「フジミ ファンブック (特別付録:1/3000 戦艦大和 最終時) 本 (モデルアート 臨時増刊 No.919 )」です●模型メーカー「フジミ模型」社のキットの魅力と製作ガイドを収録した総合ガイド本です 【 「フジミ ファンブック」の概要 】●「フジミ」の愛称で模型ユーザー達に親まれている「フジミ模型」は、近年では「特シリーズ」「艦NEXT」といった1/700スケールの艦船モデルの分野を中心に、多くのプラモデルユーザーさんに新しいコンセプトを盛り込んだ製品を送り続けている静岡の模型メーカーです ●「フジミ模型」の創業は1948年、まだ正式な屋号を背負う前から含めると、実に60年以上前から活動をしている、模型業界のいわば「古株」で、超ベテランユーザーさんには「飛行機・艦船」の「フジミ」、ベテランユーザーさんには「ミニスケールAFV・カーモデル」の「フジミ」、新らしく模型を楽しまれるようになったユーザーさんには「艦船・カーモデル・キャラクターモデル」の「フジミ」といった具合に、模型歴に応じて「フジミ模型」がユーザーさんに披露してきた得意ジャンルは様々に異なっています ●長い間培ってきたフジミ模型ならではのノウハウで、プラモデル金型を驚くほど有効に活用し、活動歴の長いアイテムでありながら今でも私たちの製作欲を刺激する数多くの製品をラインナップに揃えユーザーのニーズに応えていますが、ここ10年ほどの間、驚くような進化と変化を遂げたメーカーでもあります ●フジミ模型のこの10年を振り返った時、進化の萌芽は「インチアップシリーズ」「リアルスポーツカーシリーズ」における、「ランボルギーニ ムルシエラゴ」「ミニ(BMW)」(2004年発売)、「スバル インプレッサ」(2006年発売)の3車種に見ることができるかもしれません ●この3車種は、従来からあるカーモデルのフォーマットを踏襲しつつ、実車をできるだけ忠実にリアルに再現するため、パーツの成型の随所に新しい試みが取り入れられたキットでした ●再販・バリエーションの波に飲まれ、玉石金剛の中にあったこのキットの真価は、いまひとつ伝わりにくかったかもしれませんが、もしかしたら、フジミの進化に一番早く気づいたのはカーモデルユーザーさんだったのかもしれません ●ほぼ同時期に市場での在庫が払底しプレミア価格となっていた「フェラーリ」シリーズの再販にも着手、ユーザーさんからの手ごたえを感じた「フジミ模型」は、正規版権を取った上、新金型でフェラーリシリーズの開発に挑みます、まさかあの時点で「512BB」の新金型キットが手に入るとは思いもよらない出来事でした ●しばらくは「フェラーリ シリーズ」の開発に重点を置きながら、カーモデルの頂点とも言える「F1」マシンの新金型の開発に進みます ●そして、ウォーターラインフォーマットを越えるべく、1/700スケールに新風を吹き込んだ「特シリーズ」の登場、しかし「特シリーズ」も最初から今のような評価が下されていたわけではなく、ユーザーが着目し、ジャンプアップしたのは「戦艦 金剛」からでした ●このほか1/32スケールのトラックやバス、フジミとしては初となる本格的な1/12のオートバイモデルへのチャンレジ、艦船模型では玄人好みの1/350ビッグスケールへと展開しながら、誰でも楽しむことができる「ちび丸」をも並存させるなど、フジミのプラモデルへの意欲は止まることを知りません ●このように、ここ10年の間のフジミの動きを概観するだけで、ものすごい大きな進化を遂げいている模型メーカーだとお気づきになられる事でしょう ●ただ、この進化の本質は、単に空いたジャンルへと「新金型」製品を出すといったようなニッチを埋める作業的な製品開発にあるのではなく、たとえば「インプレッサ」の菱形状グリルのパーツに「抜け」が入っていたり、「117クーペ」の窓枠が別パーツ化してあったり、いつまで待っても発売されない「F1モデル」「レーサーバイク」ユーザーの製作欲を満たしたり、ただストレートに組むだけで密度の高い「榛名」が完成したりといったように、模型ユーザーが常日頃抱いていたフラストレーションを解消しようとする姿勢にあったと推察することができます ●本書「フジミ ファンブック」では、この止まることのない開発意欲に支えられ一人無人の道を歩む「フジミ模型」のみにスポットを当て、ここ10年間に開発された新製品を中心に、フジミ模型がなしてきたこと、歩んできた道をキットとともに振り返り、この先どこへと進もうとしているのかを探ります ●現在、「フジミ模型」の手がけるジャンルはAFVから始まり、飛行機、艦船、自動車、カーモデル、建築物、鉄道、キャラクターモデルとプラモデルに関するジャンルほぼ全てを手がけていますが、残念ながら現在は「静岡模型協同組合」や「日本プラモデル工業協同組合」のどちらにも属していないため、ホビーショー(新製品見本市)などでユーザーさんへとアピールする機会が少なくなっているのが事実です ●しかしながら、ベテランユーザーさんも、初めて模型を触るユーザーさんも、キットをチョイスする際、必ず選択肢のひとつに上がるのが「フジミ模型」のキットです ●キットに対するメーカーさんからのアピールポイントや開発過程の裏話など、フジミ模型のキットで埋め尽くされた本書をご覧になって、まだ触ったことのないキットを始め「フジミ模型」全体の魅力が伝われば本書の目的は達せられたと言えるでしょう 【 「フジミ ファンブック」の内容目次 】●フジミ製 1/3000スケール 「帝国海軍 戦艦 大和 最終時」の組立てと塗装の解説 ●マスターズボイス : 戸高一成 (呉市海事歴史科学館・大和ミュージアム館長) ●インタビュー : フジミ模型株式会社 総括本部長 間井田和典 ●巻頭漫画 前田家におけるプラモの楽しみ方 ●ジャンル別に解説!新作キットのエポックメーカー 01 : Ptimo ●キュートで話題の「プラロビ」くんを、女の子目線でレビューしちゃいます ●インタビュー : ロボットクリエイター 高橋智隆 ●ジャンル別に解説!新作キットのエポックメーカー 02 : ちび丸 ●親子で作るちび丸艦隊 ●ちび丸艦隊「大和」を題材に、ベテランモデラーが自由気ままに遊んでみました ●ジャンル別に解説!新作キットのエポックメーカー 03 : 1/700艦船模型 ●週末で完成する楽々モデリング : 1/700 艦NEXTシリーズ 「日本海軍 超弩級戦艦 大和」 ●特別対談 : 川口克己(バンダイ)×間井田和典(フジミ) ●ジャンル別に解説!新作キットのエポックメーカー 04 : 1/72&1/144飛行機モデル ●週末で完成する楽々モデリング : 1/72 「ロッキード・マーチン F-35B ライトニング 2 (総合攻撃戦闘機 プロトタイプ1号機 BF-1)」 ●ジャンル別に解説!新作キットのエポックメーカー 05 : 1/24カーモデル ●週末で完成する楽々モデリング : 1/24 「ニッサン スカイライン GT-R (BNR34) V-spec2 Nur. ニスモバンパー仕様」 ●ジャンル別に解説!新作キットのエポックメーカー 06 : ガレージ&ツール ●ジャンル別に解説!新作キットのエポックメーカー 07 : 1/32 トラック&バス ●ジャンル別に解説!新作キットのエポックメーカー 08 : 1/20 フォーミュラーカー ●週末で完成する楽々モデリング : 1/20「マクラーレン MP4/6 ホンダ 日本グランプリ 1991年」 ●ジャンル別に解説!新作キットのエポックメーカー 09 : 1/12 オートバイ ●週末で完成する楽々モデリング : 1/12 「ヤマハ YZF750 '87 チーム・ラッキーストライク・ロバーツ」 ●ジャンル別に解説!新作キットのエポックメーカー 10 : 1/72 AFVモデル ●ジャンル別に解説!新作キットのエポックメーカー 11 : 特撮&SFモデル ●ジャンル別に解説!新作キットのエポックメーカー 12 : 名城・建物 ●ジャンル別に解説!新作キットのエポックメーカー 13 : 1/150 のりもの ●ジャンル別に解説!新作キットのエポックメーカー 14 : 1/500&1/350 艦船模型 ●1/350スケール最新作を速攻レビュー 「日本海軍 航空母艦 加賀」 ●1/700、1/500、1/350艦船模型総合キットガイド ●マスターボイス : 川口克己(バンダイ) ●巻末付録 : フジミ1/3000 「戦艦 大和 最終時」対応海面シート ■特別付録 : 1/3000スケール 「帝国海軍 戦艦 大和 最終時」 ●伝説のフジミ社製「軍港シリーズ」リニューアルに先駆けて超精密に甦った完全新金型の1/3000スケール「帝国海軍 戦艦 大和 最終時」のキットが付属しています 【 「フジミ ファンブック」の奥付 】●版型 : A4版 / ソフトカバー ●全144ページ / オールカラー ●発行日 : 2015年6月10日 ●ISBNコード : 4910087340653
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