帝国陸軍 150t 超重戦車 オイ (プラモデル)ファインモールド 1/72 ミリタリー No.FM044 スケール:1/72
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「帝国陸軍 150t 超重戦車 オイ プラモデル (ファインモールド 1/72 ミリタリー No.FM044 )」です●太平洋戦争時における日本陸軍の超重戦車「オイ」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●対ソ戦を考慮して、重装甲、重武装の戦車として開発が行われた多砲塔の超重戦車「オイ」を再現、砲塔、車体全てが面構成となる「超」重戦車らしいフォルムを再現した内容となっています 【 「超重戦車 オイ」について 】●日露戦争後も、日本陸軍は仮想敵国をロシア(ソ連)と想定し、日本への緩衝地として中国東北部にその勢力範囲を拡大、1933年の満州事変の結果、日本傀儡の国家である満州国を建国します ●この満州国は広大な国土を擁し、その北部は荒涼とした大地が広がるのみで、モンゴル、ソ連との国境線は明確なものではありませんでした ●このため、満州国軍及び満州に駐屯する日本陸軍(関東軍)と、ソ連軍及びモンゴル軍との間で国境線を巡る紛争事案が頻繁に発生、その最大の紛争で大規模な兵力同士の戦いとなったのが1939年の「ノモンハン事件」です ●ソ連軍の強力な火力と機甲戦力の前に惨敗した「ノモンハン事件」は、日本陸軍に大きな衝撃を与えました ●特に機甲兵力に関しては、当時最新鋭だった「97式中戦車」をもってしても兵力と個々の性能に勝るソ連軍の戦車部隊に敵わず、軍はこれ以上の戦車の損失を恐れて戦車部隊を戦場から引き揚げた程でした ●この「ノモンハン事件」での戦訓から、日本陸軍では新たな対戦車砲と対戦車戦闘も考慮した新型戦車の開発を開始します ●同時に、日本陸軍内では、このような正攻法的な対処方法だけではなく、起死回生的に超重戦車を開発するという計画も秘密裏に進められることになります ●1941年3月、日本陸軍は対ソ戦を前提として、ソ連軍の要塞線を突破できる超重戦車の開発計画を考案、同年4月に「三菱重工」に対して開発指示を出します ●この超重戦車は、日本軍内では「オイ」、「三菱重工」内では「ミト」とい仮名称を与えられました ●この「オイ」の開発にあたっては、極めて厳重な秘密保持が行われており、その開発を知る者は陸軍内でも極僅かでした ●「オイ」は、従来の日本戦車とは桁外れの大重量の車両であり、その資材の調達には海軍の協力も必要としていました ●1942年2月、「オイ」は車体が完成、戦車の試作車は軟鉄を使用するのが普通でしたが、この「オイ」では量産車と同様な装甲板が用いられていました ●1942年3月、「三菱重工」に対して、正式に砲塔の製作の指示が出されます ●その後、車体のみの「オイ」は調整と試験を繰り返しながら、1943年7月にようやく軍立会いの下で正式な試験が行われることになりました ●この試験では、「オイ」の大重量による不具合が頻発、部品レベルにまで及ぶさらなる調整が必要と評価されています ●その後の「オイ」の記録は現時点では見つかっておらず、試作車の開発がどこまで進んだのかは不明ですが、戦況の悪化と資材の不足、そして何よりも対米、対英戦を行っている中で「オイ」の存在意義自体が薄れてしまい、結局「オイ」は砲塔を載せる段階まで進まなかったものと見込まれています ●「オイ」の車体の重量は、何も積載しない状態で96tに達し、砲塔を載せた場合には150tを予定、20t程度の戦車を製造していたに過ぎない日本が、このような大重量の車両の開発を行っていたことは、大きな驚きであり、高く評価されて良いものと思われます 【 これまでの「オイ」の存在について 】 ●「オイ」は徹底的な秘匿下で開発が行われたことにより、写真はおろか図面もなく、関係者の供述なども極めて限られていました ●これまで日本陸軍の超重戦車は、100tクラスと140tクラスの2種が作られたとする資料が一般的で、その詳細は分からないという状態が現在まで続きました ●また、その超重戦車の開発にあたっては、1人の将校の個人的命令という説もあり、このような巨大な戦車をそのような命令で作れるものかという疑問も少なくありませんでした ●日本戦車の探求を続けるファインモールド社では、この「オイ」の記録や図面を入手、この図面をベースに模型化したのが本キットです ●このキット化により、秘密のベールに包まれた「オイ」がようやく白日の下に披露されるようになり、これで日本の戦車史の1ピースがまた一つ埋まりました ●我が日本戦車の歴史を知る上で欠かせない戦車のキット化と言えるでしょう 【 「帝国陸軍 150t 超重戦車 オイ」 プラモデルの内容 】●この日本陸軍の超重戦車「オイ」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●ファインモールド社のリサーチ力と日本車両への造詣の深さを反映して超重戦車「オイ」を再現、資料に乏しく、従来までは「幻の戦車」と呼ばれていた「オイ」を新発見の資料に基づいて再現しており、立体的資料とも言うべき内容となっています ●1/72のミニスケールとして、一体成型を多用してパーツ数を抑えた構成と、パーツ上に施されたモールドを中心としたディテール再現により「オイ」を再現、箱組みとなる砲塔、車体は歪みが発生しないように、大きめのダボの設置や桁パーツをセット、組み立てやすさを充分に考慮しています ●ディテールを再現したモールドは、スケールに沿って強弱を付けた彫刻となっており、超重戦車らしい巨大なボルトや、日本戦車らしい繊細さを演出しています ●足周りを除くと、パーツ数は少なく、ミニスケールキットとして、戦車模型初心者からベテランユーザーに至るまで広く「オイ」の独特の姿を楽しめる内容となっています ●「オイ」は、「主砲塔」「副砲塔」「銃塔」「車体」の各4ブロックで構成しています 【 砲塔 】 ●面で構成された「オイ」の各砲塔形状を再現、側面の視察ハッチ、視察口、後方のハッチ、上部の小ハッチなどを繊細かつ強弱を付けたモールドで再現しています ●主砲砲身は、一体成型のパーツで再現、砲口部分は別パーツ化しています ・ 砲身基部の駐退装置カバーは、左右に分割したパーツで再現 ・ 「防盾」は、前後に分割したパーツで再現 ・ 「防盾」は上下に可動させることができます ●主砲塔は、各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します ・ 各パネルの内側には大きなダボとダボ受けを設けており、組立時に歪みにくいようになっています ・ 車長キューポラは上下に分割したパーツで再現 ・ 車長ハッチは別パーツ化、閉じた状態となります ・ 装填手ハッチも別パーツ化、開閉状態を選択できます ・ 「対空機銃架」を別パーツ化しています 【 副砲塔 】 ●副砲砲身は、一体成型のパーツで再現、砲口部分は別パーツとなっています ・ 砲身基部の駐退装置カバーは、左右に分割したパーツで再現 ・ 「防盾」は、前後に分割したパーツで再現 ・ 「防盾」は上下に可動させることができます ●副砲塔は、各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します ・ 各パネルの内側には大きなダボとダボ受けを設けており、組立時に歪みにくいようになっています ・ キューポラは上下に分割したパーツで再現 ・ ハッチは別パーツ化、閉じた状態で再現しています 【 銃 塔 】 ●銃塔は、各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します ・ 各パネルの内側には大きなダボとダボ受けを設けており、組立時に歪みにくいようになっています ・ 「機銃」は各1パーツで再現 ・ 「キューポラ」は上下に分割したパーツで再現 ・ 「ハッチ」は別パーツ化、閉じた状態となります 【 車 体 】 ●平面で構成され、中央部を一段高くした「オイ」の車体レイアウトを再現、パネルライン、ボルト、ハッチ、給油口などをスケールに沿った強弱を付けたモールドで再現しています ●車体は、各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します ・ 各パネルには内側には大きなダボとダボ受けを設けており、組立時に歪まぬように配慮、車体下部にも歪みを防ぐための桁のパーツを挟み込んで組み立てます ・ 「前照灯」「牽引フック」「アンテナマウント」「排気管」などを別パーツ化しています ●ボギー式サスペンションは、アーム、ボギー、キャップの3パーツで構成 ・ 転輪は1枚ずつ個別にパーツ化しており、ボギーの両端に取り付けます ・ 「起動輪」「誘導輪」は前後に分割したパーツで構成 ・ 「上部転輪」は装甲スカートを支えるフレームに一体成型化しています 【 履 帯 】 ●履帯は、裏側のガイドが1枚となる「オイ」用のシングルピン履帯を再現しています ・ 履帯は、一部連結式となっています ・ 履帯の上下の直線部は繋がった状態のパーツ、前後の曲線部は1枚ずつに分割したパーツで構成しています ・ 繋がった状態のパーツは、「上部転輪」などによる弛みを再現 【 初回限定付録 】 ●初回ロット限定付録として、ソーシャルゲーム「World of Tanks」の招待コードが付属しています ・ 初回生産ロット分のみに付属する限定付録ですので、生産終了後予告なく付録は終了しますので、ご注意下さい ●招待コードとは ・ 「World of Tanks」に初めてプレイいただく方のみ使用可能なコードです ・ 招待コードを入力することで、特別なゲーム内アイテムなどが獲得できます ●招待コード特典内容は ・ Tier 2 日本軽戦車 Type 97 Te-Ke(97式軽装甲車 テケ) ・ ガレージスロット ・ プレミアムアカウント3日間 ・ 500ゴールド ・ Onigiri (おにぎり) ×5 となっています(特典はPC版、アジアサーバーのみ有効、またダウンロード期限は2018年12月31日まで有効です) 【 帝国陸軍 150t 超重戦車 オイ 塗装とマーキング 】●「超重戦車 オイ」のマーキングとして、日本陸軍仕様となる2種類の塗装例(前期塗装、後期塗装)と6種類のマーキング例が説明書に記載されています ・ 戦車第9連隊所属車両 ・ 戦車第35連隊所属車両 ・ 戦車第34連隊所属車両 ・ 戦車第7連隊所属車両 ・ 戦車第1連隊所属車両 など ●説明書のマーキング例に基づく、部隊マーク、陸軍の星章などを再現したデカールが付属しています 【 「帝国陸軍 150t 超重戦車 オイ」 プラモデルの仕様 】●「帝国陸軍 150t 超重戦車 オイ」の完成時のサイズ ・ 全長 : 141mm ・ 全幅 : 68mm ・ 全高 : 56mm ●総パーツ数 : 204点 ●ファインモールド社が独自に入手した資料の内容を反映した、「オイ」の実車解説が付属しています 【 帝国陸軍 150t 超重戦車 オイ パッケージ内容 】・ 超重戦車 オイ ×1 ・ 「World of Tanks」の招待コード(初回限定) ×1 ・ デカールシート ×1 ・ 組立て説明書(実車解説を含む) ×1 ●2015年 完全新金型
通販のご利用方法の詳しくは、コチラより「ご利用ガイド」 関連商品
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