T-34/85 w/ベッドスプリングアーマー ベルリン 1945 (プラモデル)
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「T-34/85 w/ベッドスプリングアーマー ベルリン 1945 プラモデル (ディン・ハオ 1/35 AFV No.DH96005 )」です●第2次世界大戦後期におけるソ連軍の中戦車「T-34/85」の「1944年型」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●ベルリン戦で見られた、ベットのスプリングを利用して対パンツァーファースト用の追加装甲を施した「T-34/85」を再現、鎧のようにベットのフレームを装着した姿を再現した内容となっています ●AFVクラブ社製「T-34/85 第174工場製 (フルインテリアキット)」をベースとして、「ベッドスプリングアーマー」装着車両を再現するために、ベットを使用した追加装甲を再現したエッチングパーツ、金属製パーツを追加したバリエーションキットとなります 【 「T-34/85 ベットスプリングアーマー」について 】●ドイツ軍では、成型炸薬弾が第2次世界大戦初期から使用されており、当初はその貫通能力の高さから対トーチカ戦闘などに用いられていました ●第2次世界大戦中期においてアメリカ軍の歩兵携行用のロケットランチャー(バズーカ砲)を捕獲したドイツ軍は、これを参考として口径をより大型化した「パンツァーシュレック」を開発します ●また、この「パンツァーシュレック」とは別に、使い捨て兵器として筒の先にロケット弾を装填した「パンツァーファースト」も開発されます ●この「パンツァーファースト」は、ランチャー内をロケット弾が進まないことから射程が短いという欠点を持っていましたが、ランチャーの口径に関係なくロケット弾を大きくできることからその威力は大きいものでした ・ 対戦車用のロケット弾は、上記のような成型炸薬と同じ構造となっており、口径の大きさは装甲貫通能力の大きさに比例しています ●大戦後期、ドイツ軍の装甲戦闘車両は戦力の消耗により、大量に戦場に投入することができなくなる一方、連合軍の戦車戦力は増加して行きました ●ドイツ軍では、軽便な対戦車兵器である「パンツァーシュレック」と「パンツァーファースト」を増産、特に「パンツァーファースト」は小銃よりも低コストで生産できることから大量に生産され、通常の歩兵部隊だけではなく、国民突撃隊などの2戦級部隊にも数多く支給されています ●このため、「パンツァーファースト」はドイツ軍の戦闘車両が減少した大戦末期において連合軍戦車の最大の脅威となり、特に市街戦のような遮蔽物が多い場所における連合軍戦車の損害は少なくないものがありました ●ただし、この「パンツァーファースト」のような成型炸薬弾は一旦起爆すると、装甲貫通能力以上の距離になると大きくその能力を低下させるため、中空装甲が最も有効な対抗手段であることが判明します ●そこで、ソ連戦車兵はベットのフレームに使用されるスプリングに注目、ベットのフレームを戦車へと装着することで、フレームとそのスプリングが中空装甲の役割を果たし、「パンツァーファースト」に対して効果が見られました ●この「ベッドスプリングアーマー」の装着車両はベルリン戦を中心に見受けられ、市街戦での最大の脅威であった「パンツァーファースト」に対する有効策として積極的に施されたのです 【 「T-34/85 w/ベッドスプリングアーマー ベルリン 1945」のキット内容について 】●このソ連軍の中戦車「T-34/85 1944年型」の「ベッドスプリングアーマー」装着車両を再現したプラスチックモデル組立キットです ●細部表現に重点を置きながら、「T-34/85」を特徴付ける鋳造式の砲塔や圧延鋼板で構成された車体の表面、そして溶接跡などが繊細かつリアルに再現されており、「T-34/85」の魅力が凝縮された内容となっています ●「T-34/85」のエンジン部分や砲弾ラックなども含めて詳細に渡って内部が再現されており、ハッチを開放した状態を演出したり、「究極のT-34」作りを目指したり、内部再現を活かしてクラッシュモデルとしたりと、様々のシチュエーションで楽しむことができます ●「T-34/85 1944年型 ベッドスプリングアーマー装着車両」はベルリン戦における「T-34/85」の特徴の一つ(もちろん、装着していない車両あります)とも言えますので、ベルリンでの市街戦を演出する際に効果的なキットとなることでしょう ●「T-34/85 1944年型 ベッドスプリングアーマー装着車両」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています 【 砲 塔 】 ●砲塔は、表面の鋳造肌を再現、「第174工場」にて製造された大戦後期のソ連軍の戦車としては表面の仕上げが綺麗な状態が表現されています ●「85mm戦車砲 ZiS-S-53」の砲身は、金属製砲身で再現、砲口部分が開口処理されています ・ 防盾は一体成型のパーツで再現 ・ 防盾(砲身)は、完成後も可動させることができます ●砲塔は上下分割のパーツで構成、天板部は別パーツ化されています ・ 砲塔後部の小型のフックは別パーツ化されています ・ ペリスコープ、ベンチレーターも別パーツとなっています ・ 装填手ハッチは別パーツで、開閉状態を選択することができます ●車長キューポラは上下分割式のパーツで構成され、キューポラの下部は砲塔天板パーツ上に一体に成型されています ・ キューポラの視察装置はクリアパーツとなっており、キューポラパーツに挟み込むようにして組み立てます ・ 車長ハッチは別パーツで、開閉状態を選択することができます ・ 前部のペリスコープは内部側パーツがクリアパーツにて再現されています 【 車体上部 】 ●車体上部は圧延鋼板を再現、機銃マウント部や跳弾板の溶接跡、フェンダーの折り返し部分、エンジングリルのスリットなどが繊細な彫刻で再現されています ●車体上部は、側面フェンダーと一体成型のパーツとなっており、前部フェンダーとエンジンデッキ部、後部パネルが別パーツとなっています ・ エンジンデッキ部は、ブロックごとにパーツ化され、グリル部分は、スライド式金型を使用してスリットを再現しています ・ 後部のエンジングリル部分のメッシュは、エッチングパーツで再現するようになっており(プラパーツはエッチングパーツに合わせて開口部がカット済)、内側の整流板を再現したパーツもセットしています ・ 後部のドラム状の発煙装置は2パーツで構成され、固定バンドはエッチングパーツです ●操縦手ハッチは別パーツ化され、内部側のディテールも再現されており、開閉状態を選択できるようになっています ・ 操縦手ハッチ上部の装甲カバーは別パーツで、開閉状態を選択できます ・ ハッチのビジョンブロックはクリアパーツにて再現 ●後部パネルは車体パーツに一体成型され、後部の点検ハッチは別パーツ化されています ・ 点検ハッチを外した部分の後部パネル上のディテールも再現 ・ 排気管は先端部が開口処理され、上下の溶接跡も表現されています ●円筒形の予備燃料タンクが3個付属しています ・ 燃料タンク本体は、円筒状のパーツと蓋のパーツとで構成、前後の把手は別パーツです ・ 燃料タンクの固定具がパーツ化され、固定バンドはエッチングパーツとなっています 【 車体下部 】 ●車体下部は、クリスティーサスペンションと、サスペンションによる側面の2重構造が再現されています ●車体下部は、後部パネルを除きバスタブ型の一体成型のパーツで再現、床部分の配線もモールドされています ・ サスペンションアームは別パーツ化されています ・ クリスティーサスペンションは、実車同様の構造が再現されており、コイル式サスペンションを再現するために金属製のバネが付属しています ●転輪は前後に分割されたパーツで構成、ゴムの部分とホイール部分とは別パーツになっています ・ ゴムの部分はラバー製で、側面部には特徴的な放射状のラインが彫刻されています ・ 各転輪のハブキャップも別パーツ化して再現しています 【 ベッドスプリングアーマー 】 ●「ベッドスプリングアーマー」は、砲塔もしくは車体に金属製の支柱を取り付け、エッチングパーツで構成されたベットフレームを接着して作製します ・ 金属製の支柱はコの字状となっており、砲塔もしくは車体に穴を開口させて取り付けます ・ エッチングパーツは、1枚で1個のベットフレームを再現しています 【 内部再現について 】 ●キットには「T-34/85 1944年型」の内部構造が再現されており、その再現内容は以下の通りです ●砲塔内部の再現内容 ・ 砲尾は10個のパーツにて再現 ・ 車長席、砲手席 ・ 照準器 ・ 機銃用の予備弾倉 ・ 砲弾ラック ・ 操作ハンドル ・ 視察用ビジョンブロック ・ 砲塔旋回装置 ・ ペリスコープ接眼部 ・ 車内通話装置のターミナル など ●車体内部について ・ エンジンは、30以上のパーツにより構成され、細かなディテールが再現されています ・ エンジンルーム後方のトランスミッション類も15以上のパーツで構成、「T-34」特有の大型のフィンも再現されています ・ 操縦席、前方機銃手席、及び周囲のメーター類、操向レバー、各種機器類もパーツ化 ・ 前方機銃手席前の脱出ハッチは別パーツとなっています ・ 車体下部のバッテリーケース、側面の燃料タンク ・ 砲弾ラック ・ エアフィルター ・ ラジエター など 【 履 帯 】 ●履帯は、接着及び塗装が可能な素材によるベルト式履帯が付属しています ・ 履帯は、表面部にワッフル状のパターンが刻まれた500mm幅の「M42履帯」が表現されており、モデルカステン製「T34用履帯 M42型 (可動式)」がこれに対応しています ●ビジョンブロック、前照灯のガラス部分などを再現するクリアパーツが付属 ●エンジングリルのメッシュ、補助燃料タンクの固定バンドなどを再現するエッチングパーツが付属しています 【 「T-34/85」の塗装とマーキング 】 ●「T-34/85 1944年型 ベッドスプリングアーマー装着車両」のマーキングとして、ソ連軍仕様となる3種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 第36戦車旅団 (ベルリン / 1945年4月) ・ 第36戦車旅団 (ベルリン / 1945年4月) ・ 第36戦車旅団 (ベルリン / 1945年4月) ●説明書の塗装例に基づく、車体番号などを再現したデカールが付属 【 「T-34/85 w/ベッドスプリングアーマー ベルリン 1945」のパッケージ内容 】・ T-34/85 1944年型 (ベッドスプリングアーマー装着車) ×1 ・ デカールシート ×1枚
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