米国海軍 戦艦 BB-43 テネシー 1941 (プラモデル)ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ No.W180 スケール:1/700
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「米国海軍 戦艦 BB-43 テネシー 1941 プラモデル (ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ No.W180 )」です●第2次世界大戦時におけるアメリカ海軍の戦艦「テネシー級」の1番艦「BB-43 テネシー」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●アメリカ海軍太平洋艦隊の主力艦として日本に睨みを効かせていた「BB-43 テネシー」を再現、アメリカの戦艦らしい籠マストと、主砲に3連装砲を4基搭載した、重厚なシルエットを再現した内容となっています ●ピットロード社製「米国海軍 コロラド級戦艦 BB-46 メリーランド 1941」をベースとして、「BB-43 テネシー」を再現するために、シェルター甲板や艦橋下部構造物などを新規パーツへと変更したバリエーションキットです 【 「米国海軍 戦艦 BB-43 テネシー 1941」のキット内容について 】●アメリカ海軍の戦艦「BB-43 テネシー」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●ピットロード社の外国艦シリーズのフォーマットを踏襲して「BB-43 テネシー」を再現、同艦を印象付ける籠マスト、カタパルトやクレーンなどのトラス構造をエッチングパーツを使用して細やかに再現した内容となっています ●「BB-43 テネシー」は、1930年頃に改装を受けており、本キットでは改装により対空兵装を強化した1941年時の姿を再現しています ●特徴的な籠マストは付属のエッチングパーツで再現しています ●艦体喫水線までを再現した洋上モデルと、艦底部も再現したフルハルモデルとを選択することができます ●「BB-43 テネシー」は、「船体」「上甲板」「艦橋などの構造物」「主砲を含めた艤装類」の各ブロックに分割した構成となっています ●各ブロックをそれぞれ個別に組み立てて、上甲板、構造物と艤装類を船体ブロックへと取り付けて完成させます ●船体は、喫水線のラインで上下に分割しています ・ 船体部には、「舷窓」「塵捨て管」「フェアリーダー」などのディテールをモールドで再現 ・ 洋上モデル用の船体下を塞ぐ平らな船底パーツと、フルハルモデル用の艦底部のパーツが付属、再現したい状態により選択して使用します ・ フルハルモデル用の船体下部の「推進軸」(×4)、「スクリュー」(×4)、「舵」(×1)を別パーツ化しています ●上甲板は、船首楼甲板と後部甲板の2パーツで構成 ・ 甲板上には、木甲板表現、主砲塔台座などの基本構造の他、「ボラード」「昇降口」「天窓」「アンカーチェーン」などの細かなディテールをモールドで再現しています 「BB-43 テネシー」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成しています ●シェルター甲板部 ・ シェルター甲板部は、甲板部分と側面パーツとで構成しています ・ 甲板部分には木甲板表現、「天窓」などを微細なモールドで再現、側部のブルワークは一体成型化して再現しています ・ 側面パーツには副砲用の開口部、「舷窓」「扉」などを繊細なモールドで再現しています ・ シェルター甲板部に装備する、「12.7cm単装砲」(×10)、「7.6cm単装高角砲」(×6)などを別パーツ化しています ●艦橋 ・ 艦橋は4層になったパーツで構成 ・ 羅針艦橋の「艦橋窓枠」及び「司令塔窓」は、窓の部分を一段凹んだ状態で再現し立体感を演出しています ・ 艦橋部分に装備する、「測距儀」(×2)、「探照灯」(×3)、「20mm単装機銃」(×2)などを別パーツ化しています ●前部マスト ・ 前部マストは、マスト本体、ヤード、戦闘艦橋で構成しています ・ マスト本体はエッチングパーツで再現、パネル状となっているパーツをリング状に丸めて再現します ・ ヤードはエッチングパーツとプラパーツとの2種が付属、選択して使用することができます ・ 戦闘艦橋は上下に分割したパーツで再現、「艦橋窓枠」は窓の部分を一段凹んだ状態で再現し立体感を演出しています ・ 戦闘艦橋に装備する、「20mm単装機銃」(×2)を別パーツ化 ● 煙突 ・ 本体部分は左右に分割したパーツで再現、トップを別パーツ化して再現しています ・ 前後の副管は別パーツ化して再現 ●後部マスト ・ 後部マストは、マスト本体と4層のパーツで再現した後部艦橋で構成 ・ マスト本体はエッチングパーツで、パネル状となっているパーツをリング状に丸めて再現します ・ 後部艦橋の「艦橋窓枠」は窓の部分を一段凹んだ状態で再現し立体感を演出しています ・ 後部艦橋下部のヤードはエッチングパーツで再現 ・ 後部艦橋に装備する、「探照灯」(×4)を別パーツ化しています ●カッター用クレーン ・ クレーンは、支柱部分とアーム部とで構成、アーム部分はエッチングパーツで再現しています ●カタパルト ・ カタパルトはプラパーツとエッチングパーツとの2種をセット、選択して使用します ●航空機用クレーン ・ 航空機用クレーンは、プラパーツとエッチングパーツとの2種をセット、選択して使用します ●主砲塔部 「50口径 35.6cm 3連装砲」 ×4 ・ 砲身部分は1本ずつの個別にパーツ化、基部の防水布が再現されたパーツと、防水布がないパーツとの2種をセットしており、選択して使用します ・ 砲塔は上下に分割したパーツで再現、表面のリベット、「梯子」などを繊細なモールドで再現しています ・ 「測距儀」は別パーツ化して再現しています ・ 主砲塔は旋回をさせることができます ●副砲 「38口径 12.7cm単装砲」 ×10 ・ 副砲は、砲架も含めて一体成型のパーツで再現 ●高角砲 「50口径 7.6cm単装高角砲」 ×8 ・ 高角砲は砲身部分と砲架との2パーツで構成 ●対空機銃 「20mm単装機銃」 ×8 ・ 機銃は一体成型のパーツで再現しています ●艦載機 「OS2U キングフィッシャー」 ×2 ・ 艦載機は、機体、フロート部、補助フロートに分割したパーツ構成 ・ 艦載機はクリア成型のパーツとなっています ●その他の艤装を再現したパーツとして ・ 錨 ・ 通気筒 ・ 吸気筒 ・ ケーブルホルダー ・ カッター類 などをセットしています ●マスト、ヤード、クレーン、カタパルトなどを再現するエッチングパーツが付属 ●フルハルモデル用のディスプレイスタンドとネームプレートが付属しています ●艦尾の星条旗(直線タイプとなびいている状態の2種)、艦首の艦番表示、艦載機の国籍マークなどを再現したデカールが付属しています 【 「米国海軍 戦艦 BB-43 テネシー 1941」のパッケージ内容 】・ 戦艦 BB-43 テネシー (1941年時) ×1 ・ エッチングシート ×1 ・ OS2U キングフィッシャー ×2 ・ ディスプレイスタンド ×1 ・ ネームプレート ×1 ・ デカールシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1 ・ カラー塗装図 ×1 ●2016年 一部新金型 【 「テネシー級戦艦 BB-43 テネシー」について 】●アメリカは第1次世界大戦が開戦した後、大幅な海軍増強計画を立案、この計画に従って戦艦「ペンシルバニア級」「ニューメキシコ級」などが続々と建造されました ●1916年5月、イギリス海軍とドイツ海軍との海上決戦となった「ユトランド沖海戦」が発生、この「ユトランド沖海戦」では戦艦の防御力不足が問題視されたため、この戦訓を採り入れて建造が行われたのが戦艦「テネシー級」です ●「テネシー級」は、艦自体のレイアウトは前級である「ニューメキシコ級」に準じたものでしたが、装甲防御力を強化、そしてダメージコントロール能力も引き上げられ、「テネシー級」の防御力は「ニューメキシコ級」よりも格段に向上しています ●また、機関室の両側に缶室を細かく配置したことで、魚雷などによる浸水を最小限に抑えることができ、機関への影響も低減しています ●主砲は、「35.6cm 3連装砲」を4基と、同時期に建造された日本海軍の戦艦「扶桑型」「伊勢型」を上回る火力を持ち、砲の口径を除けば「長門型」に匹敵する強力な戦艦として誕生しています ●「テネシー級」は、1番艦「BB-43 テネシー」と2番艦「BB-44 カルフォルニア」の2隻を建造、「BB-43 テネシー」は1920年6月に竣工します ●竣工後の「BB-43 テネシー」は、兵装を中心に小規模な改装を受けており、1922年には「12.7cm速射砲」を撤去して高角砲へと変更、1920年代後半には航空兵装用の「カタパルト」の装備と「クレーン」の増設を行っています ●「BB-43 テネシー」は、僚艦「BB-44 カルフォルニア」と共に太平洋艦隊に配備、「BB-43 テネシー」をはじめとする強力な戦艦群は、アメリカ海軍と同様に大艦巨砲主義が根強い日本海軍にとって極めて脅威となる存在でした ●1941年12月、日本海軍の空母機動部隊によって、このアメリカ海軍太平洋艦隊の本拠地であった真珠湾が攻撃を受け、停泊中の「BB-43 テネシー」も航空攻撃にさらされます ●「BB-43 テネシー」は、「BB-48 ウエスト・バージニア」の隣に停泊していたために、魚雷攻撃を受けることはありませんでしたが、2発の爆弾を被弾、中破するほどの損害を受けます ●真珠湾攻撃後、「BB-43 テネシー」は本格的な修理を受けるためにアメリカ本国へと回航、「BB-43 テネシー」は他の戦艦程に深刻な損害を受けたわけではありませんでしたが、他の艦と同様に修理だけではなく本格的な近代化改装を受け、上部構造物を刷新して「サウスダコタ級」に似た、塔状の艦橋構造物を持つ姿へとその艦容を大きく変えています ●このような大規模な改装により、「BB-43 テネシー」の戦列への復帰は1943年8月からとなり、その後は上陸支援を主な任務として各地を転戦しました ●「BB-43 テネシー」は無事に終戦を迎え、1947年2月に退役、その生涯を閉じたのでした
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