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「日本帝国陸軍 四式軽戦車 ケヌ プラモデル (ドラゴン 1/72 アーマー シリーズ No.7404 )」です●「日本帝国陸軍 四式軽戦車 ケヌ」です●太平洋戦争時における帝国陸軍の軽戦車「4式軽戦車 ケヌ」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●「95式軽戦車」の車体に「97式中戦車」の砲塔を搭載した「4式軽戦車」を再現、小型の車体に大型の砲塔を持った、アンバランスなフォルムを再現したされています ●ドラゴン社製「九五式軽戦車 八号」をベースとし、「4式軽戦車」を再現するために、砲塔を同社「九七式中戦車 チハ 新車台 サイパン 1944年」の砲塔に変更、車体上部を新規パーツとしたバリエーションキットとなります 【 「4式軽戦車」について 】●帝国陸軍は1937年に「97式中戦車 チハ」を開発、同車は戦車部隊の主力となります ●この「97式中戦車」は「89式中戦車」に続いて「57mm砲」を搭載しており、これは砲手が照準器を覗きながら片手で砲弾を装填できるのが特徴でした ●ただ、この「57mm砲」は元々歩兵支援用として開発されたものであり、徹甲弾は用意されていたものの初速は低く、装甲貫通能力は極めて低い砲でした ●太平洋戦争が開戦すると「97式中戦車」はマレーなどにおいて大活躍しましたが、アメリカ軍、イギリス軍が装備していた「M3軽戦車」に苦戦、フィリピン戦線では開発中であった高初速の47mm砲を装備した「97式中戦車改」を派遣して急場を凌ぎます ●これにより、実質上「97式中戦車」の生産は「97式中戦車改 (新砲塔チハ)」へと移行、また車体を自走砲などに転用した結果、従来の「57mm砲」を搭載した砲塔が余ることとなりました ●一方、1935年に制式化された「95式軽戦車」は、その高い機動性能で活躍、この「95式軽戦車」と「97式中戦車」とが太平洋戦争時の帝国陸軍を代表する戦車となります ・ 当時の帝国陸軍の戦車部隊は連隊単位であり、各戦車連隊は、「95式軽戦車」と「97式中戦車」の混合編成か、「95式軽戦車」の単独編成(編成母体が騎兵連隊となっている場合が多い)となっています ・ 他に、捜索連隊(これも元々騎兵)から発展した中隊規模の師団固有の戦車隊も存在しており、この戦車隊には「95式軽戦車」もしくは、「94式軽装甲車」「97式軽装甲車」が配備されています ●しかし、「95式軽戦車」が装備していた主砲は「37mm砲」であり、戦争も中盤に入るとさすがに威力不足が否めませんでした ●1943年には、主砲を「57mm砲」へと換装した「3式軽戦車」が作られましたが、「95式軽戦車」の1人用の小型砲塔にそのまま搭載したために、ほとんど操作が不能となり、量産は見送られます ●そこで、余剰状態の「97式中戦車」の57mm砲砲塔をそのまま「95式軽戦車」に搭載した「4式軽戦車」が登場します ・ この砲塔を搭載するために、車体のターレットリングは大型化され、前方機銃部分の形状が変化しています ・ この「4式軽戦車」は「95式軽戦車」の火力強化型と言われますが、「95式軽戦車」の「37mm砲」自体は、「57mm砲」よりも装甲貫通能力は高く、火力強化型とするのは少々疑問です(もっとも、この頃には「57mm砲」用の砲弾として成型炸薬弾「タ弾」が存在していたようです) ●「4式軽戦車」は、本土決戦用の戦車として内地で運用、主に四国方面においてアメリカ軍の上陸に備えて配備されており、終戦に伴い実戦で使用されることはありませんでした 【 「日本帝国陸軍 四式軽戦車 ケヌ」のキット内容について 】●この「4式軽戦車」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●ドラゴン社1/72アーマーシリーズの現行フォーマットにより「4式軽戦車」を再現、同社らしくディテール再現を重視しながらもスケールに沿って一体成型が多用されており、パーツ数を抑えた内容となっています ●総パーツ数が「40」と、少ないパーツ数で構成されており、「4式軽戦車」の姿を気軽に楽しむことが可能です ●砲身は、砲身基部も含めて一体成型されており、スライド式金型により砲口が開口処理されています ・ 砲尾及び薬莢受けなども砲身と一体成型となっています ●砲塔部は上下分割式で、防盾部分は別パーツとなっています ・ 下部パーツは、砲塔底板と砲塔リング部となっています ・ 砲塔後部には、機銃のマウント部がモールドされています ・ 鉢巻き式アンテナは一体成型で再現 ・ 砲塔の旋回が可能です ●車長キューポラは、砲塔部とは別パーツとなっています ・ キューポラ側面のボルト部分はエッチングパーツで表現されています ・ ハッチは別パーツ(実車通りの2分割式)となっており、裏側のディテールが表現され、開閉状態が選択可能です ●機銃は、スケールに沿った表現となっており、機銃下部の切り欠けも再現されています ●車体上部はフェンダーも含めて一体成型されています ・ 工具のバールは、車体にモールドで再現され、工具止めも細かく表現 ・ 帝国陸軍の星章が彫刻されています ・ 前方機銃マウント、雑具箱は別パーツとなっています ・ 複雑な構造のマフラーは、1パーツで構成 ・ マフラーガードはエッチングパーツとなっています ・ シャベル、ツルハシ、ジャッキは別パーツにより立体的に表現、ジャッキの細かなディテールも再現されています ・ 前照灯は別パーツです ●車体下部は、スライド式金型によりバスタブ式に一体成型されています ・ ナンバープレート、尾灯、牽引フック、牽引ワイヤーなどが、車体下部パーツにモールドで再現 ・ サスペンションアームは、車体下部に一体成型 ・ 上部転輪、誘導輪はそれぞれ1パーツで成型されています ・ 起動輪は左右分割式です ・ 下部転輪は左右分割式で、2輪を繋ぐボギーが転輪と一体成型されています ・ 履帯は接着及び塗装が可能なDS素材によるベルト式履帯が付属しています ●マフラーカバーを再現するエッチングパーツが付属しています ・ 「97式中戦車」用のマフラーカバーも含まれています ●「4式軽戦車」マーキングとして、帝国陸軍仕様となる1種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 戦車第19連隊 (九州 / 1945年) ●説明書の塗装例に基づく、砲塔部分の車輌番号を再現したデカールが付属しています ●2012年 一部新金型
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