超弩級 戦艦 武蔵 レイテ沖海戦時 デラックス (プラモデル)フジミ 1/700 特シリーズ SPOT No.特SPOT-072 スケール:1/700
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「超弩級 戦艦 武蔵 レイテ沖海戦時 デラックス プラモデル (フジミ 1/700 特シリーズ SPOT No.特SPOT-072 )」です●帝国海軍最強の戦艦「大和型」、その2番艦となる「戦艦 武蔵」の「レイテ沖海戦時」の姿を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット ●帝国海軍の戦艦として最後に就役し、世界最強を誇った「戦艦 武蔵」を再現、対空兵装強化した「レイテ沖海戦」での最後の姿を表現した内容となっています ●フジミ社製「超弩級戦艦 武蔵 レイテ沖海戦時」のキットに、専用のエッチング「日本海軍 超弩級戦艦 武蔵 レイテ沖海戦 専用エッチングパーツ」の2種をワンパッケージにしたスポット生産品です。 ・ キットと専用エッチングパーツを個別に購入するよりも、お得な価格になっています。 【 超弩級 戦艦 武蔵 レイテ沖海戦時 デラックス (フジミ 1/700 特シリーズ SPOT 特SPOT-072) パッケージ内容 】超弩級 戦艦 武蔵 ・ 戦艦 武蔵 ×1 ・ 零式水上観測機 ×2 ・ 零式3座水上偵察機 ×2 ・ デカール ×1 ・ ポリキャップ ・ 組立て説明書 ×1 エッチング ・ エッチングシート (真鍮製) ×1 ・ 取付説明書 【超弩級 戦艦 武蔵 レイテ沖海戦時 デラックス (フジミ 1/700 特シリーズ SPOT 特SPOT-072) プラモデルの内容 】超弩級 戦艦 武蔵 概要 ●日本海軍の「戦艦 武蔵」の「レイテ沖海戦時」の姿を再現したプラスチックモデル組立てキットです。 ●パーツ数もそれほど凝った構成でなく、ウォーターラインシリーズに準じていた「特シリーズ」の初期フォーマットにのっとり、「戦艦 武蔵」の姿を2004年の新金型で再現、「レイテ沖海戦時」に向けて改装された対空兵装の強化や艦橋及び上部構造物の形状の変化などを再現しています。 ●艦体の喫水線までの部分を再現した洋上モデルです。 超弩級 戦艦 武蔵 船体全体構造 ●「戦艦 武蔵」の船体部は上下に分割したパーツで構成、これに「艦首及び艦尾甲板」「飛行甲板」「上部構造物」「各艤装類」を取り付けます。 ●「武蔵」の船体部には、中央部分の上甲板を一体成型化、舷側の舷窓、汚水捨て管、ダビット、バルジのふくらみなどを再現しています ・ ウォーターラインモデルに欠かせない船体下を塞ぐ平らな船底パーツが付属 (オモリとなるバラストは付属していません) ●上甲板は、艦首、艦尾甲板、飛行甲板、船体に一体成型された中央甲板部で分割しています。 ・ 甲板上には、主砲塔、副砲塔台座、木甲板表現、滑り止め表現などの基本構造の他、アンカー導板、アンカーチェーン、ボラード、リールなどの細部ディテールを強弱とつけたモールドで再現しています。 ・ 飛行甲板上には、航空機用軌条、ターンテーブルをモールド化して再現、下部側面の艦載艇収納庫は別パーツ化しています。 ●上甲板上の構築物となる「艦橋部」「後部艦橋部」「主砲部」「副砲部」「カタパルト部」「煙突部」などを個別にブロック化して構成、それぞれを甲板上に取り付けて完成させます。 「戦艦 武蔵」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成しています ●艦橋 ・ 艦橋は左右に分割したパーツ構成、防空指揮所、各見張り所は別パーツ化してい再現しています。 ・ 艦橋構造物の各艦橋の窓の枠をモールド化、もしくは別パーツ化して再現しています。 ・上部の昼戦艦橋上下の遮風装置は別パーツ化して再現。 ・ 艦橋トップの15m測距儀は、艦橋部分にポリキャップを仕込んで接続、左右に旋回させることができます。 ・ 艦橋部分を構成する、21号電探(×2)、22号電探(×2)、探照灯管制器(×6)、機銃射撃指揮装置(×2)、13mm連装機銃(×2)、60cm信号探照灯(×4)などを別パーツ化して再現しています。 ●後部艦橋 ・ 後部艦橋は左右に分割式したパーツ構成、上部の機銃座、10m測距儀、主砲予備射撃指揮所は別パーツ化して再現しています。 ・ 上部の10m測距儀は艦橋部分にポリキャップを仕込んで接続、左右に旋回させることができます。 ・ 後部艦橋に配置される、シールド付き25mm 3連装機銃(×2)は別パーツ化して再現しています。 ●煙突 ・ 本体部分は左右に分割式したパーツ構成、上部の雨水カバー金網は別パーツ化しています。 ・ 煙突部の各副管は、煙突本体部分に微細なモールドで再現。 ・ 煙突部の探照灯台座は、一体成型のパーツで再現しています。 ・ 150cm探照灯(×4)、機銃射撃指揮所(×2)は、それぞれ独立したパーツで再現しています。 ●マスト ・ マストは前後に分割したパーツ構成。 ・ 「13号電探」はマストパーツに一体成型化して再現しています。 ●上部構造物 ・ 艦橋、後部艦橋、煙突などのベースとなる上部構造物は船体パーツと一体成型化して再現。 ・ 高角砲台座、探照灯台座、機銃台座、高射装置台座は独立してパーツ化しています。 ・ 側面の通風口などは別パーツ化して再現。 ・ 上部構造物に配置される、シールド付き12.7cm連装高角砲(×6)、シールド付き25mm3連装機銃(×6)、25mm3連装機銃(×12)、94式高射装置(×2)などはそれぞれ独立したパーツで再現しています。 ●カタパルト「呉式2号5型改 射出機」 ×2 ・ カタパルトは一体成型のパーツで再現、側面のトラス構造はモールで再現しています。 ●クレーン及び空中線支柱 ・ クレーンは一体成型のパーツで再現、上面のトラス構造をモールドで再現しています。 ・ 空中線支柱は左右に分割したパーツで再現、トラス構造をモールドで再現しています。 ●主砲塔部「45口径 94式 46cm 3連装砲」 ×3 ・ 主砲塔は一体成型のパーツ、梯子などを微細なモールドで再現しています。 ・ 測距儀は左右それぞれ別パーツ化して再現。 ・ 砲身部分は1本づつ独立したパーツで再現、砲身基部にはキャンバスカバーをモールド化して再現しています。 ・ 主砲塔は船体側にポリキャップを仕込んで接続、左右に旋回させることができます。 ●副砲「60口径 3年式 15.5cm 3連装砲」 ×2 ・ 砲塔部分と砲身部を一体成型化したパーツで再現 ・ 副砲塔は船体側にポリキャップを仕込んで接続、左右に旋回させることができます。 ●高角砲「40口径 89式 12.7cm連装高角砲 (A1型改3)」 ×6 ・ 高角砲はシールド部分と砲身本体に分割して再現、砲身部分は連装状に一体成型化したパーツで再現しています。 ・ 砲身パーツの取り付け方を選択することで、水平状態と仰角を付けた状態とを選択して組立てることができます。 ●対空機銃 ・ 13mm連装機銃 ×2(艦橋部に配置) ・ シールド付き 25mm3連装機銃 ×8(上部構造物、後部艦橋部などに配置) ・ 25mm 3連装機銃 ×27 ・ シールド付き機銃は、銃身パーツの取り付け方を選択することで、水平状態と仰角を付けた状態とを選択して組立てることができます。 ・ 連装機銃、3連装機銃は一体成型のパーツで再現しています。 ●内火艇、カッター及びボートダビッド ・ 9mカッター ×2 ●その他の艤装を再現したパーツとして ・ 艦首、艦尾旗竿 ・ 錨、副錨 ・ 菊花紋章 ・ 通風筒 ・ 艦載機射出台 ・ 高角砲装填演習砲 などを独立したパーツで再現しています。 ●艦載機として ・ 零式水上観測機 ×2 ・ 零式3座水上偵察機 ×2 が付属しています ・ 艦載機は上翼、フロートを別パーツ化して再現しています。 ●艦尾の軍艦旗、マストに掲げられる司令官旗、艦載機の日の丸マークなどを再現したデカールが付属しています ●2017年 バリエーション ●2004年 一部新金型 【超弩級 戦艦 武蔵 レイテ沖海戦時 デラックス (フジミ 1/700 特シリーズ SPOT 特SPOT-072) プラモデルの内容 】●エッチングパーツで再現しているディテールアップの内容は ・ 船体、艦橋、砲塔部などの各種手摺り(脚無しタイプ、一部弛み表現付き) ・ 梯子 ・ ラッタル ・ 方位測定器 ・ 信号灯支柱 ・ 「21号電探」 ×2 ・ 測距儀後部トラス構造 ・ 測距儀のベース ・ 羅針艦橋及び戦闘艦橋の窓枠 ・ 通気グリル ・ 副砲外部パネル ・ 副砲後部張り出し部 ・ 副砲上部空中線支柱 ・ 副砲前部の梯子用手摺り ・ 中央構造物の滑り止めパターン ・ 主砲塔の防水布基部 ・ 主砲塔後部扉 ・ 飛行作業甲板下部のトラス状の支柱 ・ 機銃や探照灯の台座部分の滑り止めパターン ・ 防水扉 ・ 煙突部の雨水カバー金網 ・ 煙突部整風板 ・ 煙突部の手摺り及び足掛け ・ 飛行作業甲板 ・ 航空機軌条 ・ ターンテーブル ・ 呉式2号5型射出機 ×2 ・ 航空機運搬台車 ×4 ・ 航空機滑走台2種 ×各2 ・ 13号電探 ×2 ・ クレーン ・ 艦尾空中線支柱 ・ 後部機銃座 ・ 各種ダビット ・ 航空機用3翔プロペラ ×4 ・ 朝礼台 など、となっています 【 超弩級戦艦 武蔵 について 】●第1次世界大戦までの海戦の結果、各国の海軍では戦艦での砲撃戦が海戦の決着を付けるものと認識されており、日露戦争時の日本海海戦により戦争帰趨を決定付けた帝国海軍においてはその認識は更に強いものがありました。 ●一方、帝国海軍は、1920年代においてワシントン軍縮会議、ロンドン軍縮会議にて艦船の保有制限が決められたために、将来的な仮想敵国であるアメリカ、イギリスと比べて水上戦力的に劣勢となっていました。 ●このため、帝国海軍は個艦の能力を極限まで高めることに全力を尽くし、これにより数的劣勢を補うこととして、新造艦の建造と、従来艦の近代化改装が行われます。 ●1936年、条約脱退により規正が撤廃され、これにより自由に建造を行なえることになった帝国海軍は、従来の戦艦よりも遥かに強力能力を持つ新型戦艦の建造計画を建てます。 ●この新型戦艦の設計に当たっては、当時の日本の造船技術の粋を結集し、従来の艦での反省点を踏まえ、革新的な技術が取り入れられました。 ●主砲は新設計の「46cm砲」を搭載、この砲の威力は当時の各国の新鋭戦艦が搭載する「40cm砲」よりも破格の破壊力を持ち、新型の被帽付き徹甲弾の採用により、船体部分の水面下の部分に重大な損害を与えることも可能でした。 ●弾薬庫、機関部などの重要部には厚い装甲板で重点防御が施され、同艦が装備する「46cm砲」にも耐え得る能力を持っています。 ●艦首下部には波浪性の高い球状船首「バルバス・バウ」を採用、これは戦後の造船技術にも生かさることになります。 ●この新型戦艦「大和型」は、アメリカの「アイオワ」級やイギリスの「キング・ジョージ5世」、「ネルソン」などの各国の新鋭戦艦を凌駕する性能を持ち、第2次世界大戦に登場した戦艦として最強の存在となりました。 ●新型戦艦「大和型」の1番艦となる「大和」は1937年に呉海軍工廠で建造が開始、続いて1938年に2番艦「武蔵」が長崎造船所で起工されました。 ●「武蔵」は、日米がガダルカナル島で死闘を開始した1942年8月に竣工、その後乗員訓練などで時間を要し、翌1943年1月に南方への最大要地トラック島へと進出します。 ●同艦は、「大和」よりも最新の戦艦ということで、トラック島到着後直ぐに連合艦隊旗艦となり、司令長官「山本五十六」、次いで「古賀峯一」が座乗しました。 ●しかし、「武蔵」がトラック島に進出した頃には、ガダルカナル島を巡るソロモン海海域での戦闘のピークは過ぎており、また、艦隊決戦への温存という見地から積極的に最前線に投入することは見送られてしまいます。 ●結局、艦隊決戦での出番は無く、「武蔵」はトラック島と内地の間を2度程往復しただけで、その後も輸送や補給任務に従事しました。 ・ 大型の「武蔵」は燃料や物資の搭載能力が大きく、駆逐艦への補給や兵員の輸送などにも使用されています。 ・ パラオにおいてアメリカ潜水艦の雷撃を受け、1本の魚雷が命中しましたが、強力な防御力により損害は軽微でした。 ●「武蔵」は1944年6月の「マリアナ沖海戦」に参加、これは日本が絶対防衛圏としたマリアナ諸島にアメリカ軍が上陸したことで発生した海戦ですが、戦いの主役は航空機であり「武蔵」は空母の護衛としての役割が強いものでした。 ●しかし、同海戦において連合艦隊は完敗を期し、持ちうる艦隊航空戦力のほとんどが消耗してしまいます。 ●1944年10月、アメリカ軍はフィリピン東部のレイテ島へ上陸、フィリピンを失うことは、太平洋戦争開戦時の目的であった南方資源への補給路が絶たれることを意味しており、日本の陸海軍の総力を挙げてアメリカ軍との戦いを挑むこととなりました。 ●連合艦隊は、「マリアナ沖海戦」での艦隊航空隊の戦力を回復することができず、やむなく空母機動部隊を囮として行動させ、水上戦力での決戦を行うことを決定しました。 ●この空母機動部隊として4隻の空母を中心とした「小沢艦隊」がフィリピン北方で行動、水上戦力の中核となる「栗田艦隊」がフィリピン中央部、遊撃部隊として「西村艦隊」と「志摩艦隊」がフィリピン南方を進み、この「栗田艦隊」「西村艦隊」「志摩艦隊」がレイテ沖に突入する予定でした。 ●「武蔵」は僚艦「大和」と共に「栗田艦隊」へと編入され、この艦隊は戦艦5隻、重巡洋艦8隻、軽巡洋艦2隻、駆逐艦15隻という堂々たる陣容でした。 ・ 「武蔵」は出撃を控えたブルネイにおいて塗装を塗り直しており、他の艦よりも目立った存在となっていたようです。 ●「栗田艦隊」は10月20日にブルネイを出航、一路フィリピンへと進みますが、その途上において複数のアメリカ潜水艦の雷撃を受け、重巡洋艦2隻が戦没、1隻が大破して戦列を離れました。 ●10月24日、「栗田艦隊」はフィリピン中央の海域であるシブヤン海に到達、航空機の偵察により同艦隊の存在を知ったアメリカ機動部隊から艦載機が来襲、その攻撃は「武蔵」と重巡洋艦「羽黒」に向けられました。 ●この攻撃によって「武蔵」と「羽黒」は各1本の魚雷が命中、「羽黒」は戦線を離脱します。 ●1時間半後、アメリカ艦載機の第2次攻撃隊、更にその1時間半後に第3次攻撃が開始され、その攻撃の矛先は「武蔵」に向きます。 ●同艦は、魚雷8本、爆弾6発を被弾、通常の戦艦の場合、沈没は免れない被害ですが、「武蔵」は耐え続け、前進を継続、ただし確実にその速力は落ちて行きました。 ●その後も第4次から第6次までアメリカ軍機による猛攻が引き続き、その攻撃は速力が落ちた「武蔵」に集中し、次々と被弾、その合計は魚雷20本以上、爆弾17発以上(両軍の私的記録ではもっと多く、正確な数値は不明)と、近代の海戦史上最も大きな被害を受けました。 ●この損害により、注水で艦の姿勢を維持することは困難となり、艦の上部構造物も壊滅、遂に「武蔵」は力尽き、10月24日の夕刻、静かにその姿を消して行きました。 ●「武蔵」に攻撃が集中したため、「栗田艦隊」の主要艦艇はフィリピンを無事に進み、レイテ沖の手前において護衛空母から編成されたアメリカ機動部隊と遭遇、壮絶な水上戦闘を繰り広げました。
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