イラストで見る日本陸・海軍機大図鑑 零戦ほかの秘密編 (本) |
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「イラストで見る日本陸・海軍機大図鑑 零戦ほかの秘密編 本 (モデルアート 資料集 No.927 )」です●太平洋戦争時の日本陸海軍機のメカニズムを外観から内部構造まで微に入り細に入り、徹底的にイラストで描き出したカラー資料集 ●2005年6月号より月刊「モデルアート」誌で長期に渡って連載中の「日本機大図鑑(連載開始時は零戦大図鑑)」の記事を抽出、単行本するにあたり再度検証を重ね、新規描き下ろしイラストを加えて再編集した内容となっています 【 「イラストで見る日本陸・海軍機大図鑑 零戦ほかの秘密編」の概要 】■零戦をはじめ日本軍用機の知られざる内部構造を探る ●時代時代の最先端技術を詰め込んだ「軍用機」、その外観は写真などからある程度伺い知ることができますが、内部のメカニズムに至ると「機密」と「時間」の壁に阻まれてしまい、なかなかその全容を知る機会はありません ●最優先の「機密」の壁に阻まれる現用機はもちろんですが、第2次大戦時に活躍した既に機密の必要性のない機体であっても、よほど良好な動態保存をしていない限り、内部メカニズムを知ることは難しく、特に我が国の陸海軍機については「敗戦」を機会に、一時技術の断絶があったため、現存する機体が非常に少なく、現存している機体もレストアが不完全だったり、腐食が進んでいたり、といった問題が少なくありません ●当事写された写真も外観をやっと知ることができる機体のフォルムを中心としたものがほとんどですが、日本軍側の写真の多くは鮮明さを欠き判別をしずらく、連合軍側の写真になると基本的に「死んだ」状態の写真が多くを占めてしまいます ●さらに限られたスペースに詰め込んだ機器類を撮影した写真や資料などは、コクピット以外になるとほとんど見当たらず、メカニズムの全容を知ろうと思うと、限られた図面類と当時の整備員の談話などから推察するしかありませんでした ●「軍用機」の内部構造やメカニズムを知りたい方は、技術者やミリタリーファン、モデラーなど一部に限られてしまうと思うのですが、こういった趣味の視点からだけでなく、当時の最先端技術の結晶を再構成し、技術の継承を図る点でも非常に大事で重要な意味があります ●本書「イラストで見る日本陸・海軍機大図鑑 零戦ほかの秘密編」では、元戦闘機搭乗員の証言や写真、佐藤繁雄氏を始めとする日本機研究の専門家らの協力を得て集めた最新の考証をもとに、佐藤邦彦氏が日本機のメカニズムを精密にカラーイラスト化、現存する部位については写真もあわせて掲載し、わかりやすい解説を加え、日本機のメカニズムを解剖した図鑑のごとき内容となっています ●あたかも機器類の単品を目前に置いたかのようなイラスト、ヒンジなどの金具類やコード類、機器類のつながり、各スイッチに描かれた細かな文字表示などまでも描いたイラストは眺めているだけでも飽き来ず、細部のディテールから日本陸海軍機の特徴を浮かび上がらせてくれるでしょう ●また、カラーイラストならではの最大のメリットは、各部ディテールに彩色をしてある点にあります、モノクロ写真では知ることのできない、各部がどのような「色」で構成されているかを知る最適な資料として役立つことでしょう ●日本陸海軍機の実機の資料に、そして当事の航空機技術の資料に、もちろんモデラーの資料にと航空機ファンならば傍らに揃えておきたい必携の一冊となっています ●収録する機体 (部位に関しては下記ご参照のこと) ・ 12試艦戦 ・ 零戦11型 ・ 零戦21型 ・ 零戦22型 ・ 零戦32型 ・ 零戦52型 ・ 烈風 ・ 96艦上戦闘機 ・ 雷電11型 ・ 紫電 ・ 紫電21型(紫電改) ・ 震電 ・ 月光 ・ 流星 ・ 彩雲 ・ 晴嵐 ・ 零式水上観測機11型 ・ 2式水上戦闘機 ・ 瑞雲 ・ 鍾馗 ・ 屠龍甲/乙型 ・ 深山 ・ 連山 【 「イラストで見る日本陸・海軍機大図鑑 零戦ほかの秘密編」の内容目次 】●陸海軍機の操縦席を見る ・ 零戦21型 ・ 零戦32型/52型 ・ 零戦の頭当て ・ 雷電11型の計器板 ・ 紫電21型(紫電改)の計器板 ・ 晴嵐の計器板 ・ 晴嵐の後席 ・ 晴嵐の無線電信機 ・ 零式水上観測機11型 ・ 震電の計器板 ・ 震電の操縦席 ・ 瑞雲の計器板 ・ 屠龍甲型 ・ 屠龍乙型 ・ 深山 ・ 連山 ●陸海軍機の内装・外装の検証 ・ 手動慣性始動機 ・ 零戦の手動慣性始動機 ・ 2式水上戦闘機の手動慣性始動機 ・ 紫電/紫電改の手動慣性始動機 ・ 雷電の手動慣性始動機 ・ 月光/96艦上戦闘機/烈風の手動慣性始動機 ・ 12試艦戦/零戦11型/21型の機首 ・ 零戦のエンジン ・ 零戦32型/22型/52型の機首 ・ 零戦52型の機首 ・ 栄エンジン21型/31型 ・ 彩雲のエンジン架覆い ・ 彩雲のエンジン始動 ・ 彩雲のエンジン架 ・ 彩雲の排気管/カウルフラップ ・ 彩雲の機首 ・ 現存した「彩雲のエンジン架覆い」のその後 ・ 誉21型エンジン ・ 零戦の主脚 ・ 雷電の主脚 ・ 陸軍機の主脚/頭当て ・ 彩雲の主脚 ・ 零戦21型の主翼 ・ 零戦52型の主翼 ・ 2式戦闘機 鍾馗の主脚 ・ 2式戦闘機 鍾馗の燃料タンク収納部 ・ 2式戦闘機 鍾馗の翼内燃料タンク ・ 2式戦闘機 鍾馗の翼内燃料タンク緊定帯 ・ 零戦の尾輪 ・ 陸海軍機の尾輪 ・ 尾輪回転制御装置 ・ 零戦の尾輪求心装置 ・ 雷電の尾輪求心装置 ・ 紫電/紫電改の尾輪求心装置 ・ 月光の尾輪 ・ 彩雲の尾脚と配電盤 ・ 零戦52型のジャッキ ・ 零戦21型のジャッキ ・ 前翼型滑空機MXY6 ・ 震電の胴体後部と側翼 ・ 深山、連山 ・ 深山の射爆装置 ・ 連山の降着装置 ・ 紫電改の主翼と尾翼 ・ 流星の風防 ●考察を反映した模型製作 ・ フジミ社製 1/72スケール「愛知 水上偵察機 瑞雲11型 & 呉式2号5型射出機」 ・ ハセガワ社製 1/48スケール「三菱 F1M2 零式水上観測機 11型」 【 「イラストで見る日本陸・海軍機大図鑑 零戦ほかの秘密編」の奥付 】●版型 : A4版 / ソフトカバー ●全168ページ / オールカラー ●著者 : 佐藤繁雄、佐藤邦彦 ●発行日 : 2015年10月10日 ●ISBNコード : 4910087341056
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