



日本海軍 条約型 1万t 重巡洋艦 高雄 1942 リテイク (プラモデル)アオシマ 1/350 アイアンクラッド No.000540 スケール:1/350
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![]() 「日本海軍 条約型 1万t 重巡洋艦 高雄 1942 リテイク プラモデル (アオシマ 1/350 アイアンクラッド No.000540 )」です●「日本海軍 条約型1万t 重巡洋艦 高雄 1942 リテイク」です ●太平洋戦争時における帝国海軍の重巡洋艦「高雄」を1/350スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ・ 対空兵装が増強される以前の1942年時の姿が再現されています ●「妙高型」に続いて建造され、より戦闘能力を向上させながら艦隊司令部の設備を持つ重巡洋艦「高雄」を再現、巨大な艦橋構造物を持ち各種兵装を満載した迫力あるシルエットを表現した内容となっています 【 「日本海軍 条約型1万t 重巡洋艦 高雄 1942 リテイク」のプラモデルの内容について 】●帝国海軍の重巡洋艦「高雄」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●帝国海軍を象徴する重巡洋艦「高雄」を再現、アオシマ社らしいかっちりとしたモールドと大型スケールを活かして、特徴的で複雑な造りとなる艦橋や、煙突や機銃座などによる日本の巡洋艦独特な構造を、細やかに表現した内容となっています ●また、本キットは最新の資料によって改訂されたリテイク版で、アオシマ社製1/350スケール「重巡洋艦 高雄 1942 (初回特典付)」をベースに、上甲板、通風塔などを新規パーツへと変更したものとなります ・ 旧キットは「高雄型」の4隻は上甲板が共通でしたが、本キットでは資料に基づき「高雄」専用へと変更されています ●重巡洋艦「高雄」は、1938年に大規模な近代化改装を実施、さらに太平洋戦争中期以降には対空兵装の増強が行われており、キットは対空兵装増強前の1942年時の姿が表現されています ●艦体喫水線以下も再現されたフルハルモデルです ●重巡洋艦「高雄」の船体部は左右分割式で、これに上甲板、上部構造物、各艤装類を取り付ける構成となっています ●船体部には、鋼板の継ぎ目、舷側の舷窓、フェアリーダー、塵捨て管、梯子、プロペラガード、副錨などがモールドされています ・ バルジ、ビルジキール、舷外電路は別パーツにて再現 ・ 船体部の歪みを防ぐ、桁のパーツが付属 ・ 船底部の推進軸、推進軸支柱、スクリュー、舵を再現したパーツが付属、舵はポリキャップにより可動します ●上甲板は、前後方向に4分割式となっています ・ 分割部分はシェルター甲板やリノリウム押さえにより目立たないように工夫されています ・ 甲板上には、リノリウム押さえ、滑り止め、航空機運搬用レールなどの基本躯体の他、昇降口、天窓などの細かなディテールが再現されています ●上甲板上の構築物となる「艦橋部」「主砲部」「シェルター甲板」「航空機作業甲板」「高角砲」「カタパルト」「煙突部」「後部艦橋部」などを個別にブロック化して構成、それぞれを甲板上に取り付けて完成させます 「高雄」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成されています ●艦橋 ・ 艦橋は5層で構成され、艦橋下部の前面パネルは別パーツにて再現す ・ 羅針艦橋と戦闘艦橋内部が再現、各双眼鏡などがパーツ化 ・ 艦橋の窓はクリアーパーツとなっています ・ 上部の測距儀、射撃指揮装置は各1パーツで構成されています ・ 艦橋の各スポンソンは別パーツで、ラッタルもパーツ化 ・ 艦橋部分を構成する、「91式高射装置」(×2)、「4.5m高角測距儀」(×2)、「方位盤」(×2)、「60cm探照灯」(×2)、25mm連装機銃(×2)などがパーツ化、探照灯はクリアーパーツです ●メインマスト ・ メインマストは左右分割式で、上部のヤードと単檣、見張り所は別パーツとなっています ・ マスト側面、後面のトラス構造は別パーツにて再現 ● 煙突 ・ 本体部分は左右分割式で、煙突トップ部の雨水カバーは別パーツです ・ 雨水カバーは開口処理され、煙突内部の整風板が見えるようになっています ・ 側面の各副管は1本ずつ別パーツとなっています ●シェルター甲板 ・ シェルター甲板上には、滑り止め表現の他に、天窓などのディテールが再現されています ・ 側面パネルには3箇所の魚雷発射管口及び予備魚雷搬入口が開口処理されています ・ 高角砲のスポンソンは別パーツとなります ●航空機作業甲板 ・ 航空機作業甲板は、各パネルを貼り合せる箱組み方式で、甲板上には航空機軌条とターンテーブル、側面には舷窓と扉などがモールドされています ●機銃座 ・ 中央部の機銃座は、一体成型となっており、トラス状の支柱は個別にパーツ化されています ・ 機銃座に装備される「25mm連装機銃」(×4)、「射撃指揮所」(×2)、「110cm探照灯」(×2)が付属、探照灯はクリアーパーツです ●探照灯台 ・ 探照灯台は、ブルワーク部分と支柱部分とで構成 ・ 支柱部分はシェルター甲板に一体成型されています ・ 「110cm探照灯」(×2)がパーツ化、クリアーパーツとなります ●後部艦橋 ・ 後部艦橋は左右分割式です ・ 艦橋窓枠、側面の扉、梯子などがモールドされています ・ 上部の方位盤は別パーツです ●後檣 ・ 後檣は三脚檣型、トップは1本の単檣となっています ・ 後檣の下部は前後分割式、これにクロスツリー、単檣部、クレーンを取り付けます ・ トラス部分はトラス状の各パネルを貼り付けます ・ クレーン上部にはトラス構造がモールド ・ 航海灯などがパーツ化されています ●カタパルト「呉式 2号5型射出機」 ×2 ・ カタパルトは左右側面部、上部の3分割式です ・ カタパルトの左右トラス部分は開口処理されています ●主砲塔部「50口径 3年式 20cm連装砲 E型」 ×5 ・ 砲塔は上下分割式で、測距儀は別パーツです ・ 砲塔外板の凹凸パターンが再現されています ・ 砲身部は基部の防水布も再現 ●高角砲「40口径 89式 12.7cm連装高角砲」 ×4 ・ 高角砲は、連装式に一体成型された砲身部と、砲架とで構成されています ●対空機銃「25mm連装機銃」 ×4 ・ 機銃は連装式に一体成型された銃身部と、銃架との2分割式です ●魚雷発射管「92式 61cm 4連装発射管 1型」 ×4 ・ 魚雷発射管は、発射管本体と、台座及び魚雷先端部との2分割式です ・ 予備魚雷を再現したパーツが付属 ●内火艇、カッター及びボートダビッド ・ 11m内火艇 ×2 ・ 12m内火ランチ ×1 ・ 9mカッター ×2 ●艦載機として ・ 零式水上偵察機 ×1 ・ 零式水上観測機 ×1 が付属、艦載機は左右分割式の胴体、各翼、水平尾翼、フロート、翼支柱のパーツ構成です ●その他の艤装を再現したパーツとして ・ 艦首、艦尾旗竿 ・ アンカーチェーン(金属チェーンが付属) ・ 主錨 ・ プロペラガード(モールドとの選択式) ・ 応急舵 ・ ボラード ・ 通気筒 ・ リール ・ ケーブルホルダー ・ キャプスタン ・ 係船桁 ・ パラベーン ・ デリック ・ 菊花紋章 ・ 艦載機滑走車 などがセットされています ●フルハルモデル用の展示台が付属しています ・ 展示台は船台式の船体を上に載せるタイプと、2つの円形の台座を金属ビスによって固定するタイプの2種が付属、選択して使用します ●艦尾及び後檣に掲げられる軍艦旗(直線タイプと、なびいているタイプの2種)を再現したパーパーシートが付属 ●艦尾及び後檣に掲げられる軍艦旗(直線タイプと、なびいているタイプの2種)と、艦載機の日の丸マーク、識別帯などを再現したデカールが付属しています ●再販アイテム ---------------------------------------------------------- 【 「重巡洋艦 高雄」について 】●日露戦争においてロシア艦隊を砲雷撃戦で破り、このことが戦争終結の要因の一つとなったことから帝国海軍では大艦巨砲主義に基づく海軍力の拡大に努めました ●しかし、1920年代前半のワシントン軍縮会議において主力艦、ロンドン軍縮会議で巡洋艦を含む補助艦艇の保有制限が制定、帝国海軍の戦力拡大に大きなブレーキが掛けられます ●そこで、帝国海軍では個艦の戦闘能力の向上に尽力、軍縮条約下の1929年に建造された重巡洋艦「妙高型」は、従来の帝国海軍の重巡洋艦や列強の同クラスの重巡洋艦よりも強力な攻撃力を持つ艦として登場、その戦闘能力の高さは各国の海軍関係者に大きな衝撃を与えました ●1932年に竣工した重巡洋艦「高雄」は、この「妙高型」重巡洋艦を改良した艦として建造され、武装などの配置は「妙高型」を継承したものとなっています ●最大の相違点は艦橋構造で、「妙高型」が戦隊旗艦(4、5隻程度の旗艦)程度の旗艦装備しか用意されていないのに対して、艦隊旗艦(10隻から20隻程度の旗艦)の設備を持っており、艦隊司令部とその要員を収納するために、10層で構成される巨大な艦橋構造物も持つ姿となっています ・ この「城」を想像させる巨大な艦橋のシルエットは、戦前の国民に強いインパクトを与え、連合艦隊を代表する艦の一つにもなりました ●また、魚雷兵装も「妙高型」の船体の側面に魚雷発射管を搭載する方式から上甲板上に設置された構造物に搭載する方式へと変更され、被弾時の誘爆によって船体に直接被害を受けないように改善されています ●1938年、「高雄型」重巡洋艦4隻は近代化改装が行なわれることとなり、先んじて「高雄」と「愛宕」の2隻の改装が着手されました ・ 1941年には、残る「鳥海」、「摩耶」の改装が予定されていましたが、開戦により中止されています ●この改装にあたっては、従来の帝国海軍の艦艇が兵装を重視するあまり艦の安定力を欠いていたことの見直しが行なわれ、「高雄型」の巨大な艦橋構造物がトップヘビーな状態を招いており、この艦橋は一回り小型化されました ●対して、対空兵装は増強が行なわれ、新造時には「12cm 単装高角砲」が4基だったところを「12.7cm 連装高角砲」4基へと倍増、機銃類も追加されています ●そして、魚雷兵装も連装発射管4基を4連装発射管4基へと変更、魚雷攻撃力が格段に向上しました ●このような兵装の増強により安定力の低下を防ぐために、船体側面にはバルジが設置され、兵装とバルジにより、総排水量は2,000tも増加、堂々たる重巡洋艦へとその姿を変化させました ●「高雄」は、太平洋戦争が開戦すると南方へと進出、フィリピンなどの上陸作戦の支援を行います ●続いて、1942年に入ると帝国陸海軍はインドネシア方面の攻略へと移り、「高雄」はジャワ島沖においてアメリカの駆逐艦1隻とタンカーや掃海艇などを撃沈する戦果を挙げました ●1942年6月には「ミッドウェー作戦」の陽動としての「アリューシャン作戦」に参加、1942年7月にアメリカ軍が南方のガダルカナル島に上陸を行うと、日米の戦いの焦点はこの島へと移り、「高雄」も南方の拠点トラック島へと移動しました ●「高雄」は、1942年8月の「第2次ソロモン海戦」、1942年10月の「南太平洋海戦」に参加、この両海戦は空母戦となり、日米双方で戦果と被害が生じましたが、「高雄」自体には大きな損害は発生しませんでした ●続いて「高雄」は、1942年11月に発生した「第3次ソロモン海戦」に参加、この海戦は夜間における日米艦隊の砲雷撃戦となり、「高雄」はその第2夜においてアメリカの新鋭戦艦「サウスダコタ」と「ワシントン」と交戦、壮絶な死闘が繰り広げられます ●アメリカの戦艦は、その攻撃目標を戦艦「霧島」に集中したために「高雄」へは目立った損害はなく、「高雄」は他の艦との協同で戦艦「サウスダコタ」を戦闘不能へと陥る戦果を挙げました ●1943年2月、日本軍側は苦戦が続くガダルカナル島からの陸上部隊の撤退を決定、「高雄」は撤退の支援に参加し、その後、ブーゲンビル島、トラック島、ラバウルのラインが日本軍側の最前線となります ●1943年11月、そのラバウルに進出していた「高雄」は、アメリカ軍艦載機の空襲を受け、2発の爆弾が命中して中破、内地へと帰還、そして修理を受けます ●1944年6月、連合艦隊の艦載機航空兵力の全てを投入した一大決戦「マリアナ沖海戦」に参加、海戦自体は日本軍側の完全な敗北であり、戦力を消耗した航空兵力は再建の目途が立たない状態となります ●これにより、海上戦力しか持たない連合艦隊は、空母を囮として砲戦隊で敵にダメージを与えるという作戦「捷一号作戦」(レイテ沖海戦)を決行、「高雄」はその攻撃力が評価されて主力部隊である「栗田艦隊」に配備されます ●しかし、「栗田艦隊」はフィリピン西部のパラワン島沖においてアメリカ潜水艦2隻の雷撃を受け、僚艦「愛宕」「摩耶」が戦没、「高雄」も2発の魚雷が命中し大破、一時は航行不能に陥りますが、何とか自力航行ができる程度に復旧し、戦線を離脱します ●「高雄」はシンガポールに入港し、修理を受けますが、その後の帝国海軍は組織的な作戦を行なうことはできなくなり、「高雄」はシンガポール防衛のための浮き砲台とされることが決定されます ●1945年7月、イギリスの特殊潜水艇により、艦底部に爆弾が仕掛けられて爆発が発生、しかし、「高雄」自体の損傷は軽微でした ●「高雄」は終戦時に残存、戦後はイギリス軍に引き渡され、1945年10月に爆破沈没処分されています ![]() ![]() ![]() ![]()
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