



![]() 「蒼海の碑銘 - 海底の戦争遺産 本 (イカロス出版 ミリタリー関連 (軍用機/戦車/艦船) No.0909-0 )」です●太平洋戦争終戦から75年を迎える令和2年8月、この第二次世界戦期には日本を始め多くの軍艦や民間船が沈み、航空機もまた多数が海の藻屑と消え、その残骸は今も海底に眠っています。 ●本書「蒼海の碑銘 - 海底の戦争遺産」はレック(Wreck-沈んでいる船や航空機)を追い、ライフワークとして撮影を続ける「戸村裕行」カメラマンが、かつて日本の大根拠地だった「トラック諸島」、激戦の舞台となった「ソロモン諸島」、そして観光地としても知られる「グアム」や「パラオ」、さらにフィリピンの「コロン」、原爆実験の行われた「ビキニ環礁」など、さまざまな場所でレックダイビングを行い、平成から令和にかけて今なお眠り続ける姿をカメラに収め、カラーの大判写真で紹介します。 ●70年以上海底にたたずみながら、かつての雄姿をわずかにとどめる戦艦などの戦闘艦艇、悲劇的な最期を遂げた徴用船、零戦をはじめとする各種の日本軍機など、静かに海底に眠る姿をカラー写真で紹介、さらに、各艦の来歴、戦没した際の経緯、現姿の様子といった解説もつけ、数々の「レック」への理解を深めるのに役立つ内容になっています。 ●また、本書にて紹介しているレックのほとんどは、既にダイビングスポットとして紹介されている場所が多く、ガイドさんと共に実際に訪れることも可能です。 ●日本人のメンタルを慮ると、多くの英霊達が眠る場所を訪れること自体が不謹慎と思われがちですが、過去の足跡を辿ることは歴史の事実を踏まえるのに役立ち、かつ、元乗組員や遺族の方々からも感謝を伝えられることも多いそうです。 ●戦没した数々のレックは、写真では静かに眠るように見えますが、いずれも場所は海底、変化する海流や漂流物の中での撮影、在りし日の巨大な姿を推察できるように工夫した撮影アングル、なによりも現地まで赴く労力を考えると、これだけの写真を一冊にまとめるまで長い時間が必要だったのは容易に想像できる労作、いずれはその面影すら消えてしまうレックの姿を記録にとどめ、貴重な資料としても活用できる良作になっています。 【 蒼海の碑銘 - 海底の戦争遺産 (イカロス出版 ミリタリー関連 No.0909-0) 内容目次 】■ 海底の戦跡 - 艦船・航空機がそこに沈む理由 ■ 本書で紹介する艦船・航空機の眠る主なポイント ■ 艦船の各部名称一覧 ■ クロスロード作戦 ●戦艦 長門 ・ マーシャル諸島・ビキニ環礁 水深50m (撮影2018年) ●軽巡洋艦 酒匂 ・ マーシャル諸島・ビキニ環礁 水深55m (撮影2018年) ●空母 サラトガ ・ マーシャル諸島・ビキニ環礁 水深52m (撮影2018年) ●駆逐艦 ラムソン ・ マーシャル諸島・ビキニ環礁 水深50m (撮影2018年) ●重巡洋艦 プリンツ・オイゲン ・ マーシャル諸島・クワジェリン環礁 水深36m (撮影2018年) ■ 戦闘艦艇 ●戦艦 陸奥 ・ 山口県岩国市 柱島近海 水深 40m (撮影2015・2017・2018年) ●駆逐艦 文月 ・ ミクロネシア・チューク州ウエノ島の西 水深36m (撮影2012・2016年) ●駆逐艦 菊月 ・ ソロモン諸島・フロリダ島 水深2m (撮影2018年) ●駆逐艦 響 ・ ロシア・ウラジオストク Karamzin Island周辺 水深26m (撮影2019年) ●潜水艦 伊号第一六九 ・ ミクロネシア・チューク州トノアス島の北西 水深45m (撮影2015・2016年) ●駆逐艦 追風 ・ ミクロネシア・チューク州フェヌエラ島の北西 水深60m (撮影2015・2016年) ■ 補助艦艇・徴用船 ●給糧艦 伊良湖 ・ フィリピン・ブスアンガ島コロン湾 水深45m (撮影2017年) ●水上機母艦 秋津洲 ・ フィリピン・ブスアンガ島コロン湾 水深36m (撮影2017年) ●特設潜水母艦 平安丸 ・ ミクロネシア・チューク州トノアス島の西 水深35m (撮影2014・2016・2017年) ●特設運送船 りおでじゃねろ丸 ・ ミクロネシア・チューク州ウマン島の東 水深36m (撮影2012・2015・2018年) ●航空工作船 おりんぴあ丸 ・ フィリピン・ブスアンガ島コロン湾 水深30m (撮影2017年) ●給油艦 石廊 ・ パラオ・ウルクターブル島の西 水深38m (撮影2015年) ●貨物船 桑港丸 ・ ミクロネシア・チューク州エテン島の東 水深65m (撮影2012・2015・2016・2017年) ●貨客船 東海丸 ・ グアム・アプラ湾 水深35m (撮影2018年) ●特設運送艦 愛國丸 ・ ミクロネシア・チューク州トノアス島の東 水深65m (撮影2015・2016年) ●貨物船 長野丸 ・ ミクロネシア・チューク州トノアス島の東 水深65m (撮影2015年) ●特設運送船 伯耆丸 ・ ミクロネシア・チューク州エテン島の東 水深53m (撮影2016・2017年) ●貨物船 鬼怒川丸 ・ ソロモン諸島・ガダルカナル島ボネギビーチ 水深28m (撮影2017年) ●特設航空機運送船 富士川丸 ・ ミクロネシア・チューク州エテン島の南 水深35m (撮影2010・2014・2016・2017年) ■ 航空機 ●零式艦上戦闘機 (撮影2015・2016年) ・ 二一型 パラオ・コロール島近海 水深2m ・ 五二型 パラオ・コロール島近海 水深20m ・ 五二甲型 パラオ・マラカル島 STATION湾内 水深4m ●二式水上戦闘機 ・ ミクロネシア・チューク州ウエノ島近海 水深29m (撮影2015・2016年) ●九七式飛行艇 ・ ソロモン諸島・ツラギ島近海 水深30m (撮影2017年) ●艦上攻撃機 天山 ・ ミクロネシア・チューク州エテン島の北東 水深36m (撮影2014・2017年) ●零式三座水上偵察機 ・ パラオ・コロール島の西 水深12m (撮影2015・2016年) ●艦上偵察機 彩雲 ・ ミクロネシア・チューク州ウエノ島の西 水深16m (撮影2015年) ●一式戦闘機 隼 ・ フィリピン・ブスアンガ島の北 水深40m (撮影2019年) ●一式陸上攻撃機 ・ ミクロネシア・チューク州エテン島の西 水深18m (撮影2014・2015・2017年) 【 蒼海の碑銘 - 海底の戦争遺産 (イカロス出版 ミリタリー関連 No.0909-0) 奥付 】●著者 : 戸村裕行 ●サイズ : A4判 ●ページ数 : 162ページ / カラー ●発売日 : 2020年8月13日 ●刊行種別 : 書籍 ●ISBNコード : 9784802209090 ![]() ![]() ![]() ![]()
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