「ドイツ空軍 地上攻撃飛行隊 本 (大日本絵画 オスプレイ 軍用機シリーズ
No.043
)」です
●航空戦史に名を残した軍用機と有名な部隊、戦闘機エースたちの戦歴を紹介し、その乗機を当時の写真とカラーイラストで紹介しているのが「オスプレイ 軍用機シリーズ」です
●本書「ドイツ空軍 地上攻撃飛行隊」では、ドイツ空軍における地上攻撃部隊の戦歴をまとめ、今まで通史のなかった地上攻撃飛行隊の第二次大戦航空戦史の空白を埋める内容となっています
●ドイツは第一次大戦で数多くの地上攻撃機を運用し、陸軍の戦いを支援した
●敗戦後、ヴェルサイユ条約で空軍を持つ事を禁止されたドイツだったが、密かに研究は続けられ、スペイン内乱に義勇軍として送り込まれたコンドル軍団で、地上攻撃任務という先の大戦からの伝統的な運用が復活した
●このとき戦術を開発し、そのエキスパートとなったのが、のちの戦闘機隊総監「アドルフ・ガランド」であった
●第二次大戦初期、電撃戦の成功を支えた空軍であったが、進撃する陸軍を直接助けた地上攻撃部隊は、まだわずかな兵力にすぎなかった
●しかしソ連侵攻作戦「バルバロッサ」が発動され、ロシアでの戦闘が拡大するにつれて部隊は増強され、数も増えていった
●そして頑丈な「フォッケウルフ Fw190」戦闘機はこの任務に最も適した機体だった
●「Ju87 シュツゥーカー」も対戦車砲を搭載して「タンクバスター」となり、地上の戦車を襲った
●その後ドイツの敗戦色が濃くなると、東西から押し寄せる連合地上軍に対して、直接的に有効な打撃を与えられるのは地上攻撃部隊しかなく、上層部もようやくその本当の価値にきづいたが、すべては遅かった
(本書裏表紙より)
●ジョン・ウィール(著)
●阿部孝一郎(訳)
●全128ページ
●モノクロ写真多数
●塗装図、部隊マークを載せたカラーページ 12ページ