米国海軍 コロラド級戦艦 BB-46 メリーランド 1941 (プラモデル)ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ No.W150 スケール:1/700
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「米国海軍 コロラド級戦艦 BB-46 メリーランド 1941 プラモデル (ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ No.W150 )」です●太平洋戦争時におけるアメリカ海軍の「戦艦 メリーランド」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●帝国海軍の戦艦「長門」と並んで世界7大戦艦の地位を占めた「戦艦 メリーランド」を再現、大戦前のアメリカ戦艦を象徴する籠状のマストを備えた1941年時の姿を再現した内容となっています 【 「戦艦 メリーランド」について 】●アメリカは、第1次世界大戦の末期に参戦したため、艦艇の損害は比較的軽微で、大戦後はイギリスに次ぐ世界第2位の海軍力を保有することとなりました ●第1次大戦の終結により動員された陸軍は大幅に戦力が縮小される一方、海軍は戦力の充実が図られて多くの艦艇が建造、特に大艦巨砲主義により戦艦戦力が重要視されました ●戦艦「メリーランド」は、前級である「テネシー級戦艦」の改良型となる「コロラド級戦艦」4隻の2番艦として、1916年に建造計画が立てられました ●当初「コロラド級」は「36cm砲」を搭載する予定でしたが、帝国海軍の「長門級」が「40cm砲」を搭載することが明らかとなると、それに合わせて「40cm砲」への設計変更が行われ、同艦は1921年に竣工しました ●1921年のワシントン軍縮会議において、この時点で竣工していない同級の1番艦「コロラド」と3番艦「ワシントン」は廃艦処分が決定、ただし帝国海軍が「陸奥」の保有を主張したために、それに釣り合う戦力として「コロラド」の建造が認められました ●この「コロラド級」の3隻(「コロラド」「メリーランド」「ウエスト・バージニア」)は、「40cm砲」を搭載する戦艦として当時世界最強の戦艦7隻に入り、アメリカ海軍の中心的存在として永らくその威容を誇示します ●しかし、設計自体が1910年代によるものと、当時の機関技術からその最高速度は21ノットに過ぎず、このことは同艦の後の生涯に影響を与えました ●「メリーランド」は、アメリカ太平洋艦隊の主力としてその本拠地であったハワイの真珠湾に配備、1941年12月の帝国海軍による「真珠湾攻撃」に曝されることとなりました ●同艦は、戦艦群として2列で並んだ岸壁側に位置していたため、魚雷攻撃からは免れており、爆弾を2発被弾したものの他の戦艦と比べると損害は軽微でした ●攻撃から1ヵ月後の1942年1月の「メリーランド」は修理が完了、戦列に復帰しました ●しかし、真珠湾攻撃により航空機の威力を実感したアメリカ海軍は、その戦力の中核として航空母艦を重視する戦法へと方針変更、更には「ノースカロライナ級」や「サウスダコタ級」といった新鋭戦艦の登場により、空母機動部隊への追従が困難である低速の「メリーランド」は、補助的な艦として扱われる立場となります ●もっとも、搭載する「40cm砲」は強力であることは確かであり、その砲撃力を活かして上陸支援用の戦艦としての活路が見出されました ●同艦は、1942年11月のタラワ島への上陸作戦に参加、その後クウェゼリン、サイパンなどの各上陸作戦への砲撃支援に従事します ●1944年後半では、ペリリュー島、アンガウル島、そしてフィリピンのレイテ島の上陸作戦に参加、レイテ島での作戦では、同島沖への突入を図る帝国海軍の西村艦隊と交戦(「スリガオ海峡海戦」)、その砲撃力により西村艦隊に対して大きなダメージを与えました ●ただし、このレイテ島での戦い以後、日本軍側は体当たり攻撃を採用するようになり、上陸支援にあたる「メリーランド」も少なからず損害が発生するようになります ●1944年11月にはレイテ湾において体当たり攻撃によって大破、修理後に参加した沖縄上陸作戦でも攻撃を受けて損傷、アメリカ本土へと回航されて修理が行われ、その修理中に終戦を迎えています 【 「米国海軍 コロラド級戦艦 BB-46 メリーランド 1941」のキット内容について 】●このアメリカ海軍の戦艦「メリーランド」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●ピットロード社の外国艦シリーズのフォーマットに則り「戦艦メリーランド」を再現、同艦を印象付ける籠状マスト、カタパルトやクレーンなどのトラス構造をエッチングパーツにより細やかに表現した内容となっています ●「メリーランド」は、真珠湾攻撃での修理において上部構造物を中心に改装が行われており、キットは1941年の姿が表現されています ●特徴的な籠状マストはエッチングパーツによって再現 ●艦体喫水線までが再現されたウォーターラインモデルと、艦底部も再現されたフルハルモデルとを選択することができます ●「メリーランド」の船体部は上下分割式で、これに上甲板、上部構造物、各艤装類を取り付ける構成となっています ●船体部には、舷側の舷窓、フェアリーダー、塵捨て管などが再現、バルジ部分も表現されています ・ ウォーターラインモデル用の船体下を塞ぐ平らな船底パーツと、フルハルモデル用の艦底部が再現されたパーツが付属、再現したい状態により選択して使用します ・ フルハルモデル用の船体下部のシャフト、プロペラ(スクリュー)、舵がパーツ化 ・ フルハルモデル用の展示スタンドが付属しています ●上甲板は、船首楼甲板、後部甲板で構成されています ・ 甲板上には、木甲板表現、主砲塔台座などの基本躯体の他、ボラード、昇降口、天窓、アンカーチェーンなどの細かなディテールが再現 ●上甲板上の構築物となる「中央構造物」「艦橋部」「主砲部」「カタパルト部」「煙突部」「前後マスト部」などを個別にブロック化して構成、それぞれを甲板上に取り付けて完成させます 「メリーランド」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成されています ●中央構造物 ・ 中央構造物は、甲板部分と側面パーツとで構成されています ・ 甲板部分には木甲板表現、天窓などがモールドされ、側部のブルワークが一体成型 ・ 側面パーツには副砲用の開口部が表現、舷窓、扉がモールドされています ・ 中央構造物に配置される、12.7cm単装砲(×10)、12.7cm単装砲(シールド付き)(×2)、12.7cm単装高角砲(×6)などがパーツ化 ●艦橋 ・ 艦橋は4層で構成されています ・ 羅針艦橋の窓枠及び司令塔の窓がモールド ・ 艦橋部分を構成する、測距儀(×2)、探照灯(×2)、28mm4装機銃(×2)などがパーツ化されています ●前部マスト ・ 前部マストは、マスト本体、ヤード、戦闘艦橋で構成されています ・ マスト本体はエッチングパーツで、パネル状となっているパーツをリング状に丸めて再現します ・ ヤードはエッチングパーツとプラパーツとの選択式です ・ 戦闘艦橋は一体成型で、窓枠がモールドされています ● 煙突 ・ 本体部分は左右分割式で、トップは別パーツとなっています ・ 前後の副管は別パーツです ●後部マスト ・ 後部マストは、マスト本体と4層で構成された後部艦橋で構成されています ・ マスト本体はエッチングパーツで、パネル状となっているパーツをリング状に丸めて再現します ・ 後部艦橋の窓枠がモールドにて再現 ・ 後部艦橋を構成する単装機銃(×4)、探照灯(×4)が付属 ●カッター用クレーン ・ クレーンは、支柱部分とアーム部とで構成され、アーム部分はエッチングパーツです ●カタパルト ・ カタパルトはプラパーツとエッチングパーツとを選択できます ●航空機用クレーン ・ 航空機用クレーンは、プラパーツとエッチングパーツとが付属、選択して使用します ●主砲塔部「45口径 40.6cm連装砲」 ×4 ・ 砲身部分は1本づつの分割式で、基部の防水布が再現されたパーツと、防水布がないパーツとを選択することができます ・ 砲塔は上下分割式で、表面のリベット、梯子などがモールドされています ・ 測距儀は別パーツとなっています ・ 側面に装備された救命ボートがパーツ化 ・ 主砲塔は旋回可動式です ●副砲「51口径 12.7cm単装砲」 ×12 ・ 副砲は、砲身と砲架とが一体成型されています ・ シールド付きの副砲は、上下分割式のシールドと砲身で構成 ●高角砲「38口径 12.7cm単装高角砲」 ×6 ・ 高角砲は砲身部分とベースとの分割式です ●補助砲「50口径 7.62cm単装砲」×2 ・ 補助砲は砲架も含めて一体成型されています ・ 補助砲のブルワークは甲板とは別パーツとなります ●対空機銃「28mm 4連装機銃」 ×2 ・ 機銃は、4連装式に一体成型された銃身と銃架とで構成 ●その他の艤装を再現したパーツとして ・ 錨 ・ 通気筒 ・ ケーブルホルダー ・ パラベーン ・ 救命ボート ・ カッター類 などがセットされています ●艦載機「OS2U キングフィッシャー」 ×3 ・ 艦載機は、機体、フロート部、補助フロートの構成となっており、クリアーで成型されています ●マスト、ヤード、クレーン、カタパルトなどを再現するエッチングパーツが付属 ●艦尾の星条旗(直線タイプとなびいている状態の2種)、艦首の艦番表示、艦載機の国籍マークなどを再現したデカールが付属しています ●2013年 完全新金型
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