「ドイツ 歩兵写真集 Vol.2 武装親衛隊/ドイツ・アフリカ軍団 別冊 (ガリレオ出版 グランドパワー別冊 No.L-06/25 )」です●第2次世界大戦時において撮影されたドイツ兵の写真を題材にして、当時の服装や装備を解説した写真資料集です ●本書「ドイツ 歩兵写真集 Vol.2 武装親衛隊/ドイツ・アフリカ軍団」では、武装親衛隊の兵士と北アフリカ戦線における兵士の服装と装備のディテールを解説しています ●本書は、グランドパワー2006年7月号別冊「第2次大戦 ドイツ歩兵 in ACTION Vol.2」に収録していた記事を再編集したものです 【 「ドイツ 歩兵写真集 Vol.2 武装親衛隊/ドイツ・アフリカ軍団」について 】●武装親衛隊は、本来はナチス党の私兵部隊でしたが、戦時においては国防軍の指揮下に入ることが事前協定により定まっていました ●また、親衛隊自体の勢力拡大の方針と、ヒトラー自身が武装親衛隊に重きを置いたために、徐々に兵力を拡大し、第2次世界大戦の開戦時には3個師団弱の兵力しか持たなかったのに対して、大戦後期では地上部隊の1/4程度という兵力を持つに至りました ●武装親衛隊は、国軍である国防軍とは、被服類や小火器などの装備の調達を独自に行わなければならず、特に服装に関しては国防軍とは異なるものとなっていました ●ただし、これは従来の伝統に捕らわれないことを意味しており、迷彩服の積極的な採り入れなど、戦闘に即した先進的な服装となっていたのが特徴です ●一方、北アフリカ戦線におけるドイツ軍兵士の服装は、元々がドイツ軍が想定していた戦場ではなかったために、被服類の調達が間に合わず、当初はヨーロッパ戦線と同様となっていました ●これは、時期を経るごとに改善して行きましたが、北アフリカの砂漠地帯は気候が厳しく、細かな服装規定を守っている場合ではなかったことから、兵士の好みをかなり反映した服装となっているのが特徴でした ・ドイツ軍は軍規が厳しいというイメージを持ちますが、服装に関してはかなり緩く、オーダーメードによるものや、格好良さを求めた服装を頻繁に見ることができます ●本書「ドイツ 歩兵写真集 Vol.2 武装親衛隊/ドイツ・アフリカ軍団」では、この武装親衛隊と北アフリカ戦線での兵士の服装と装備を戦場写真によって解説する写真資料集です ●上記のように、ドイツ軍兵士の服装は他国の兵士と比べて極めてバラエティーに富んだものであり、このような服装の再現は模型作りの楽しさの一つでもあります ●また、このようなドイツ軍の服装は軍装マニアにとって興味が尽きないものであり、模型製作の際にも資料として頭の片隅に入れたいところです ●本書では、武装親衛隊と北アフリカ戦線での兵士の姿を捉えた戦場写真を収録、兵士を中心とした写真ですので、軍装や徽章類、兵士による服装の違い、そして戦場らしい実戦に沿った服装と装備などが良く分かります ●また、兵士を中心とした戦場写真は意外と少なく、クローズアップした写真によって捉えた兵士の姿はとても貴重なものです ●軍装の知識や、ミリタリーフィギュアの製作時の参考、そしてジオラマシーンの参考などとして、欠かせない一冊となっています 【 「ドイツ 歩兵写真集 Vol.2 武装親衛隊/ドイツ・アフリカ軍団」の内容目次 】●武装親衛隊 1939~40年 ポーランド戦~西方戦役 ●武装親衛隊 1941~43年 東部戦線の前半戦 ●武装親衛隊 1943年 東部戦線の転換期 ●武装親衛隊 1944~45年 東部戦線の崩壊と西部戦線の激闘 ●武装親衛隊の歩兵砲と対戦車砲 ●武装親衛隊ユニフォーム ●ドイツ・アフリカ軍団歩兵写真集 ●ドイツ・アフリカ軍団ユニフォーム 【 「ドイツ 歩兵写真集 Vol.2 武装親衛隊/ドイツ・アフリカ軍団」の内容について 】■武装親衛隊 1939~40年 ポーランド戦~西方戦役 (6ページ) ●大戦初期におけるポーランド戦とフランス戦時の武装親衛隊の兵士の姿を、写真で軍装と装備品も交えて解説します ●国防軍からの兵器供給が十分ではなく、チェコ製の兵器を装備している姿や、迷彩スモックの配給が間に合わず、ヘルメットのみに迷彩カバーを付けている状態など、大戦初期における武装親衛隊の兵士の姿を収めています ■武装親衛隊 1941~43年 東部戦線の前半戦 (12ページ) ●独ソ戦の前半として、武装親衛隊が快進撃を行っているシーンを収録、戦闘中の姿を中心に掲載しています ●服装は、迷彩スモックを着用している姿が大半で、その装備も国防軍に準じたものとなり、エリート兵として戦闘を行う精強な兵士の姿とその装備を解説します ■武装親衛隊 1943年 東部戦線の転換期 (16ページ) ●1943年、東部戦線では独ソ戦のピークを迎え、ハリコフ戦やクルスク戦などの大戦の転換期となる戦いが繰り広げられました ●このハリコフ戦とクルスク戦を中心として、冬季戦の服装と装備も交えて、武装親衛隊の兵士の姿を収め、服装と装備を解説します ■武装親衛隊 1944~45年 東部戦線の崩壊と西部戦線の激闘 (12ページ) ●大戦後期における東部戦線と西部戦線の武装親衛隊の兵士の姿を収め、その服装と装備を解説します ●大戦後期となり、武装親衛隊の服装は変化し、野戦服と同様のデザインとなる迷彩服やイタリア軍の生地を使用した迷彩服が登場、装備も国防軍よりも優れるようになりました ●ただ、敗色濃厚の中で活動を行う兵士の表情は一様に硬く、大戦初期での表情と比較するとその違いが顕著となります ■武装親衛隊の歩兵砲と対戦車砲 (6ページ) ●軽歩兵砲、重歩兵砲、対戦車砲を装備する部隊を解説します ●歩兵部隊に随伴して戦闘行動を行う歩兵砲や対戦車砲に相応しく、通常の歩兵と同様の服装や、防盾に隠れるように戦闘を行っているシーンなどを収めています ■武装親衛隊ユニフォーム (6ページ) ●襟章、カフタイトル(アームバンド)、迷彩スモック、防暑服、M44型迷彩服をイラストと写真を交えて細部を解説します ■ドイツ・アフリカ軍団歩兵写真集 (30ページ) ●北アフリカ戦線の兵士の姿を、アフリカ派遣時からチュニジア戦区まで順を追って収録しています ●その服装も寒暖差の激しい砂漠での気候から防暑服からコート姿、そして部隊、兵士による違いなど、バラエティーに富んだ様子を解説します ■ドイツ・アフリカ軍団ユニフォーム (6ページ) ●防暑服、ベルト/サスペンダー、熱帯地用長靴/編上靴、防暑帽/略帽、ゴーグル、カフタイトル(アームバンド)をイラストと写真を交えて細部を解説します 【 「ドイツ 歩兵写真集 Vol.2 武装親衛隊/ドイツ・アフリカ軍団」の奥付 】●版型 : A4版 / ソフトカバー ●全96ページ / モノクロ写真225点収録 ●発行日 : 2015年5月1日 ●ISBNコード : 4910135020551
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