グランドパワー 2014年5月号 (雑誌)ガリレオ出版 月刊 グランドパワー No.240 スケール:書籍
|
||||||||||||||||
「グランドパワー 2014年5月号 雑誌 (ガリレオ出版 月刊 グランドパワー No.240 )」です(2014年3月26日発売)【 「グランドパワー 2014年5月号」について 】■ベルゲパンター●戦車は分厚い装甲板で覆われた堅牢な構造となっており、装甲車や航空機とは異なりよほどの被害が無い限り、撃破されても修理を行えば再利用が可能な兵器です ●また、戦車を新造することは、多くのコストと資材を要する事から戦車を再利用することが望ましく、各国の軍隊では撃破された戦車の回収が重要視されていました ●大戦初期のドイツ軍では、戦車を回収する場合は「18t ハーフトラック」などの重ハーフトラックが主に使用されていましたが、戦車が撃破された場所は敵の支配下に近い場合が多く、装甲を持たないハーフトラックでの回収は困難を伴いました ●また、戦車の重量も主砲と装甲の強化により徐々に重くなり、ハーフトラックでの回収は力不足も目立つようになります ●そこで、戦車の車体を使用した戦車回収車が必要とされるようになり、その戦車には「パンター」が選ばれました ●「パンター」は、ドイツ軍戦車の中で最も機動性能が優れ、足周りも堅牢で、砲塔を取り去ることにより牽引能力が大幅に向上するため、戦車回収車として運用するのに最適な車両でした ●この「パンター」をバースとした戦車回収車は「ベルゲパンター」と呼ばれ、1943年のクルスク戦頃から戦場に投入、優れた牽引能力により重戦車クラスの戦闘車両の回収に活躍することになります ●「ベルゲパンター」は、当初、「パンター」の砲塔を取り去った部分に蓋をしただけの簡単な構造でしたが、運用実績から徐々に回収用及び整備用の装備が取り付けられ、「パンター A型」をベースとした「ベルゲパンター A型」では車内にウィンチ、クレーン、車体後部に大型の駐鋤を備える本格的な戦車回収車へと姿を変化させています ●「ベルゲパンター」は、大戦後期において重戦車や重量級の戦闘車両を多く運用していたドイツ軍にとってその戦力維持に欠かせない存在となり、ドイツ機甲兵力を影から支える車両となったのでした ●「グランドパワー 2014年5月号」では、この戦車回収車となった「ベルゲパンター」を特集 ●形状や仕様の変更などで実体が良く分からない「ベルゲパンター」を、開発の経緯、構造、型式での違い、各部隊の配備状況などを詳しく解説、大戦後期のドイツ機甲戦力に欠く事ができない「ベルゲパンター」の姿に迫る内容となっています 【 「グランドパワー 2014年5月号」の内容目次 】●平成26年 第2師団 第25戦闘団 冬季訓練検閲 ●第72戦車連隊 第3中隊 冬季訓練 ●カラーで見る「M103」 ●「ベルゲパンター」 ・ 「ベルゲパンター」写真集 ●最後のアメリカ重戦車「M103」シリーズ ●ドイツ対戦車自走砲「ナースホルン」写真集 【 「グランドパワー 2014年5月号」の内容について 】■巻頭カラーページ (16ページ) ●前半は、2014年3月に実施された、第2師団25戦闘団の冬季訓練検閲の様子を紹介、戦闘団に配属されている「90式戦車」「99式自走榴弾砲」「81式短距離地対空誘導弾」などの冬季演習における姿が収められています ●後半は、第72戦車連隊第3中隊の冬季訓練の様子を収録、ドット式の冬季迷彩や、白色の偽装網によるカモフラージュが施されたショットなどが掲載されています ●巻末にはアメリカ軍の重戦車「M103」のカラー写真も掲載 ■ベルゲパンター (24ページ) ●前半は、「ベルゲパンター」登場までのドイツ軍の戦車回収車の状況を紹介、そして「ベルゲパンター」の開発の経緯を解説します ●中盤は、「ベルゲパンター」の部位を生産した各メーカー別に「ベルゲパンター」の生産状況を掲載 ●後半は、「ベルゲパンター」の各型の違いを解説、各部の構造などについても詳しく述べられています ●巻末には、各部隊の「ベルゲパンター」の配備状況を収録、配備された時期も記載されています ■ベルゲパンター写真集 (32ページ) ●「ベルゲパンター」の戦場写真、及び工場において記録用として撮られた写真を掲載 ●戦場写真では、「ベルゲパンター」の運用方法、各種装備品の取り付け状況、ツィンメリットコーティングのパターンなどを把握することができます ●記録用の写真では、戦場写真ではほとんど写ることのない車体上面及び車内の写真を中心に収録、「ベルゲパンター」の貴重な資料写真集となっています ■最後のアメリカ重戦車「M103」シリーズ (34ページ) ●アメリカ軍最後の重戦車「M103」は、ソ連軍の「JS-3」「T-10」に対抗するために開発された戦車と認識されていますが、そのベースとなる重戦車開発は大戦中に開始されていました ●前半は、この大戦中に開発、試作された「T29」「T30」「T34」などの重戦車を紹介します ●後半は、「M103」の試作車となった「T43」の推移と「M103」の構造を詳細に解説、第2次大戦後のアメリカ軍の戦車開発史を知るには欠かせない内容となっています ■ドイツ対戦車自走砲「ナースホルン」写真集 (32ページ) ●ドイツ軍の対戦車自走砲「ナースホルン」の戦場写真を収録、各重戦車駆逐大隊に配備された「ナースホルン」の姿がドイツ軍側から撮影された写真を中心に掲載されています ●戦闘室内部における一連の射撃動作を写した写真も掲載されており、戦闘室内の細かなディテール、装備品の装着状況、そして乗員の配置などが分かる、模型製作等に役立つ貴重な資料写真となっています 【 「グランドパワー 2014年5月号」の仕様 】●版型 : B5版 ●全144ページ / モノクロ写真160枚、カラー写真32枚収録 ●発行日 : 2014年5月1日 ●コード : 4910135010545
通販のご利用方法の詳しくは、コチラより「ご利用ガイド」 関連商品
|
|
|||||||||||||||