M4シャーマン戦車用履帯 T51型 (可動式)
「M4シャーマン戦車用履帯 T51型 (可動式) (プラモデル) (モデルカステン 連結可動履帯 SKシリーズ No.SK-055 )」です
●「M4シャーマン戦車用履帯 T51型 (可動式)」です
●第2次世界大戦時におけるアメリカ軍の「M3中戦車」「M4中戦車」シリーズに使用されたフラットラバータイプの履帯(キャタピラ)「T51」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット【 「T51 履帯」について 】
●第2次世界大戦時のアメリカ軍の主力戦車「M4中戦車」は、戦力化を早期に行うため「M3中戦車」のパーツが多く用いられており、当初は足周りもほぼ同一でした
●「T51」履帯は、「M3中戦車」から使用されたラバー製の履帯で、基本構造は金属のフレーム状となっており、履帯(履板)表面部分がラバーで覆われているのが特徴です
●この「T51」履帯は、ラバー部分に滑り止めパターンのない平滑なタイプで、「M3中戦車」はほとんどの車両(イギリス軍仕様では異なる場合がある)、「M4中戦車」では初期の車両を中心として装備されていました
●もっとも、「T51」履帯は「M4中戦車」の初期車両のみならず、その後も使用が継続されており、「M4中戦車」シリーズを代表する履帯タイプとなっています
・ 基本的に「M4中戦車」の後期型車体(前方ハッチが斜めとなったタイプ)では「T51」履帯の着用例は少なくなります
・ 「M4A3E2」などの履帯のグリップ力が必要となる車両にはこの「T51」履帯は使用されませんので、注意して下さい【 「M4シャーマン戦車用履帯 T51型 (可動式)」のキット内容について 】
●この「M3中戦車」「M4中戦車」シリーズに装備されたダブルピン式の「T51」履帯を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●履帯の表面部分がラバーで覆われた平滑なタイプ「T51」履帯(通称「フラットラバータイプ」)が表現されています
・ 水平懸架サスペンション用(VVSSサスペンション)の履帯となります
●モデルカステンのリサーチ力により「T51」履帯を再現、実物構造を忠実にトレースしながら、複雑な形状のエンドコネクターなどのディテールがシャープに表現されています
●履帯を1枚1枚繋ぎ合わせて組み立てていく連結式の履帯パーツセットで、履帯シャフト両側をエンドコネクター部で止める可動式となっており、可動式ならではの自然な弛みを表現することができます
・ ただし、「M3中戦車」「M4中戦車」に装着されたダブルピン式履帯は弛みが少ないのが特徴ですので、上部転輪部の弛みをつけすぎないようにした方が良いでしょう
●キットは、「T51」履帯の構造をパーツ構成により再現、履帯内部を通る2本のシャフトを上下分割式の履帯パーツで挟み込んで装着、これに両側のエンドコネクターと固定ボルトを接着する方式となっています
●履帯(履板)は176枚が用意されています
・ キットの説明書には、通常片側80枚、「M4A4」の延長車体で片側83枚を使用する旨が記載されています
・ 模型で使用する場合は、戦車本体のキットの長さと良く摺りあわせて使用すると良いでしょう【 「M4シャーマン戦車用履帯 T51型 (可動式)」の対応車両 】
・ 「M3中戦車」系列
・ 「M4」中戦車
・ 「M4A1」中戦車
・ 「M4A2」中戦車
・ 「M4A3」中戦車
・ 「M4A4」中戦車
・ 駆逐戦車「M10」系列
・ 自走榴弾砲「M7」
・ 自走カノン砲「M12」
など、「M3中戦車」「M4中戦車」シリーズ及び系列車両【 「M4シャーマン戦車用履帯 T51型 (可動式)」の対応キット 】
・ タミヤ社製 「アメリカ M4 シャーマン戦車 初期型」
・ タミヤ社製 「アメリカ戦車 M3 リー Mk.1」
・ タミヤ社製 「イギリス戦車 M3 グラント Mk.1 中戦車」
・ ドラゴン社製 「M4 シャーマン DV」
・ ドラゴン社製 「シャーマン Mk.2 初期型 「エル アラメイン」」
・ ドラゴン社製 「シャーマン 3 直視バイザー 初期生産型 (スマートキット)」
・ ドラゴン社製 「シャーマン Mk.3 」
・ サイバーホビー社製 「M4A1 シャーマン DV (直視バイザータイプ)」
・ サイバーホビー社製 「M4A4 シャーマン 75mm砲搭載型 」
・ タスカ社製 「アメリカ中戦車 M4A1シャーマン 初期型 (直視バイザー型)」
・ タスカ社製 「シャーマン 3 中期型 (鋳造製ドライバーズフードつき)」
・ タスカ社製 「イギリス陸軍 シャーマン 3 直視バイザー型 (初期型サスペンション付)」
・ タスカ社製 「イギリス陸軍 シャーマン5 (M4A4)」
・ タスカ社製 「アメリカ中戦車 M4A1 シャーマン (中期型)」
・ AFVクラブ社製 「M-10 駆逐戦車」
・ ドラゴン社製 「アメリカ M7 自走砲 プリースト 中期生産型 (スマートキット)」
など【 「M4シャーマン戦車用履帯 T51型 (可動式)」のパッケージ内容 】
・ 履帯(履板)×176枚
・ ピンフレーム ×44枚
・ 誘導輪アーム
・ 起動輪用スペーサー
-------------------------------------------【 「M4シャーマン戦車用履帯 T51型 (可動式)」のワンポイント 】
●モデルカステンの履帯キットは、シングルピン式履帯とダブルピン式履帯とでパーツ構成のフォーマットが異なっており、ダブルピン式履帯はパーツ数が多くなっています
●この「T51」履帯は、1枚の履帯(履板)が8パーツで構成されているために全体のパーツ数は多く、モデルカステン製履帯では組立てが難しいキットとなります
●最も困難な部分は、シャフトと履帯本体との組立てで、可動式とするためにシャフト部分を避けて履帯本体パーツを接着する必要があります
●この組立てについては説明書にガイドが描かれていますので、参照の上で製作に挑むと良いでしょう
●タミヤ、イタレリ、ドラゴンの各社のキットに使用する場合は、起動輪に付属のスペーサーを噛ます必要がありますから、キットの車体をそのままの状態で先に組み上げてしまうと同履帯の装着が出来ませんので注意して下さい