ヤークトティーガー用履帯 (可動式)
「ヤークトティーガー用履帯 (可動式) (プラモデル) (モデルカステン 連結可動履帯 SKシリーズ No.SK-021 )」です
●ドイツ軍の重駆逐戦車「ヤークトティーガー」に使用された履帯(キャタピラ)を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット【 「ヤークトティーガー用履帯 (可動式)」のキット内容について 】
●「Sd.Kfz.186 ヤークトティーガー」に対応するプラスチック製の可動式履帯(キャタピラ)で、800mm幅の通常用履帯(型式名「Gg26/800/300」)を再現した内容となっています
・ 同履帯は2枚で1組となります
●モデルカステンのリサーチ力により「Gg26/800/300」履帯のディテールを正確に再現、同履帯の持つ重量感が表現され、接地面の滑り止めなどもシャープに彫刻されています
●この履帯は、1944年5月以降に採用された「ティーガー2型」用の標準型戦闘用履帯と同タイプであり、「ヤークトティーガー」では「ヘンシェル懸架式」となった1944年9月生産車以降に使用されています
・ この履帯は、起動輪の歯が9枚のタイプ用の履帯で、「ティーガー 2」「ヤークトティーガー」の初期、及び「ティーガー 2」の最後期に見られる起動輪の歯が18枚のタイプには装着できません
・ 「ヤークトティーガー」は生産10両目までは「ポルシェ懸架式」が採用されており、この18歯タイプの起動輪には専用履帯「Gg24/800/300」が用意されていました
・ 「ティーガー 2」の最後期型では再び18歯タイプの起動輪が使用されましたが、現在のところ「ヤークトティーガー」にはその使用が確認されていません
・ キットは、モデルカステン製「ティーガー 2型 戦車用 履帯 (可動式)」をベースに、延長された車体を持つ「ヤークトティーガー」用として履帯枚数を増やしてパッケージしたものとなります
●履帯を1枚1枚繋ぎ合わせて組み立てていく連結式の履帯パーツセットで、履帯の両側をピンで止める可動式となっており、可動式ならではの自然な弛みを表現することができます
・ 模型で使用する場合は、戦車本体のキットの長さと良く摺りあわせて使用すると良いでしょう【 「ヤークトティーガー用履帯 (可動式)」の対応車両 】
・ 「Sd.Kfz.186 ヤークトティーガー ヘンシェル懸架型」
・ 「ティーガー2(ケーニッヒス ティーガー)」 (初期及び最後期型を除く)
※上記のように、この履帯は「ティーガー2」と同じタイプですので、「ティーガー2」に流用することが可能です【 「ヤークトティーガー用履帯 (可動式)」の対応キット 】
・ タミヤ社製 「ドイツ 重駆逐戦車 ヤークトタイガー 初期生産型 (Sd.Kfz.186)」)
・ タミヤ社製 「ドイツ 重駆逐戦車 ヤークトタイガー 中期生産型 オットー・カリウス搭乗車」
・ ドラゴン社製 「Sd.Kfz.186 ヤークトタイガー (ヘンシェルタイプ)」
・ ドラゴン社製 「ヤークトタイガー 最後期型」
など
・ 「ティーガー 2」のキットにも使用が可能となっていますので、詳細はモデルカステン製「ティーガー 2型 戦車用 履帯 (可動式)」の個別ページを参照して下さい【 「ヤークトティーガー用履帯 (可動式)」のパッケージ内容 】
・ 履帯(履板) ×212枚
・ ピンフレーム ×53枚
・ スペーサー及び誘導輪アーム
・ 治具 : 1個
------------------------------【 「ヤークトティーガー用履帯 (可動式)」のワンポイント 】
●タミヤ社製の「ティーガー2」「ヤークトティーガー」のキットに使用する場合は、起動輪中央部に付属のスペーサーを噛ます必要がありますから、キットの車体をそのままの状態で先に組み上げてしまうと同履帯の装着が出来ませんので注意して下さい
●キットは、両側を繊細なプラ製のピンで止める方式ですから強度的に弱く、力を入れて動かしたりすると切れてしまいますので、取り扱いは慎重に行いましょう
●また、エナメル溶剤はプラを脆くする特性を持っており、履帯が切れてしまう恐れがあるため、薄めたエナメル塗料での塗装は行なわないようにして下さい