F-86F-40 セイバー J.A.S.D.F. (プラモデル)ハセガワ 1/32 飛行機 Stシリーズ No.ST010 スケール:1/32
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「F-86F-40 セイバー J.A.S.D.F. プラモデル (ハセガワ 1/32 飛行機 Stシリーズ No.ST010 )」です●1955年から航空自衛隊の主力戦闘機として運用された「F-86F-40 セイバー」を1/32スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキット。 ●初めての発売は1974年とかなり前に遡ってしまい、パーツ同士の組み合わせやデカールの解像度など、現在のハセガワ精度から見ると厳しいものがありますが、パーツ構成を仔細に眺めますと開発時にかなり力と熱意を込めて設計・開発をしたことが伝わってくるキットで、今だからこそ丁寧にパーツを擦り合わせてストレートに組み上げたり、思うままに手を加えたり、幅広い楽しみ方に対応できるふところの深いキットになっています。 ・ また、1/32スケールでありながら、機体全体に繊細な凸モールドでリベットを表現しており、現在の凹モールド主体のパネルラインで構成されているキットと並べた時、際立つ存在感を発揮してくれることでしょう。 【 F-86F-40 セイバー J.A.S.D.F. (ハセガワ 1/32 飛行機 Stシリーズ ST10) プラモデルの内容 】●主翼の境界層板を廃し、再び前縁スラットを備えた「F-86F-40 セイバー」の航空自衛隊仕様機を再現。 ●機体胴体は前後に分割したパーツで構成、主翼部、水平尾翼などは別ブロック化しています。 ●機体全体に、スケール感を尊重した非常に繊細な凸モールドでリベット跡を再現しています。 ■ 機首部 ●機首(機体前半)部は左右に分割したパーツ構成、機首の先端は別パーツ化しています。 ・ 側面の機銃部パネルは別パーツ化、内部で縦3列に並ぶ12.7mm機関銃もそれぞれ別パーツ化して再現しています。 ■ 機体胴体部 ●機体胴体(機体後半)部は左右分割のパーツで構成。 ・ エアブレーキは別パーツ化して再現、開閉状態を選択して組み立てることができます。 ・ エアブレーキを支える油圧ジャッキステーも別パーツ化、ビニールチューブも付属しています。 ■ エンジン ●機体内部に納まる「J47-GE-27 ターボジェットエンジン」は独立したパーツ構成、エンジン全体を再現しています。 ・ 機首からエンジンへのインテークダクト、エンジンから尾部につながるジェットパイプも別ブロック化したパーツで再現。 ・ エンジン部のパイピングを再現するビニールチューブが付属。 ・ 機体尾部のエンジンノズルは別パーツ化して再現しています。 ■ 主翼・尾翼 ●翼弦を延長し前縁スラットを備えた「F-86F-40」の主翼形状を再現、主翼は上下に分割したパーツで構成となっています。 ・ 前縁スラット、フラップ、補助翼は別ブロック化、前縁スラットは可動させることができます。 ・ ピトー管は別パーツ化して再現しています。 ●垂直尾翼本体は機体胴体と一体成型化して再現、水平尾翼は別パーツ化して再現しています。 ・ 垂直尾翼の方向舵は別パーツ化して再現しています。。 ■ 降着装置 ●降着装置は展開状態を再現しています。 ●主脚、前脚ともタイヤ、脚柱、脚カバー、脚格納庫扉をそれぞれ独立したパーツで再現しています。 ■ コクピット ●キャノピーは2ピースのクリアパーツで再現、キャノピーフレームはプラスチック製の別パーツになっています。 ・ クリアパーツにはADFアンテナ等を非常に繊細なモールドで再現しています。 ・ キャノピー後部はスライド可動、完成後も開閉状態を選択することができます。 ●コクピットはバスタブ状に独立してブロック化、パイロットシート、計器パネル、操縦桿、フットペダルなどを再現しています。 ・ 計器パネル面やサイドコンソールのパーツ上にはスケールに沿って凹凸をつけたモールドでメーターなどを再現しています。 ・ 計器パネル面のメーター類を再現したデカールも付属しています。 ●コクピット後方のADFループアンテナやコクピット加圧調整弁なども別パーツ化して再現 ・ ADFループアンテナは金属パーツを交え4パーツに分割しており、凝ったパーツ構成になっています。 ●着座姿勢のパイロットフィギュア ×1が付属。 ■ 付属する「F-86F-40 セイバー」の機外装備 ・ サイドワインダー ×2 ・ 増槽 ×2 ・ 増槽 ×2 が付属しています。 【 F-86F-40 セイバー J.A.S.D.F. (ハセガワ 1/32 飛行機 Stシリーズ ST10) 塗装とマーキング 】●組立説明書内に「航空自衛隊」所属の2種の塗装例、マーキング例をモノクロでプリントしています。 ・ 塗装の際に使用する塗料の種類も記載しています (Mr.カラー / 水性ホビーカラー)。 ・「F-86F-40 セイバー」の機体各部及びコクピット内部など細部に使う塗料の種類は、組立説明書内の各組立工程中にて指示しています。 ●「F-86F-40 セイバー」の塗装・マーキング例 ・ 航空自衛隊 第3航空団 第8飛行隊 (72-7764 / 小牧基地) ・ 航空自衛隊 総隊司令部飛行隊 (82-7782 / 入間基地) 上記2種の塗装・マーキング例のうち、いずれか1種を選択して再現することが可能です。 ●塗装例に応じた、尾翼のマーク、機体番号用の数字、国籍マーク、コーションなどのステンシル類などをデカールで再現しています。 【 F-86F-40 セイバー J.A.S.D.F. (ハセガワ 1/32 飛行機 Stシリーズ ST10) パッケージ内容 】・ F-86F-40 セイバー ×1機分 ・ サイドワインダー ×1 ・ 増槽 ×4 (2種) ・ ビニールコード ×1 ・ 金属パーツ ×1 ・ デカールシート ×1 ・ 組立説明書 ×1 【 F-86F-40 セイバー J.A.S.D.F. (ハセガワ 1/32 飛行機 Stシリーズ ST10) 仕様 】●「F-86-40 セイバー」のパーツ数 : 183 (1機分) ●製品素材 : PS/PVC ●パーツ成型色 : ライトグレー ●「F-86-40 セイバー」完成時のサイズ ・ 全長 : 355mm ・ 全幅 : 373mm ●日本製 ●2018年 スポット生産品 ●1974年 新金型 【 ノースアメリカン F-86F-40 セイバー について 】●「ノースアメリカン F-86 セイバー」は「P-51D ムスタング」の後継機として開発されたジェット戦闘機で、試作機「XP-86」が1947年10月1日に初飛行しました。 ●「F-86E」は最初の量産型「F-86A」の改良型で「J47-GE-13 エンジン」を搭載し、操縦装置の改善や、水平尾翼の可動化などの改善が施されていましたが、朝鮮戦争時の「ミグ15」との空中戦の教訓を得て、さらに改修を加えられることになり、1952年3月に「F-86F」が誕生します。 ●「F-86F」は「J47-GE-27 エンジン」を搭載、推力は2,760kg、武装は12.7mm機関銃6挺のほか、主翼の下に各種のミサイルや爆弾を装備するようになり、かつ、防弾も強化していました。 ●また、「F-86F」は生産の途中から主翼の前縁スラットを廃止して、翼弦をわずかに延長し境界層板をとりつけて翼端失速を防ぐようにしました。これが「F-86F-25」及び「F-86F-30」です。 ●この結果、「F-86F」は「ミグ15」よりも優れた格闘性能を持つようになり、朝鮮動乱の後期に大戦果をあげることができましたが、その後、この翼弦延長型(6-3前縁翼)に前縁スラットを併用した方が、あらゆる速度での運動性能が優れていることがわかり、再び主翼に前縁スラットを取り付けます。これが「F-86F-40」です。 ●航空自衛隊は1956(昭和31)年から採用したのは、この「F-86F-40」が主力で、三菱重工が国産化したのも、この前縁スラット付きの後期型でした。 ●しかし、国産化の前にアメリカ空軍より供与を受けていたうちの少数は、旧式の境界層板付きの機体があり、「RF-86F」のように日本側で主翼などを改装した機体も存在していました。 ●虚空自衛隊の「F-86F-40」は、アメリカ軍からの供与、ノックダウン生産及び三菱でライセンス生産したものを合わせておよそ480機が運用されていました。
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