プラモマニュアル シリーズ 教えて！飛行機プラモの作りかた 改造工作編 モデルアート

「教えて！飛行機プラモの作りかた 改造工作編 本 (モデルアート プラモマニュアル シリーズ  No.008 )」です

●モデルアート誌の「プラモ・マニュアル」シリーズ第8弾、飛行機モデルの改造工作をテーマにした工作ガイド本です

【 「教えて！飛行機プラモの作り方 改造工作編」について 】

　・ プラモデルを作っているうちに「キットとは違うものが作りたい」、「誰かを驚かせるような作品を作ってみたい」と思ったことはありませんか？
　・ それならばキットを改造することで世界にたったひとつの作品を作ってみることに挑戦しましょう
　・ 本書では飛行機モデルの改造工作に必要なテクニックの数々を、ワンステップごとの詳細な工程写真とキャプションで身に付くテクニックの解説をします

【 「教えて！飛行機プラモの作り方 改造工作編」の内容目次 】

■モデリング・ライブ
●幻の日本海軍艦上戦闘機を再現する～「烈風改」
●日本が誇るマルチロールファイター～「三菱F-2A」
●空冷発動機へと換装した日本陸軍最後の制式戦闘機～「5式戦闘機 I 型甲」

■ヒントとテクニック
●チャプター1 / 覚えておきたい基本テクニック
　・ 不要なスジ彫りを上手に埋めてパネルラインを変更する
　・ 省略されているパネルラインをスジ彫りで追加する
　・ プラ材を使って色々なカタチのものを作り出してみよう
　・ プラ材を熱加工して自由なカタチを作り出そう
　・ プラ材加工の便利ツール・ヒートペンを使いこなそう

●チャプター2 / デカールを自作してみよう
　・ ドロー系ソフトを用いてオリジナルデカールを自作しよう

●チャプター3 / 飛行機プラモ改造工作の実例
　・ 艦載機の翼をたたんでみよう
　・ タイプ変更にともなう機首のすげ替え工作
　・ パネルを切り取りカットモデルに仕立てる
　・ 補助翼の作動状態を表現する
　・ 飛行状態にしてみよう

●コラム
　・ 人の目を引く作品ってどういうものだろう？
　・ ツールはより良いものを選びましょう

　・ プラモデルの中身を見る
　・ プラモデル製作に必要な道具
　・ 改造に必要なマテリアル
　・ 塗料についての基礎知識
　・ 塗料用具あれこれ
　・ 模型用語の基礎知識2012

【 「教えて！飛行機プラモの作り方 改造工作編」の内容について 】

●プラモデルの中身を見る
　・ まず、キット自体の中身を確認、パッケージ、説明書などをチェックします

●プラモデル製作に必要な道具
　・ 飛行機モデルの改造をする場合に必要な工具、素材などを簡単に説明します

「烈風」を「烈風改」に改造してみよう
●使用キット「海軍局地戦闘機 烈風 11型」（ファインモールド1/48）
　・ 「零戦」の後継機として開発が行われた「烈風」、その「烈風」をベースに排気タービン過給機を装備、高高度防空戦闘機としての性能を持つのが「烈風改」です（実機は未完成）
　・ ファインモールドの「烈風」をベースにして「烈風改」への改造にチェレンジします
●改造内容
　・ 実機の資料図面を参考に、機首、カウリングを延長、「烈風改」のポイントであるカウリングのインテークを追加します
　・ 主脚タイヤ径も拡大、それに合わせて脚格納庫の大きさも修正、主翼前縁部を大きく張り出した形状へと変更しました
　・ 各改造の方法、表面処理、そしてパネルラインの修正などが収録されています

●不要なスジ彫りを上手に埋めてパネルラインを変更する
　・ スジ彫りの埋め方を各素材ごとに検証

●省略されているパネルラインをスジ彫りで追加する
　・ 工具によるスジ彫りの違いと、場所や形状によるスジ彫りの追加方法を解説します

●プラ材を使って色々なカタチのものを作り出してみよう
　・ プラ材を使用して様々な形状のものを作り出す例を紹介

●プラ材を熱加工して自由なカタチを作り出そう
　・ 身近な材料を利用したヒートプレスの方法

●プラ材加工の便利ツール・ヒートペンを使いこなそう
　・ 十和田技研「ヒートペン HP-1000 （Easy Welder）」を利用したパーツの合わせ目の処理、スジ彫りの方法などを紹介

●ドロー系ソフトを用いてオリジナルデカールを自作しよう
　・ パソコン、プリンターを使用した自作デカールの作製方法を解説します

「F-16」を「F-2」に改造してみよう
●使用キット「F-16CJ ファイティング ファルコン （ブロック50）」（タミヤ1/32）
　・ 航空自衛隊の「F-2」は、アメリカの「F-16」がベースとなっています
　・ 一見すると似ている両機ですが、胴体、主翼を中心として相違点が多いのです
　・ この大規模な改造に挑戦、この改造方法をマスターすればほとんどの改造にも対処できることでしょう
●改造内容
　・ 実機の資料図面を参考に変更点を掌握、改造ポイントに合わせて各場所をカットします
　・ 胴体部分では、長さを延長、ストレーキ部分の拡大を実施
　・ そしてインテーク部分を縮小、キットパーツに切れ込みを入れて形状を変更します
　・ 主翼はプラ板によるスクラッチ、キットパーツを活かした方法を紹介
　・ キャノピーは形状が異なっているので、ヒートプレスにて作製、コクピット内部のディテールも変更しています
　・ 最後に「F-2」独特の迷彩塗装の方法を紹介します

●艦載機の翼をたたんでみよう
　・ 艦載機の翼をたたんだ状態を作製します
　・ キットの主翼の切断方法と、主翼素材の薄さの表現、そして結合部分のディテールの再現方法を解説

●タイプ変更にともなう機首のすげ替え工作
　・ バリエーションキットなどによる機首部分の変更の際の工作方法を解説、変更した後の強度の確保の方法なども収録されています

●パネルを切り取りカットモデルに仕立てる
　・ 内部構造を見せるためにパネルを切り取る方法を紹介、クリアーパーツによるスケルトンモデルの注意点も解説します

●補助翼の作動状態を表現する
　・ モデルに動きが表現される補助翼の作動状態を表現、パーツの切り出し、その後の処理などを解説、ディテールの追加方法も紹介されています

● 飛行状態にしてみよう
　・ 飛行機モデルらしい、飛行状態とするための改造ポイントを解説します

「飛燕」を「5式戦」に改造してみよう
●使用キット「川崎 キ61 三式戦闘機 飛燕 1型丙 」（ハセガワ1/32）
　・ 搭載される液冷エンジンの生産遅延により他の部分が余剰となっていた戦闘機「飛燕」、そのエンジンの替わりに空冷エンジンを搭載したのが「5式戦闘機」です
　・ 細身の胴体に、大型のカウリングを持つ同機を、実機の同じ改造により再現します
●改造内容
　・ 旋盤を使用してレジンブロックから「5式戦」用のカウリングの基本形を作製します
　・ カウリングは先端部は真円ながら、後部に向かって変形しているので、エポキシパテを使用して形状を作製、エアインテーク、機銃口の作成方法を紹介
　・ 胴体、垂直尾翼などの形状変更の部分の工作方法を解説します
　・ 複雑な形状のキャノピーをヒートプレスで作製、原型の作り方が詳細に解説されています

【 「教えて！飛行機プラモの作り方 改造工作編」の奥付 】

●版型：B5版 / ソフトカバー
●全112ページ / カラー110ページ
●発行日 ： 2012年7月14日
●ISBNコード ： 4910087340721