ロシア 装甲列車 クラスノヤルク号/エニセイ号 76mm砲塔搭載
「ロシア 装甲列車 クラスノヤルク号/エニセイ号 76mm砲塔搭載 (プラモデル) (Ummt 1/72 ミリタリー No.647 )」です
●第2次世界大戦時におけるソ連軍の装甲列車「クラスノヤルク号」「エニセイ号」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●機関車を中央に、前後に2両の「76mm砲搭載装甲貨車」を配置、最前部に機関銃を装備した無蓋貨車1両を連結させた姿を再現した内容となっています
・ 1編成分の機関車と貨車がパッケージされ、デカールにより「装甲列車 クラスノヤルク号」と「装甲列車 エニセイ号」とを選択して作製します
【 「装甲列車 クラスノヤルク号」と「装甲列車 エニセイ号」について 】
●1942年初めにクラスノヤルスク市において「装甲列車 クラスノヤルク号」と「装甲列車 エニセイ号」とが造られ、この2編成による装甲列車によりソ連軍の「第29装甲列車師団」が編制されました
●この「装甲列車 クラスノヤルク号」と「装甲列車 エニセイ号」は同じ車両編成となっており、機関車「OV装甲機関車」を中心として、その前後に「76mm野砲 KT-28」を搭載した「76mm砲搭載装甲貨車」を連結し、さらにその最前部には前方への掃討と地雷対策のために2門の「DShK重機関銃」を装備した無蓋貨車が連結されていました
●「装甲列車 クラスノヤルク号」と「装甲列車 エニセイ号」は1942年の夏に実戦に投入、1942年の終わりには「装甲列車 クラスノヤルク号」は「装甲列車 643号」、「装甲列車 エニセイ号」は「装甲列車 692号」と改名されています
●その後、「装甲列車 643号」と「装甲列車 692号」は、バルト海沿岸方面に展開して線路、駅の防御任務に従事しています
●「装甲列車 643号」と「装甲列車 692号」は、第2次世界大戦を生き延び、ドイツ敗戦後の1945年6月に解体、その役割を終えたのでした
【 「ロシア 装甲列車 クラスノヤルク号/エニセイ号 76mm砲塔搭載」のキット内容について 】
●このソ連軍の装甲列車「クラスノヤルク号」「エニセイ号」を再現したプラスチックモデル組立キット です
●ユニモデル社の装甲列車シリーズのフォーマットに則り装甲列車「クラスノヤルク号」「エニセイ号」を再現、前後にオリジナルとなる「76mm砲」の砲塔付きの貨車と最前部に無蓋貨車を連結した装甲列車の姿が表現されています
●ユニモデル製「ロシア 装甲列車 アレクサンドル・ネフスキー号 76mm砲搭載」と「ロシア 装甲 対空機銃搭載 フラットカー」とをパッケージ、「クラスノヤルク号」と「エニセイ号」を再現するために新規デカールへと変更した内容となっています
●「クラスノヤルク号」「エニセイ号」は、4両の「76mm砲搭載 装甲貨車」「機関車」「給水車」「無蓋貨車」の7両編成で構成されています
【 76mm砲搭載 装甲貨車 】
●「76mm砲搭載 装甲貨車」は、砲塔、車体の2ブロックで構成されています
●砲塔は上下分割のパーツ構成で再現されています
・ 砲塔パーツの上面及び前面部には細かなリベットのディテールが彫刻にて再現されています
・ 装備されている「76mm野砲 KT-28」の砲身は一体成型のパーツで再現、揺架は別パーツ化されています
・ 砲身横の装甲ガード、砲塔後部のハッチはエッチングパーツで再現
・ 砲塔前部の機銃は、機銃本体とマウント部とに分割したパーツ構成
・ 砲塔上部の視察キューポラは一体成型のパーツで再現しています
●車体は上下分割のパーツ構成
・ 車体パーツには、細かなリベットのディテールが彫刻にて再現されています
・ 車体側面パネル、側面のハッチ、梯子はエッチングパーツで再現
・ 機銃ポートは凹んだ状態となっており、これに機銃マウントと機銃を取り付けます
・ 上部のハッチはそれぞれ個別にパーツ化されています
・ 車輪、車軸は別パーツ化されており、可動させることができます
・ 連結装置なども別パーツ化、連結部の装甲ガードはエッチングパーツとなります
【 機関車及び給水車 】
●機関車及び給水車はユニモデル社製「ロシア OB-3 装甲列車牽引 蒸気機関車」を参照して下さい
【 無蓋貨車 】
●無蓋貨車は、貨車本体と2つの機銃ボックスとて構成されています
●貨車本体は、前後方向に4分割された車体下部をベースに、側面パネル、車輪部などを取り付ける構成となっています
・ 箱組み状に各パネルを貼り合わせて組み立て、これに車軸部などを取り付ける構成となっています
・ 側面パネルは前後に分割されたパーツ構成
・ 車体下部の上面部と側面パネルには木パネルを再現した木目表現が彫刻にて再現されています
・ 車輪は、車輪と車軸とに分割したパーツ構成
・ サスペンションはそれぞれ一体成型のパーツで再現され、ブレーキ装置は別パーツと化されています
・ 連結装置は、6パーツで構成されています
●各機銃ボックスは、前後に分割されたパーツ構成、分割面のディテールはエッチングパーツで再現します
・ 装備される「DShK 重機関銃」は、機銃、銃架とで構成され、グリップ部分などはエッチングパーツとなります
・ 前後パネルは、閉じた状態と展開した状態とを選択できます
・ 連結装置は、6パーツで構成されています
・ サスペンションは各1パーツで構成、ブレーキ装置は別パーツとなっています
●ハッチ、連結部の装甲ガード、給水車の機銃マウント、各部のディテールなどを再現するエッチングパーツが付属
●装甲列車の車体の長さに合わせた線路が付属しています
【 装甲列車「クラスノヤルク号」「エニセイ号」の塗装とマーキング 】
●説明書には、装甲列車「クラスノヤルク号」「エニセイ号」の各1種類の塗装例が記載されており、マーキング指示に基づく、車両名、車両番号などを再現したデカールが付属しています
【 「ロシア 装甲列車 クラスノヤルク号/エニセイ号 76mm砲塔搭載」のパッケージ内容 】
・ ソ連軍 装甲列車「クラスノヤルク号」、もしくは「エニセイ号」 ×1編成分 (「76mm砲搭載 装甲貨車」×4、「機関車」×1、「給水車」×1、「無蓋貨車」×1)
・ 線路 ×9本 (装甲列車1編成分の長さ)
・ デカールシート ×3枚