日本海軍 航空母艦 加賀 (プラモデル)フジミ 1/350 艦船モデル No.600246 スケール:1/350
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「日本海軍 航空母艦 加賀 プラモデル (フジミ 1/350 艦船モデル No.600246 )」です●太平洋戦争時における日本海軍の航空母艦「加賀」を1/350スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●戦艦から改装された航空母艦「加賀」を再現、戦艦の船体上部に2段に格納庫を積み上げ、複雑な構造がらも勇壮なシルエットを再現した内容となっています 【 「日本海軍 航空母艦 加賀」のキット内容について 】●日本海軍の航空母艦「加賀」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●フジミ社の1/350艦船モデルシリーズのフォーマットに沿って航空母艦「加賀」を再現、ビックスケールの解像度の高さと最新の考証によってその細部を徹底的に追求した内容となっています ●戦艦の船体をベースとして、巨大な格納庫を初めとする航空兵装を装備した複雑な構造を、パーツの細分化により再現しながらも、パーツ上に施したモールドによる表現も重視しており、艦船モデルとして過度にパーツ数を増やさないような配慮がなされています ●艦船モデルではメインスケールとなる、1/700スケールのキットでは再現するのが難しい細かな部分を1/350スケールに沿って再現、ビックスケール艦船モデルならではの迫力とディテール再現とを味わうことができるでしょう ●艦体喫水線以下の部分も再現したフルハルモデルです ●「加賀」は、「船体」「上甲板」「飛行甲板」「艦橋などの上部構造物」「高角砲などの艤装類」を、それぞれブロック化して分割した構成となっています ●各ブロックをそれぞれ個別に組み立てて、上甲板、飛行甲板、構造物、艤装類を船体ブロックへと取り付けて完成させます ●船体は左右に分割したパーツで構成 ・ 船体には格納庫の側面を一体成型して再現しています ・ 船体部の内部には左右張り合わせの際、船体の歪みを防ぐための「桁パーツ」を多数セット ・ 船体部には、舷側の舷窓、扉、塵捨て管などのディテールをモールドで再現、舷窓には微細な表現となる雨樋の彫刻を施しています ・ 格納庫の開口部は開口した状態となっており、内側通路を再現したパーツを裏側へと取り付けます ・ 船体側面には、鋼板の継ぎ目を繊細な凸モールドで再現、艦首部分は凹凸が付いています ・ 船体下部にはビルジキールを一体成型、艦尾の4軸の推進軸、スクリュー、舵は別パーツ化しています ●上甲板は、船首部分、船尾部分、そしてボート収納デッキの各ブロックで構成 ・ 甲板上には、滑り止め表現の他に、アンカーチェーン導板、ボート用架台などの細かなディテールをモールドで再現しています ・ アンカーチェーンは付属の金属製チェーンで再現します ・ ボラード、ケーブルホルダー、キャプスタン、リール、ウインチなどを別パーツ化して再現しています ●格納庫は、側面部分が船体パーツと一体成型化されており、先端部分と後部は別ブロック化しています ・ 先端部は一体成型のパーツで再現、通路、スポンソン、ラッタルは別パーツ化しています ・ 後部は上下2層で構成しており、下層はボート収納デッキに一体成型、上層はパネルを貼り合わせて作製します ・ 上層後部の梁をブロックごとにパーツ化 ●飛行甲板は、木甲板の継ぎ手の部分で3分割したパーツで構成 ・ エレベーター部分は別パーツ化、昇降状態を選択して組み立てることができます ・ 飛行甲板上には、木甲板表現、木甲板継ぎ手、鉄甲板の滑り止め、鉄甲板パネル、カタパルト跡などを微細な凹凸モールドで再現 ・ 遮風柵は別パーツ化、収納装置なども再現しています ・ 飛行甲板裏側のトラス状の支柱は別パーツにて再現 ・ 甲板前後に設置された飛行甲板支柱は、それぞれ1本ずつ個別にパーツ化しています ・ 飛行甲板上の着艦制動装置、滑走制止装置はエッチングパーツで再現 航空母艦「加賀」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成しています ●艦橋 ・ 艦橋は上下にブロック分割して構成 ・上部ブロックは上下に分割したパーツで再現、艦橋窓を再現したクリアパーツを挟んで組み立てます ・ 艦橋窓枠は、窓の部分を一段凹んだ状態で再現し、立体感を演出しています ・下部ブロックは左右に分割したパーツで再現 ・下部ブロックには、窓、扉、手摺り兼足掛けなどのディテールをモールドで再現しています ・ ラッタルは別パーツ化して再現 ・ 艦橋部に装備する、「方位盤」(×1)、「方位測定器」(×2)、「測距儀」(×1)、「探照灯」(×2)、「信号灯」(×1)、「双眼鏡」(×9)などを別パーツ化しています ●マスト ・ マストは、上部の単楼部、ヤード部、ヤードの支柱、下部の4パーツで再現 ・ マストは起倒状態を選択することができます ●煙突 ・ 煙突本体部分は上下に分割したパーツで再現 ・ 内部の整流板はモールドで再現、中央パネルのみを別パーツ化しています ・ 緊急用排煙口、手摺り兼足掛けなどのディテールをモールドで再現 ・ 煙突下部の支柱は、トラス状となった各パネルを貼り合わせて作製します ●水面見張り所 ・ 水面見張り所は一体成型のパーツで再現、窓枠は別パーツ化しています ・ 窓枠はクリアパーツで、窓の部分を一段凹んだ状態として立体感を演出しています ●各スポンソンはブロックごとにパーツ化しており、下面の補強板をモールドで再現 ・ スポンソン部の支柱は1本ずつ別パーツ化、船体に設置された複雑な構造を再現しています ●主砲塔 「50口径 3年式 20cm単装砲」 ×10 ・ 主砲塔は砲身を含めて一体成型のパーツで再現 ・ 砲身基部には防水布をモールドで再現しています ●高角砲 「40口径 89式 12.7cm連装高角砲」 ×8 ・ 右舷後部の2門は煙突の煙除けのシールド付き(A1型改2)、左舷及び右舷前部の6門はシールド無しの状態(A1型)を再現 ・ シールド付きの高角砲は、1本ずつ個別にパーツ化した砲身と、シールド部で構成 ・ シールド無しの高角砲は、砲身部と砲架部との2パーツで構成 ・ スポンソンと高角砲支筒は各1パーツで再現、支筒は複雑な形状を再現しています ●対空機銃 「25mm連装機銃」 ×14 ・ 機銃は、銃身部、銃架、照準席及び台座などの4パーツで構成 ・ 他に、単装機銃(×2)も付属しています ●内火艇、カッターなど ・ 12m内火艇 ×2 ・ 13m特型運搬船 ×2 ・ 12m内火ランチ ×1 ・ 9mカッター ×4 ●その他の艤装を再現したパーツとして ・ 艦首、艦尾旗竿 ・ 錨、副錨 ・ 菊花紋章 ・ 測距儀 ・ 探照灯 ・ 着艦指導灯(照星灯) ・ 着艦指導灯(照門灯) などをセットしています ●艦載機 ・ 艦載機は、本体、キャノピー、脚、尾脚、プロペラのパーツ構成となっており、機種による爆弾類の武装(増槽)を別パーツ化しています ・ 艦載機はクリアパーツで再現しています ●付属する艦載機の内容 ・ 零式艦上戦闘機21型 ×6 ・ 99式艦上爆撃機 ×6 ・ 97式艦上攻撃機 ×6 【 付属しているエッチングパーツ 】 ●ディテールアップ用のエッチングパーツが付属しています ●エッチングパーツの内容は ・ 着艦制動装置 ・ 滑走制止装置 ・ 転落防止柵 ・ 転落防止柵の支柱 など、となっています ●初回特典として、フジミ社製「旧日本海軍艦艇乗組員」のランナーが付属しています ・ 「旧日本海軍艦艇乗組員」は1/350スケールの乗組員のフィギュア350体をセットしています ・ 初回特典は予告なく終了致します、パッケージに付属していない場合はご容赦下さい ●ディスプレイスタンドとネームプレートが付属しています ●飛行甲板上に書かれた表示線、艦名表記、着艦標識、艦尾の軍艦旗、艦載機の日の丸マーク、機体番号、胴体の帯、主翼の表示線などを再現したデカールが付属しています ●マストに掲げられる信号旗を再現したシールも付属 【 「日本海軍 航空母艦 加賀」のパッケージ内容 】・ 航空母艦 加賀 ×1 ・ 零式艦上戦闘機21型 ×6 ・ 99式艦上爆撃機 ×6 ・ 97式艦上攻撃機 ×6 ・ 「旧日本海軍艦艇乗組員」 ×1(フィギュア350体) ・ 金属製チェーン ×1 ・ クリアランナー ×1 (艦載機を除く) ・ エッチングシート ×1 ・ デカールシート ×1 ・ シールシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1 ・ カラー塗装図 ×1 ●2015年 完全新金型(艦載機、武装等を除く) 【 「航空母艦 加賀」について 】●「加賀」は、元々第1次世界大戦後の海軍増強計画「88艦隊」に基づいて建造が行われた戦艦でした ●しかし、この「88艦隊」計画自体は我が国の国力を無視したもので、国家経済の破綻を危惧する日本政府と、日本の海軍力の増大を脅威に思う列強国との間で利害が一致し、「ワシントン軍縮会議」にて「加賀」は廃艦処分とされてしまいます ●一方、この「ワシントン軍縮会議」では建造中の巡洋戦艦「赤城」と「天城」は航空母艦への転用が決められ、航空母艦への改装工事が行われますが、関東大震災によって「天城」は損傷、航空母艦としての改装工事は不可能となります ●この「天城」の代わりに航空母艦への転用艦として選ばれたのが、船体まで完成していた「加賀」で、これが航空母艦「加賀」の誕生した原因です ●当初、「加賀」は発着艦が行いやすいように3段となる飛行甲板を備えていましたが、実際に運用してみると不便さが目立ち、1934年の改装工事によって全通式の飛行甲板を装備した姿へと大変貌します ●この改装工事は、それまでの航空母艦の運用から得られた経験を元にして、航空母艦としての機能を追及し、これを徹底的に反映した本格的なもので、搭載機数も従来の「36機」から「90機」へと大きく拡大、この搭載機数は日本の空母の中では最大となりました ●ただし、改装工事によって機関を変更したものの、船体形状や排水量の増大などにより最大速力は28ノットに留まり、これは後に「第1航空艦隊」を編成した空母6隻の中では最も遅い速度でした ●もっとも、実際に運用を行った航空隊にとって「加賀」は評価が高く、 ・ 飛行甲板が高い位置にあることから海面からの影響を受け難い ・ 排水量が大きいことから艦が安定している ・ 小型の艦橋と幅の広い飛行甲板で着艦を行いやすい ・ 下向けの小型煙突であったため排煙の影響が少ない などという長所を持っていました ●1941年4月、日本海軍は空母を集中運用するために、空母「赤城」「加賀」「飛龍」「蒼龍」を主力とする「第1航空艦隊」を編成、後に空母「翔鶴」「瑞鶴」が加わり、「第一航空艦隊」は空母6隻で構成された陣容となります ●この艦隊は、艦載機約400機を運用できる能力を持ち、艦隊が持つ攻撃力はアメリカ、イギリス以外の列強国1国の海軍力を凌駕しており、機動打撃力の大きさを「真珠湾奇襲攻撃」で世界に知らしめることになりました ●「加賀」は、上記のとおり搭載機数が多かったため、「第1航空艦隊」の中核空母として活躍、知名度では「赤城」に劣りましたが、「加賀」の働きは極めて大きなものとして評価されました ●真珠湾攻撃後、「第1航空艦隊」はオーストラリア、蘭印、インド洋と転戦しますが、「加賀」は途上において軽い座礁事故を起こしてしまい、一旦戦列を離れています ●1942年6月、日本海軍はミッドウェー島の攻略とアメリカ艦隊の撃滅を狙って、総力を挙げてミッドウェー島へと向かいます ●「翔鶴」「瑞鶴」を除く「第1航空艦隊」は、ミッドウェー島攻撃の露払いとして主力艦隊の前方に位置してミッドウェー島を空襲、しかし待ち伏せしていたアメリカ機動部隊による攻撃を受けることになります ●上空護衛として空母を護衛していた、当時最強の艦上戦闘機「零戦」は、アメリカ軍の雷撃機をことごとく迎撃するのに成功しましたが、雷撃機を迎撃するために低空に移動した「零戦」の間隙を突いて急降下爆撃機が「第1航空艦隊」に襲い掛かります ●「第1航空艦隊」の中でも「加賀」は集中的に攻撃を受け、4発の爆弾を被弾、発艦準備をしていた航空機や燃料、そして爆弾へと誘爆が広がり、空母としての機能を失います ●爆発と火災によって手が付けれない状態となった「加賀」は総員退艦の命が下され、日本海軍の中でも屈指の名空母であった「加賀」は、その短い生涯を閉じたのでした
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