ドイツ主力戦車 レオパルト 1A3/A4 (プラモデル)MENG-MODEL 1/35 ティラノサウルス シリーズ No.TS-007 スケール:1/35
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「ドイツ主力戦車 レオパルト 1A3/A4 プラモデル (MENG-MODEL 1/35 ティラノサウルス シリーズ No.TS-007 )」です●現用のドイツ連邦軍の主力戦車「レオパルド 1A3/A4」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●戦後第2世代戦車として中空装甲を採用した「レオパルド 1A3/A4」を再現、ドイツ的な直線を基調として均整の採れたスタイルを再現した内容となっています 【 「レオパルド 1」について 】●第2次世界大戦後、ドイツは西ドイツと東ドイツとに分割され、東西冷戦が継続している間は最前線として認識されていました ●戦後直ぐに対立路線となったアメリカとソ連にとって東西ドイツの軍備は重要な事項であり、西ドイツではアメリカの装備により新生ドイツ連邦軍が編成されています ●このドイツ連邦軍における主力戦車はアメリカ製の「M47」や「M48」が使用されていましたが、第2次世界大戦時には戦車王国であった西ドイツにとって国産化は早い時期から検討され、実際の開発開始は戦後11年経った1956年から行われました ●第2次世界大戦時には重装甲により巨大化した戦車を次々と開発し、「M47」や「M48」はそれに対抗するためにアメリカが開発した重戦車「M26」の流れを汲むものでしたが、ドイツ連邦軍では戦後初の国産戦車には重装甲化を求めず、ある程度の装甲を持ちながらも機動性を重視したものとなっています ●開発当初は、イタリアとフランスとの共同開発が進められたものの、各国の方針の違いから西ドイツ単独で行われるようになり、1963年に「レオパルド 1」として制式化されました ●「レオパルド 1」は、主砲に「51口径 105mm戦車砲 L7」を搭載、その最大装甲は70mmと第2次世界大戦時の中戦車「パンター」と同等なレベルでした ●しかし、機動性能は高く、最高速度65km/hという俊敏さを誇り、「M47」「M48」系列の最高速度45km/hとは一線を画していました (ただし「M47」~「M60A1」は最大装甲120mm) ●また、西ドイツの車両技術によって作られたサスペンションなどの足周りは良好な走行性能を持っており、不整地における踏破性能も優れています ●「レオパルド 1」は、「A1」と「A2」において小規模な改修が施された後、大規模な改良版として登場したのが「レオパルド 1A3」です ●この「レオパルド 1A3」では、「A1~2」で装備されていた鋳造式の砲塔に代わり中空装甲が採り入れられた溶接型砲塔を装備、主砲には命中精度を高めるためにサーマルジャケットが取り付けられ、これら装備は「レオパルド 1」のイメージをは大きく変容させることになります ●「レオパルド 1A3」をベースに射撃指揮装置を新型へと変更したのが「レオパルド 1A4」であり、この「A3」と「A4」は「レオパルド 1」の後期シリーズとして「走」「攻」「守」のバランスが採れた傑作戦車へと成長したのです ●この「レオパルド 1A4」は2400両という大量生産が行われ、ドイツ連邦軍のみならず、イタリア、オランダ、ギリシャ、カナダなど各国が採用し、NATO軍の標準戦車と言うべき存在となりました ●その後、「レオパルド 2」の登場によりドイツ連邦軍では2003年までに「レオパルド 1」シリーズは全車が退役しましたが、海外では使用が継続されており、戦後の西ドイツの戦車史に輝く存在となっています 【 「ドイツ主力戦車 レオパルド 1A3/A4」のキット内容について 】●この現用のドイツ連邦軍の主力戦車「レオパルド 1A3/A4」を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●MENGモデル社の徹底したリサーチ力と実車への造詣によって「レオパルド 1A3/A4」を再現、パーツの細分化によってディテールを追求するのではなく、モールドや適度なパーツ構成により現用戦車らしいスッキリとした表現を重視し、同社らしい繊細なタッチで細かな造りを再現した内容となっています ●エンジングリルのメッシュやペリスコープガードなどはエッチングパーツ、ペリスコープなどはクリアーパーツが用意されているものの、その使用は最小限かつ効果的なものに絞られ、組立て易さも考慮されています ●キットは、ドイツ連邦軍仕様となる「レオパルド 1A4」とギリシャ陸軍仕様となる「レオパルド 1A3」とのコンバーチブルキットとなります ●「レオパルド 1A3/A4」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています 【 砲 塔 】 ●砲塔は、直線的ながら微妙な曲面が付いたその形状を一体成型で再現、溶接跡、側面のハッチなどが繊細かつ強弱を付けたモールドで表現されています ●「51口径 105mm戦車砲 L7」の砲身は左右分割式で、砲身先端部は別パーツです ・ 防盾は1パーツで構成 ・ 防盾に装備される箱型のサーチライトは前扉の開閉状態を選択できます ・ 砲身基部に装備されるパッシブ式暗視装置は2種が付属、その装着の有無と種類とを選択できます ・ 防盾上部のカバーはプラパーツで再現、カバーの皺が彫刻されています ・ 砲身は、基部に内蔵させるポリキャプにより上下可動します ●砲塔は上下分割式で、後部パネルは別パーツです ・ 車長ハッチ、装填手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます ・ 側面のハッチはモールドにて再現 ・ 車長用サイトは小型タイプと大型タイプとの2種が付属、選択して使用します ・ 装填手用キューポラは上下分割式です ・ 車長ハッチ周囲のペリスコープはクリアーパーツで、リング状に一体成型されています ・ アンテナ基部は、背の高いタイプと背の低いタイプの2種が付属、選択して使用します ・ スモークディスチャージャーは個別にパーツ化 ●装填手キューポラに装備される「MG3機関銃」が付属 ・ 「MG3機関銃」は、機銃本体と銃架、弾薬箱で構成 ・ キューポラ上部の機銃架台はキューポラとは別パーツとなっています 【 車体上部 】 ●車体上部は、フェンダー部分の滑り止めパターンやエッジ部分の溶接跡が繊細なタッチで再現、側面のモールドもスライド式金型によってシャープに彫刻されています ●車体上部はフェンダーも含めて一体成型されています ・ エンジングリル部は別パーツで、その上部のメッシュはエッチングパーツとなります ・ エンジングリルのメッシュは開口部が異なる2種が付属、選択して使用します ・ 車体後部側面のグリルは別パーツです ・ 操縦手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます ・ 操縦手用のペリスコープはクリアーパーツとなっています ・ ペリスコープガードを再現するエッチングパーツが付属 ・ 前面のグローサーは1パーツで再現 ・ 前照灯は、本体と基部との2パーツで構成され、ガラス部はクリアーパーツです ・ サイドミラーが付属、ステーとミラー本体との2分割式です ・ 車載工具類は固定具を含めて一体成型されています ・ サイドスカートは左右各1パーツで再現 ・ 後部のマッドフラップはフラップを上げた状態と下げた状態とが付属、選択して使用します 【 車体下部 】 ●車体下部は、トーションバー式の構造が再現され、ベルト式履帯を使用したサスペンション可動式とすることもできます ●車体下部は、バスタブ式に一体成型され、後部パネルは別パーツです ・ サスペンションアームは別パーツで、トーションバー部分も再現され、そのトーションバー先端部を車体に接着する方式となっています ・下部転輪、起動輪、誘導輪は左右分割式で、内蔵させるポリキャップにより回転可動します ・ 起動輪は2種が付属、選択して使用します 【 履 帯 】 ●履帯は、1枚ずつが分割された接着連結式履帯と、接着及び塗装が可能な軟質素材によるベルト式履帯の2種が付属、選択して使用します ・ 履帯は、接地部分に4角形状のラバーが付いた「レオパルド 1」用のダブルピン式履帯が再現されています ●エンジングリルのメッシュ、ペリスコープガードなどを再現するエッチングパーツが付属しています 【 塗装とマーキング 】 ●「レオパルド 1A3/A4」のマーキングとして、4種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 第304戦車大隊 (1980年代) ・ 第301戦車大隊 (1980年代) ・ 第293戦車大隊 (1980年代) ・ ギリシャ陸軍所属車両 ●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、戦術マーク、部隊マーク、車体番号、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属しています ●2013年 完全新金型
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