3号戦車J型 (熱帯地仕様) 初期生産型 (プラモデル)ドラゴン 1/35 '39-'45 Series No.6543 スケール:1/35
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「3号戦車J型 (熱帯地仕様) 初期生産型 プラモデル (ドラゴン 1/35 '39-'45 Series No.6543 )」です●「3号戦車J型 (熱帯地仕様) 初期生産型」です●第2次世界大戦中期におけるドイツ軍の主力戦車「Sd.Kfz.141/1 3号戦車J型 初期生産型」の「熱帯地仕様」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●「42口径 50mm戦車砲」を装備した「3号戦車J型 初期型」を再現、エンジン点検ハッチに吸気口が増設された「熱帯地仕様」タイプを再現した内容となっています 【 「Sd.Kfz.141/1 3号戦車 J型」について 】●ドイツ軍は、1934年の再軍備化に従い、「1号戦車」~「4号戦車」という4種類の戦車の開発を行います ●この中で、ドイツ軍の本命に据えられていたのが「3号戦車」で、安定した性能と砲火力と防御力のバランスにより主力戦車としての役割を期待されていました ●ところが、この「3号戦車」の開発は難行し、「A型」から「D型」までは試作車の意味合いが強く、足周りを中心に試行錯誤が繰り返されます ●「3号戦車」として基本スタイルが確立されたのは「E型」からでしたが、当初予定されていた「50mm砲」は搭載されずに「37mm砲」を装備、その装備方法も内装式防盾というものでした ●しかし、足周りには当時の最新鋭技術である「トーションバー式サスペンション」を採用、このサスペンションは優れた地形追従能力を誇り、後の「パンター」や「タイガー」にも採用されています ●ただ、「3号戦車」は、その初期の開発の遅れからポーランド戦やフランス戦には少数しか参加できず、電撃戦時においては偵察戦車としての「2号戦車」が実際の主力戦車として運用されていました ●また、当初搭載していた「37mm砲」は、連合軍の戦車に対して火力不足が目立ち、「50mm砲」の搭載が是非とも望まれることとなります ●「F型」を経て、1940年4月には「G型」の生産が開始、この「G型」でも当初は「37mm砲」を搭載していましたが1940年7月からは「42口径 50mm戦車砲」へと変更、内装式防盾も外装式へと変化しています ・ 既存の「37mm砲」搭載型の「3号戦車」系列も順次「42口径 50mm戦車砲」へと換装されています ●1941年から開始された独ソ戦では、「3号戦車」の数が揃い、ようやく主力戦車としての地位を確立します ●「ヒトラー」は早い時期から威力の高い「60口径 50mm戦車砲」の搭載を命じていましたが、砲の車載化に遅れ、独ソ戦初期においては「42口径 50mm戦車砲」を搭載したタイプしか存在せず、ソ連軍の新鋭戦車に対しても火力不足を露呈することになります ●1941年3月から「3号戦車J型」の生産が開始、この「J型」では前面装甲を50mm厚へと変更、防御力の強化が行われています ●「J型」も当初は「42口径 50mm戦車砲」を搭載していましたが、「ヒトラー」の命令と独ソ戦での苦戦により、1941年12月からようやく「60口径 50mm戦車砲」が搭載されます ・ 「42口径 50mm戦車砲」の搭載型は「J初期型」、「60口径50mm戦車砲」搭載型は「J後期型」と呼ばれています ●東部戦線とは異なり、北アフリカ戦線においては対峙したイギリス軍がソ連軍のような能力の高い戦車を保有していないことから「3号戦車」は互角以上に戦っています ・ ただし、強力な装甲を持った「マチルダ戦車」に対しては苦戦しています ●当初、アフリカ戦線に派遣された「3号戦車」は「F型」「G型」が主流でしたが、本国での生産に合わせて逐次「H型」「J型」が補充されます ●「J型」も、最初は「42口径 50mm戦車砲」搭載の「初期型」、そして後に「後期型」が補充されています ●アフリカ戦線に送られた各種車輌には熱帯地用として改造が実施されており、「3号戦車J型」では、エンジンデッキの点検ハッチ上に吸気グリルが増設されているのが特徴となっています 【 「3号戦車J型 (熱帯地仕様) 初期生産型」のキット内容について 】●この「3号戦車J型 初期型」の「熱帯地仕様」を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●ドラゴン社の高いディテール表現力によって「3号戦車J型 初期型」の「熱帯地仕様」タイプを再現、短砲身の「50mm砲」、エンジンデッキの吸気口など、同車の特徴が詳細かつディテール感豊かに表現された内容となっています ●「3号戦車J型 初期型」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」「左右フェンダー」の5ブロックで構成されています ●「42口径 50mm戦車砲」は、一体成型となっており、スライド式金型により砲口が開口処理されています ・ 同軸機銃は、銃口が開口されており、機銃の装着の有無が選択できます ・ 砲尾等も再現され、閉鎖器は開閉状態が選択可能です ・ 砲身は上下に可動します ●防盾は1パーツで構成、左右の視察クラッペは別パーツとなっており、開閉状態が選択できます ・ クラッペ内側の防弾ガラスを再現するクリアーパーツが付属しています ●砲塔は、上下部と前面板の3分割式で、上部パーツには側面部などが一体成型されています ・ 上部パーツには天板部のネジ穴が表現 ・ 砲塔側面のハッチは別パーツとなっており、開閉状態が選択できます ・ 視察クラッペは別パーツで開閉状態が選択可能です ・ 視察クラッペ、ハッチ部の視察装置を再現するクリアーパーツが付属しています ●車長キューポラは、各視察口の開閉状態が選択可能で、そのガラス部分はクリアーパーツが用意されています ・ 車長ハッチは別パーツにより開閉状態が選択可能 ●車体上部は、前部、戦闘室、エンジンデッキの3ブロックで構成されています ●前部は1パーツで構成され、トランスミッション点検ハッチは別パーツとなっています ・ 前照灯は、通常の状態と管制スリットが付いた状態とを選択できます ●戦闘室の主要部は、4個のパーツの箱組み方式となっています ・ 構成するパーツの内側にはガイド用のパーツが用意され、確実に形状が完成するように工夫されています ・ 側面のクラッペは別パーツとなっています ・ 操縦席の装甲バイザーは2分割式で、開閉状態が選択できます ・ 前方機銃は7個のパーツで構成、内部の機関部などが詳細に表現されています ●エンジンデッキ部は、各ハッチ、側面のエンジングリル部は別パーツとなっています ・ エンジングリル部のメッシュを再現するエッチングパーツが付属しています ●フェンダー部は、フェンダー支持架、後部のマッドフラップが別パーツです ・ フェンダー上の工具類のパーツは、固定具のクランプなどもモールドされています ●車体下部は、後面を除きバスタブ式の一体成型となっています ・ サスペンションアームは別パーツ、トーションバーもパーツ化しています ・ 各転輪及び起動輪は、左右2分割式です ・ 誘導輪は5分割式で、中央部にエッチングパーツを挟み込む構成となっています ・ 履帯は1枚ずつが分割されたマジックトラックによる接着連結式履帯が付属しています ●視察口のガラス部などを再現するためのクリアーパーツが付属 ●誘導輪の内側、エンジングリルのメッシュなどを再現するエッチングパーツが付属しています ●「3号戦車 J初期型」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる3種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 第5戦車師団 (ロシア / 1941年) ・ 第190戦車大隊 (アフリカ / 1942年) ・ 第21戦車師団 (北アフリカ / 1942年) ●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、部隊記号、軍団マーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています ・ デカールのプリントはカルトグラフ社製 ●2012年 一部新金型
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