数は多くなりますが、同社らしいかっちりとした造りで、組み易さも考慮されています ●車体の主要部分は、車体上部、下部、操縦席上部の3分割式で、これにサスペンションアームが一体成型された車体下部側面、側面雑具箱、フロントフェンダーを取り付ける構成となっています ・ 後部のドアは別パーツです ・ 前部のフック、後部の車間表示灯、上部のアンテナ基部は別パーツで再現 ●車体上部の武装は、前方と後方の機銃架、前方機銃の防盾、前方機銃用の防御レールが別パーツで再現されています ・ 「MG-42」機関銃が2個付属しています ・ 機関銃用の弾帯が付属(キットには「ドイツ軍装備品」が付属しており、これに含まれている機関銃用ドラムマガジンを使用しても面白いでしょう) ●フロントフェンダーは、車体とは別パーツとなっています ・ ボッシュライト、ツルハシ、斧、車幅表示ポールは別パーツで再現 ・ マフラーは、排気口が開口処理されています ●車体内部は、床面が一体成型され、これにメーターパネル、座席、背もたれなどを取り付ける構成となっています ・ 内側上部の手摺りは別パーツで再現 ・ 収納箱を兼ねた座席の背もたれは、、収納箱、背もたれ、小銃ラックの3分割されたパーツで構成されています ・ 車内の消火器のパーツが付属 ●操縦席部分は、座席、各種レバー類、ハンドル部などが別パーツにて再現されています ・ 操縦席部分の計器盤にはメーター類を表現するデカールが付属しています ・ 助手席部には無線器パーツが付属、無線器の前面パネルはデカールで表現するようになっています ●足周りは、各転輪を組上げる方式となっています ・ 前輪、起動輪は2分割式です ●履帯はプラスチック製パーツで再現され、上下の直線部分は長短タイプの一体成型のパーツ、曲部は2枚が1組となった連結組立式となっています ●ロケットランチャー及び支持架は実車通りの細かな構造を細分化されたパーツにより再現されています ・ ロケットランチャー支持架は、ロケットランチャーを載せた状態と、ロケットランチャーを外して支持架の一部を収納した状態とを選択できます ・ ロケットランチャーは「木枠」タイプを再現 ・ ロケット本体は左右分割式、弾種の表記を再現したデカールが付属しています ・ 車体前面に取り付けられる照準用のポールもパーツ化 ●操作員のフィギュアが4体付属しており、車両の外で作業しているシーンが再現されています ・ フィギュアの服装は、夏のシャツ姿で、作業のために袖をまくり上げた状態となっています ・ しゃがんでいるフィギュアはブーツ姿、立っているフィギュアは短靴にレギンスを着用、4体共に「M43規格帽」を被っています ・ 各フィギュアは、頭部を含む胴体(立っているフィギュアは足も一体成型)、両腕、両足、そして「M43規格帽」のパーツ構成となっています ●各フィギュアのポーズについて ・ しゃがんでいるフィギュアの1体は、ロケットを持っているポーズ ・ 立っているフィギュアの1体は、ロケットを担いでいるポーズ ・ しゃがんでいるフィギュアの1体は、ランチャーを持っているポーズ ・ 立っているフィギュアの1体は、ランチャーを支えているポーズとなっています ●マーキングは、3種類の塗装例が説明書に記載されています ・ グロスドイチュラント軽装甲擲弾兵連隊 第1大隊 第4重装備中隊(リトアニア / 1944年8月) ・ 第6戦車師団 第114装甲擲弾兵連隊 第2大隊 第8重装備中隊(リトアニア / 1944年8月) ・ 第2戦車師団 第38装甲工兵大隊 第3装甲化中隊(ノルマンディ / 1944年8月) ●説明書の塗装例に基づく国籍マーク、部隊記号、車体番号、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属 ●2009年 ロケットランチャーパーツ完全新金型 ---------------------------------- ●ワンポイント ・ 数多い「Sd.kfz.251」バリエーションでも最も存在感が在るのが「ロケットランチャー搭載型」です ・ このままでも十分の迫力を持ちますが、付属のフィギュアを配置してジオラマ展開するのも楽しいでしょう ・ また、同車は戦車師団内に配属されましたので、当時の戦車部隊の主力である同社の「ドイツ 5号戦車 パンサー」や「ドイツ 4号戦車 J型」などと一緒に並べるとドイツ戦車部隊の雰囲気をより一層楽しむことができるでしょう
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