米国海軍 航空母艦 CV-2 レキシントン 1942 (プラモデル)ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ No.W167 スケール:1/700
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「米国海軍 航空母艦 CV-2 レキシントン 1942 プラモデル (ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ No.W167 )」です●第2次世界大戦時におけるアメリカ海軍の大型空母「CV-2 レキシントン」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット ●「CV-2 レキシントン」の最終時となる1942年時の姿が再現されています ●世界初の空母同士の海戦、「珊瑚海海戦」に参戦し、悲運な最期を遂げた航空母艦「CV-2 レキシントン」を再現、巨大で背の高い艦橋と煙突を持つ迫力あるシルエットを表現した内容となっています 【 「米国海軍 航空母艦 CV-2 レキシントン 1942」のキット内容について 】●アメリカ海軍の大型空母「CV-2 レキシントン」を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●ピットロード社の外国艦シリーズのフォーマットにのっとり「CV-2 レキシントン」を再現、船体、飛行甲板の主要躯体は一体成型のパーツを多用しながら、艦橋や艤装類などのディテールは細分化したパーツとエッチングパーツで細やかにで再現した内容となっています ●「CV-2 レキシントン」は対空兵装や電子兵装を中心に改装が行われており、本キットでは、主砲を撤去し対空兵装が強化され、レーダーも装備された1942年の最終時の姿が再現されています ●艦体喫水線までが再現された洋上モデルと、艦底部も再現されたフルハルモデルとを選択して作成することができます ●バキューム成型されたクリアーパーツの海面シートが付属しています ・ 「CV-2 レキシントン」の船底が収まる部分は平らに成型されています ●「CV-2 レキシントン」の船体部は上下分割のパーツ構成、これに飛行甲板、艦底部などを取り付ける構成となっています ●船体部は、格納庫部分を含めて一体成型され、高角砲のスポンソン部と各部の格納デッキは別パーツ化されています ・ 船体部には、格納デッキ部分が開口処理され、舷側の舷窓、ホースパイプなどの細部が彫刻されています ・ 洋上モデル用の船体下を塞ぐ平らな船底パーツと、フルハルモデル用の艦底部を再現したパーツがセットされ、再現したい状態に応じて選択して使用します ・ フルハルモデル用の船体下部のシャフト、プロペラ(スクリュー)、舵は別パーツ化して再現されています ・ フルハルモデル用の展示スタンドが付属しています ●飛行甲板は、一体成型のパーツで再現 ・ エレベーター部は別パーツ化され、飛行甲板に上げた状態と、格納庫の1段目の部分に下げた状態とを選択して組み立てることができます ・ 飛行甲板上には横方向に敷かれた木甲板の継ぎ目表現が施され、遮風柵、眼環なども凹モールドで再現されています ・ 飛行甲板周囲には転落防止柵が一体成型され再現されています ●船体上の構築物となる「艦橋部」「飛行甲板部」「主砲部」「高角砲部」「煙突部」などを個別にブロック化して構成、それぞれを船体上に取り付けて完成させます 「CV-2 レキシントン」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成されています ●艦橋 ・ 艦橋は4層のブロックで構成され、羅針艦橋トップの「射撃指揮装置」は別パーツ化して再現しています ・ 各層は、パネルごとに構成された箱組みとなります ・ 艦橋窓が開口処理されています ・ 艦橋構造物の窓、扉、梯子などの細部は凹凸あるモールドで再現 ・ 艦橋を構成する、「28mm4連装機銃」(×2)、「12.7mm単装機銃」(×2)、「測距儀」(×2)が付属 ●煙突 ・ 煙突は3層で構成されており、各層は箱組みとなります ・ トップのファンネルキャップは開口処理されています ・ 煙突部の各フラット、ブルワーク、スポンソンはそれぞれ個別にパーツ化されています ・ 煙突には、扉、梯子、キャットウォークなどが凹凸あるモールドで再現されています ・ 煙突部に装備される、「レーダー」(×1)、「20mm単装機銃」(×13)、「12.7mm単装機銃」(×12)、探照灯(×2)などは別パーツ化されています ●マスト ・ マストは単楼型で、一体成型のパーツで再現 ●スポンソン ・ 高角砲と機銃のスポンソンはブロックごとにパーツ化されています ・ 艦尾のスポンソンは船体パーツと一体成型されています ●高角砲 「12.7cm単装高角砲」 ×12 ・ 高角砲は、砲身部と砲架とで構成 ●対空機銃 「28mm 4連装機銃」 ×12 ・ 機銃は、4連装式に一体成型された銃身部と銃架とで構成されています ●対空機銃 「20mm単装機銃」 ×27 ・ 機銃は一体成型のパーツで再現されています ●対空機銃 「12.7mm単装機銃」 ×22 ・ 機銃は一体成型のパーツで再現されています ●カッター及びボートダビット ・ 内火艇2種 ×各1 ・ カッター ×2 ・ 救命筏 ×79 ●その他の艤装を再現したパーツとして ・ クレーン ・ 係船桁 ・ 錨 ・ ラッタル ・ パラベーン などがセットされています 【 「CV-2 レキシントン」に付属するエッチングパーツ 】 ●「CV-2 レキシントン」をディテールアップ可能なエッチングパーツが付属しています ●エッチングパーツの内容は ・ レーダー ・ 煙突ファンネルキャップ ・ 転落防止柵 など、となっています ●「CV-2 レキシントン」に付属する艦載機 ・ F4F ワイルドキャット ×12 ・ SBD ドーントレス ×12 ・ TBD デバステーター ×6 ・ 各機体は、胴体、脚、プロペラのパーツ構成で、クリアーで成型されています ●艦載機用の国籍マーク(赤い丸付き)、垂直尾翼の赤い帯などを再現したデカールが付属しています 【 「米国海軍 航空母艦 CV-2 レキシントン 1942」のパッケージ内容 】・ アメリカ海軍 航空母艦 CV-2 レキシントン ×1 ・ F4F ワイルドキャット ×12 ・ SBD ドーントレス ×12 ・ TBD デバステーター ×6 ・ デカールシート ×1枚 ・ 海面シート ×1 【 「航空母艦 CV-2 レキシントン」について 】●第1次世界大戦終結の後、我が日本海軍は海軍力増強計画「88艦隊」を立案しましたが、アメリカ海軍でも同様に大規模な海軍増強計画「ダニエルズ・プラン」が立てられ、「巡洋戦艦」「戦艦」の建造が開始されていました ●しかしながら、1922年のワシントン軍縮会議以降は主力艦の保有を制限されるようになり、「ダニエルズ・プラン」に基づいて建造していた巡洋戦艦、戦艦は多くが建造中止となってしまいます ●巡洋戦艦「レキシントン」と「サラトガ」は、工事が進んでいたため建造自体は認められたものの、航空母艦へと転用することが軍縮条約で決定されます ●航空母艦「CV-2 レキシントン」と「CV-3 サラトガ」は、アメリカ海軍の空母運用黎明期に建造されたことから、外観の形態はその後のアメリカの航空母艦と異なるものとなっており、艦首部分は波浪性の高いエンクローズドバウを採用、格納庫は船体外壁で覆われたクローズドハンガーとなっていました ●このエンクローズドバウは、波浪性が高いために外洋で行動する航空母艦として有効なもので、クローズドハンガーは格納庫に開口部が設けられたオープンハンガーよりも台風などの被害を軽減、このため帝国海軍の空母も全てがクローズドハンガーを採用しています ●しかし、一見すると強靭そうなこのクローズドハンガーは被弾時の爆風が外に逃げないことから損害が拡大する傾向にあるのも事実で、オープンハンガーでは爆風だけではなく、揮発性の高い航空機用燃料が外に排出され、さらに炎上した航空機をそのまま海上に投棄が可能という特長を持っています ●「CV-2 レキシントン」と「CV-3 サラトガ」では、極めて巨大で背の高い煙突が装備され、これは煙突の排煙が航空機の着艦に大きな影響を与えるために、影響が出ない高さまで排煙を上げるために採られた措置でした ・ 排煙による気流の乱れは航空機運用にかなり深刻な影響を与え、帝国海軍でも煙突の位置などが試行錯誤されています ●「CV-2 レキシントン」と「CV-3 サラトガ」は、巡洋戦艦の船体を利用した基準排水量37,000tの大型航空母艦として最大搭載機数109機を誇り、この2艦は太平洋戦争開戦前におけるアメリカ海軍の空母機動部隊の中軸となりました ●美しく、堂々とした姿から「空母の女王」と呼ばれたレキシントン級空母はそれぞれ、レキシントンが「レディ・レックス」、2番艦のサラトガは「シスター・サラ (愛しのサラ)」の名で親しまれたものです ●太平洋戦争開戦時、「CV-2 レキシントン」は航空機の輸送任務としてミッドウェー島に向かっていたことにより真珠湾奇襲作戦から難を逃れています ●真珠湾奇襲の一報を受けた「CV-2 レキシントン」は偵察機を飛ばして索敵を開始、日本の機動部隊との接触はなく、しばらくして真珠湾に帰還しました ●1942年1月、「CV-2 レキシントン」は真珠湾を出航、ニューギニア方面に進出し、1942年2月には帝国海軍が占領したラバウルを攻撃するために同方面に向かいます ●この動きを察知した帝国海軍は陸上攻撃機部隊を投入、「CV-2 レキシントン」には損害は無かったものの、自身の存在が知れたことでラバウルへの攻撃は中止されました ●1942年3月、「CV-2 レキシントン」は搭載する航空機によって日本軍側が進出したニューギニアの拠点を爆撃、3月末には一旦真珠湾へと帰還しています ●日本軍側はニューギニア島の一大拠点「ポートモレスビー」を攻略するために陸軍部隊を乗せた輸送船団が出撃、従来からアメリカ空母が出現していたことから護衛として第5航空戦隊「翔鶴」「瑞鶴」の空母機動部隊も投入され、直衛空母として小型空母「祥鳳」も輸送船団に随伴しました ●アメリカ軍はこれを阻止するために空母「CV-2 レキシントン」「CV-5 ヨークタウン」を中心とした空母機動部隊を出撃、1942年5月、世界初となる空母同士の海戦「珊瑚海海戦」が行われました ●アメリカ軍は、まず「祥鳳」を発見してこれに集中攻撃を加えて撃沈、次に日米双方が敵の空母を発見して攻撃隊を出撃、双方の空母に攻撃隊が襲い掛かりました ●その結果、帝国海軍は「翔鶴」が中破するという損害を受けましたが、アメリカ軍側も「CV-2 レキシントン」「CV-5 ヨークタウン」の両艦が中破してしまいます ●「CV-2 レキシントン」は一旦航行不能に陥りますが、その後復旧して航空機の発着艦も可能となります ●ところが、格納庫内に気化した航空機燃料が充満、これに引火して大爆発を起こしてしまい、手の付けられない状態となってしまいます ●「CV-2 レキシントン」は駆逐艦の魚雷による処分が決定、その巨体を波間に沈めたのでした
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