イギリス海軍 戦艦 ドレッドノート 1915 (プラモデル)トランペッター 1/350 艦船シリーズ No.05329 スケール:1/350
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「イギリス海軍 戦艦 ドレッドノート 1915 プラモデル (トランペッター 1/350 艦船シリーズ No.05329 )」です●戦艦の概念を一変させた20世紀初頭のイギリス海軍の「戦艦 ドレッドノート」を1/350スケールで再現したプラスチックモデル組立キットで、第1次世界大戦勃発後の1915年時の姿が表現されています ●トランペッター社製「イギリス海軍 戦艦 ドレットノート 1907」をベースとして、1915年時を再現するために艦橋及び艦橋後部の構造物を一部変更、射撃指揮所などの新規パーツを追加したバリエーションキットとなります ・ 1907年時と1915年時の違いは、1915年時には艦橋とその後部の構造物の形状が変更され、艦橋後部の探照灯デッキを廃止、メインマスト上部の見張り所を大型化して射撃指揮所へと変更、後檣の上部のマストの撤去などとなっています 【 「弩級戦艦 ドレッドノート」について 】●イギリスの「戦艦 ドレッドノート」は1906年に竣工した艦で、従来の戦艦の形式を破った革新的な存在です ●この艦が登場するまでの戦艦は、主砲を前後に連装式に4門程度、それに多数の副砲や中間砲を搭載するという形式が採られており、海戦ではそれらの砲が一斉に敵艦を射撃しました ●「戦艦 ドレッドノート」は副砲や中間砲を廃止して主砲を集中的に搭載(対水雷艇用の小口径砲は搭載しています)、連装式の主砲を5基10門を装備しました ●これにより攻撃力は倍増、同口径砲を使用した射撃により射撃指揮所の射撃修正が容易となり、実質的な攻撃力はより向上しています ●また、機関も蒸気タービンを採用することにより在来型の戦艦よりも速力が速く、総合的な能力は当時の列強の戦艦を凌駕していました ●そして、当時の戦艦のスタイルであった接近戦用の艦首部分の衝角は廃止され、砲撃戦に徹した艦影となっています ●この「戦艦 ドレッドノート」の登場により、従来の戦艦は一夜にして時代遅れとなり、各国は「戦艦 ドレッドノート」と同じ形式、そして同様な性能を持つ戦艦の建造を急ピッチで行なうようになりました ●この「戦艦 ドレッドノート」と同等の性能を持つ艦は「ド級艦」と呼ばれ、この言葉は海軍用語としてだけではなく、通常の慣用句としても用いられるようになります ●この「ド級艦」は列強の戦艦のスタンダード的な存在となり、この「ドレッドノート」以前の形式を持つ艦は「前ド級艦」として2戦級兵器に格下げ、もしくは廃艦処分されました ・ 日本の海軍でも、この影響を受け、既存の戦艦と建造中の戦艦は退役や予備艦などに変更が進められ、「ド級艦」の建造技術を習得するために「巡洋戦艦 金剛」の建造がイギリスに発注されました ●この「ドレッドノート」の設計思想を更に推し進め、全ての主砲を中心線上に配置した戦艦が登場、このような艦は「超ド級艦」と呼ばれ、その後の戦艦のスタンダードな姿となります ●「超ド級艦」の登場によって、「戦艦 ドレッドノート」が竣工してからわずか10年満たない第1次世界大戦の時点では攻撃力が不足、更に竣工当時は速力に優れていたものの、その後の急速な造艦技術の向上により速力も劣り、旧式艦となっていまいます ●第1次世界大戦において「戦艦 ドレッドノート」は補助的な任務に従事、最大の海戦となった「ユトランド沖海戦」にも参加しませんでした ●ところが1915年3月、当時では撃沈が困難であったドイツ海軍の潜水艦「Uボート」と交戦、皮肉なことに体当たり攻撃用の衝角を廃止しながらもその体当たりで「Uボート」を撃沈してしまうという戦果を挙げています ●第1次世界大戦の終結後、1920年に「戦艦 ドレッドノート」は退役、その後解体処分され、その短くも輝かしい生涯を閉じています 【 「イギリス海軍 戦艦 ドレッドノート 1915」のキット内容について 】●このイギリス戦艦「ドレッドノート」の1915年時の姿を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●トランペッター社の艦船モデルのスタンダードな表現力により「ドレッドノート」を再現、主要パーツは一体成型としつつも、船体上のディテールは細かなパーツ構成により表現した内容となっています ●「戦艦 ドレッドノート」の艦体全体を再現したフルハルモデルとなっています ●「ドレッドノート」の基本船体は、「船体部」「上甲板」「船首楼甲板部」の3分割式となっています ●船体部は左右分割式で、鋼板の継ぎ目、舷側の舷窓、扉、フェアリーダー、ホースパイプなどがモールドされています ・ 船体パーツには艦底部が一体成型されています ・ 舷側の魚雷防御網のブームは別パーツとなっています ・ 船体部の歪みを防ぐ、桁のパーツが付属 ・ 船底の舵、推進軸、プロペラ(スクリュー)、ビルジキールは別パーツです ●上甲板と船首楼甲板は、それぞれ一体成型となっており、船首楼甲板後部の天板部分は別パーツです ・ 甲板上には、木甲板表現の他、ボラード、昇降口、通気筒、、天窓などがモールドされています ・ 甲板部の石炭注入口は別パーツです ●上甲板上の構築物となる「艦橋部」「主砲部」「煙突部」「マスト」「後檣」などを個別にブロック化して構成、それぞれを甲板上に取り付けて完成させます 「ドレッドノート」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成されています ●艦橋 ・ 艦橋は各デッキを積み重ねる方式となっています ・ 艦橋下部の支柱は別パーツです ・ 艦橋部分の手摺りを再現するエッチングパーツが付属 ●煙突 ・ 煙突は左右分割式で、トップは別パーツとなっています ・上部の雨水カバー金網はエッチングパーツにて再現 ・ 副管は別パーツです ●メインマスト、後檣 ・ メインマストと後檣は三脚檣型、メインマストのトップは1本の単檣となっています ・ メインマストと後檣の三脚檣部分は3本の柱を組み合わせる方式で、ヤード、単檣部、射撃指揮所、見張り台が別パーツです ●主砲塔「45口径 30.5cm連装砲」 ×5 ・ 砲塔は上下分割式で、砲身は別パーツです ・ 砲身は砲口が開口処理されています ●「45口径 7.6cm単装砲」 ×28 ・ 砲は一体成型となっています ●内火艇、カッター及びボートダビッド ・ 内火艇3種 ×各1 ・ カッター7種 ×各1 ●その他の艤装を再現したパーツとして ・ 錨 ・ 探照灯 ・ ケーブルホルダー ・ 測距儀 ・ 舷々門(エッチングパーツ) ・ ラッタル(エッチングパーツ) ・ リール ・ 艦首、艦尾旗竿 などがセットされています ●展示用のスタンドが付属しています ・ 艦名を表示したネームプレートもセットされています ●艦橋部などの手摺り、ラッタル、各部のディテールなどを再現するエッチングパーツが付属しています ●マスト、旗竿に掲げられる国籍旗、船体部の艦名表記などを再現したデカールが付属 ●「戦艦 ドレッドノート 1915」の完成時のサイズ ・ 完成全長 : 約46cm ●全660パーツ以上 ●2013年 一部新金型
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