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「戦艦 大和 プラモデル (レベル 1/1200 艦船キット No.05813 )」です●太平洋戦争時における帝国海軍の戦艦「大和」を1/1200スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●「戦艦 大和」の「天一号作戦」(沖縄特攻時)における対空兵装強化時の姿を再現した内容となっています 【 戦艦 「大和」について 】●帝国海軍は、当時の仮想敵国であるアメリカ、イギリスの海軍と比べると戦力的には明らかに劣勢であったために、従来の戦艦よりも遥かに強力な戦艦の建造に着手します ●この新型戦艦は、日本の建艦技術の粋が結集され、従来の戦艦とは異なる次元の艦として建造が行なわれました ●この戦艦の最大の特徴は、主砲として「46cm砲」を搭載、この砲は当時の最強の戦艦が「40cm砲」を装備しているのに対して、射程及び破壊力の点で優位に立てるものでした ●防御力は、その「40cm砲」に対抗できる能力を持ち、弾薬庫などの重要区画は厚い装甲板を持っていました ●また、艦首部分は、膨らみを持ったバルバス・バウを採用、この形状によって高い波浪性を誇っているのが特徴です ●ただし、この艦の建造に関しては、徹底的に秘密とされ、建造区画は完全に外部と遮断、関係者にも部外に漏らさないように徹底が行なわれています ・ このため、戦時中の国民は、「大和」、「武蔵」という存在は認知されておらず、帝国海軍の最強戦艦は「長門型」と思われていました ●この新型戦艦の1番艦である「大和」は、1937年に建造が開始され、太平洋戦争が開戦した直後の1941年12月に竣工しました ●翌年の1942年2月、「大和」は連合艦隊旗艦に任命、同年6月に開始された「ミッドウェー海戦」では主力艦隊のトップとして出撃しましたが、前衛の空母機動部隊の壊滅により、敗退してしまいます ●その後、主戦場は南方のソロモン海域に移り、「大和」はその後方のトラック島に進出、ソロモン海域では日米の死闘が繰り広げられましたが、海軍首脳内部での温存策によって、前線に出ることありませんでした ・ その行動と、居住性の良さから、現地の将兵からは「大和ホテル」と揶揄されます ●「大和」は、1944年6月の「マリアナ沖海戦」に参加、この海戦で初めてその主砲を敵に射撃しています(対空射撃) ●1944年10月には、連合艦隊の総力を尽くした「レイテ沖海戦」が開始され、「大和」は主力艦隊である砲戦隊「栗田艦隊」に配属、敵艦隊を求めてアメリカ軍の上陸地点であるレイテ島に突進します ●しかし、進路上での潜水艦の攻撃と、航空機攻撃により脱落艦が続出、僚艦である「武蔵」も撃沈されてしまいます ●その後、レイテ島沖において護衛空母から編成されたアメリカの機動部隊に接触、激しい砲撃戦によって、護衛空母「ガンビア・ベイ」を撃沈します ●ただし、アメリカ艦隊の必死の防戦と、撹乱作戦によって戦果を思うように挙げられず、逆に艦載機によって損害が発生しました ●結局、アメリカ軍の上陸艦隊までは到達できず、「栗田艦隊」はUターンして帰投してしまいます ●「レイテ沖海戦」の結果、連合艦隊は多数の艦を喪失、南方への補給路が断たれた日本は燃料の不足が顕著となります ●1945年3月、沖縄にアメリカ軍が上陸、この戦いは日本国土での本格的な戦闘であり、日本の陸軍と海軍は、総力を挙げて反撃を繰り返しました ●この沖縄戦を支援するために、艦隊を出撃させることを決定、「大和」以下に7隻の護衛艦が配属され、同年の4月に同艦隊が沖縄に向けて出航します ●この艦隊には、アメリカの艦載機からの数波に渡る攻撃が行なわれ、「大和」は爆弾と魚雷を多数被弾し、徐々に戦闘力を喪失、沖縄への途上において奮戦虚しく、その姿を消したのでした 【 「戦艦 大和」のキット内容について 】●この戦艦「大和」を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●1/1200のスケールで「大和」を再現、ミニスケールとして一体成型化されたパーツ構成で、実艦のポイントを押さえた内容となっています ●「戦艦 大和」の中央部の両側面の副砲が撤去され、対空兵装を強化、更に対空砲を増強した「天一号作戦」時の姿が再現されています ●キットは、喫水線から上部が再現されたウォーターラインモデルです ●「大和」は、上甲板及び船体部の上下分割のパーツで構成されています ・ 船体部は一体成型のパーツで構成され、塵捨て管、バルジがモールドで再現 ・ 後部のボート収納デッキが別パーツとなっています ・ 船底部も、船体と一体成型されています ●上甲板は一体成型となっており、シェルター甲板部、航空機甲板も一体成型されています ・ 甲板上には、主砲塔台座、副砲塔台座、波除け、木甲板表現、航空機運搬用レールの基本躯体の他に、ボラード、錨のチェーン、ケーブルホルダーなどのディテールが再現されています ・ 単装機銃、3連装機銃の本体と台座部分とが、甲板上にモールドにて再現 ●上甲板上の構築物となる「艦橋部」「主砲、副砲部」「高角砲部」「カタパルト部」「煙突部」「後部艦橋」などを、それぞれ甲板上に取り付けて完成させます ●艦橋 ・ 艦橋は一体成型となっており、上部の戦闘艦橋部、トップの測距儀部は別パーツです ●主砲及び副砲 ・ 主砲と副砲は一体成型で、第2、第3主砲塔上部の機銃座はモールドにて再現 ●高角砲 ・ 高角砲は、それぞれ1パーツで構成されています ・ 高角砲は、シールド付きの状態が表現されていますが、形状的にはドイツ戦艦の副砲に似たものとなっています ●カタパルト部 ・ カタパルトは各1パーツで構成、側面のトラス模様がモールドされています ●煙突 ・ 煙突は一体成型となっており、各副管などもモールドにて再現 ・ 探照灯も煙突にモールドされています ●後部艦橋 ・ 後部艦橋は一体成型で、下部の機銃座も表現されています ●内火艇(×2)、水偵(×2)が付属しています ●2011年 完全新金型
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