ウォリアー MCV add-on armour (プラモデル)エース コーポレーション 1/72 HOBBY MODEL KIT No.旧3344 スケール:1/72
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「ウォリアー MCV add-on armour プラモデル (エース コーポレーション 1/72 HOBBY MODEL KIT No.旧3344 )」です●「ウォリアー MCV add-on armour」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット●現用のイギリス陸軍の主力歩兵戦闘車「ウォリアー」を再現したキットです ●他国の歩兵戦闘車と比べて華やかさには欠けるものの、堅牢な構造と、奇を狙わない堅実さの「ウォリアー」を再現、その先鋭的デザインと、同車の持つ細かな構造が表現された内容となっています 【 「歩兵戦闘車 ウォリアー」について 】●第2次世界大戦後、各国は密閉型装甲を持つ全装軌式の兵員輸送車を開発、機甲歩兵の主力車両として使用しました ●イギリス軍においても同様で、1960年代前半に装軌式の兵員輸送車「FV432 トロージャン」を採用、この車両はアメリカ軍の「M113」とほぼ同じレイアウトを持ち、武装も機銃のみという「戦場タクシー」に近いものでした ●ところが、ソ連軍は1960年代の後半に新たなる兵員輸送車である「BMP-1」を登場させます ●この「BMP-1」は、従来の兵員輸送車と異なり、高い戦闘能力を持ち、兵員への火力支援が可能なのが特徴で、特に同車が装備する対戦車ミサイル「サガー」は、中東戦争において多数のイスラエル軍戦車を撃破、その火力は戦車でさえも脅威となりました ●この「BMP-1」は、従来の兵員輸送車の枠を超えた歩兵戦闘車というカテゴリーを生むきっかけとなり、固有の武装が機銃だけの「FV432 トロージャン」のような車両は時代遅れとなってしまいます ●その影響もあって、1972年にイギリス軍は「FV432 トロージャン」の後継車両の開発を開始し、1970年代の後半には試作車が完成、1984年に「FV510 ウォリアー」として制式化されました ・ 当時、アメリカの「M2 ブラッドレー」との比較試験も行なわれ、同車をライセンス生産するという案も在りました ●「ウォリアー」は、「30mm機関砲」と機銃を装備した小型の砲塔を搭載、車体にはアルミ合金製の装甲板が使用されました ●ただ、「BMP-1」が装備し、当時の西側の歩兵戦闘車で多く採り入れられた対戦車ミサイルは装備されていませんでした ●これは、対戦車戦闘には戦車や、対戦車専用車両「FV102 ストライカー」が対処するという諸兵連合の思想の基づくものであり、これにより「ウォリアー」の生産コストは低く抑えることができました ●また、兵員室にはガンポートは取り付けられておらず、視界の狭い車内からは有効な射撃が行なえないことが考慮されたものでした ・ 現在では、ガンポートが設置された歩兵戦闘車は少なくなっています ●「ウォリアー」は、789両が生産されてイギリス陸軍の主力歩兵戦闘車として運用され、他に254両がクウェートに輸出されています 【 「ウォリアー MCV add-on armour」のキット内容について 】●この歩兵戦闘車「ウォリアー」を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●キットは、「ウォリアー」をシャープに再現、ミニスケールに沿った省略や一体成型が図られていますが、現用車両特有の細かな造りや、先鋭的な砲塔形状、そして重厚な雰囲気の追加装甲など、同車が持つ特徴と細部が的確に表現されています ●「ウォリアー」の車体に施されたモールドは、精密感溢れたシャープな彫刻となっており、スケールモデルキットとしてかなりハイレベルなクオリティーを持っています ●同社「チャレンジャー 1 Mk.3」や、他社の「チャレンジャー2」などと並べて、伝統在るイギリス機甲部隊を編成するのも面白いでしょう ●「30mm機関砲」は一体成型となっています ・ 防盾は1パーツで構成されています ・ 砲身部は上下に可動します ●砲塔は上下2分割式となっています ・ 車長、砲手用の照準サイトは別パーツです ・ 後部のバスケットは4パーツで構成されています ・ 車長ハッチ、砲手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます ・ スモークディスチャージャーは各1パーツで構成 ・ 砲塔は左右旋回が可能です ●「ウォリアー MCV」の車体は、車体上部、車体下部、後面パネルの3ブロックで構成されています ●車体上部は一体成型され、車体側面の一部が別パーツとなっています ・ 兵員室の上部ハッチは、車体上部パーツにモールドで再現、立体感在る彫刻となっています ・ 操縦手ハッチは車体パーツにモールドで再現されています ・ 前照灯、ライトガード、サイドミラーは別パーツ化 ・ 車載工具類は車体にモールドされ、シャベルは別パーツです ・ 予備履帯は別パーツにて再現 ●車体下部は、前部と底面が一体成型され、これに側面パネルを接着する構成となっています ・ 側面パネルには、サスペンションアームが一体成型されています ・ 各転輪は左右分割式です ●履帯は、プラパーツによる一部連結式履帯が付属しています ・ 上下の直線部は繋がった状態のパーツ、前後の曲線部は1枚ずつが分割されたパーツとなっています ●車体後面パネルは一体成型され、後部のマッドフラップは別パーツとなっています ・ 後部の兵員ランプは後面パネルにモールドで再現されています ・ 車体後部の雑具箱は5パーツによる箱組み方式となっています ●サイドスカートは1パーツで構成されています ●車体前面と側面の追加装甲は、ブロックごとにそれぞれ1パーツで構成されています ●マーキングは、イギリス軍所属となる2種類の塗装例が説明書に記載されています ・ イギリス陸軍 国際連合保護軍(ボスニア / 1993年) ・ 王立フュージリアーズ連隊(2003年) ●説明書のマーキング指示に基づく、国連軍記号、シェブロンマーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています
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