「クルスクのパンター -新型戦車の初陣、その隠された記録- 本 (大日本絵画 独ソ戦車戦シリーズ
No.001
)」です
●第2次大戦においてドイツ軍で使用された「パンター戦車」、この名戦車については数多くの本や記事が書かれています
●この「パンター戦車」について、今さら語るべき事が何もないように思われるかもしれませんが、実は「パンター」の歴史には多くの「空白」があり、さらなる研究が待たれている箇所があります
●その空白の一つとして、1943年の7月から8月にかけて繰り広げられた「ツィタデレ作戦」において「パンター」がどのように使用されたか、というテーマがあります
●グラスノスチ以降、はじめて公開されたソ連側資料・写真を駆使して解き明かす1943年クルスク戦でのパンターの活動実績、ソ連軍の対抗手段、独ソ両軍の実戦記録、ソ連軍が行った射撃耐性試験のレポートなどをまとめました
●ロシアを中心に各国から収集した多数の日本初公開資料が「パンター 初期生産型」の真実の姿を浮き彫りにします
●内容目次
第10戦車師団
「グロースドイッチュランド」師団のパンター
パンター戦車との戦い
折込図面 V号戦車パンターD型(Pz.Kpfw.V PANTHER Ausf.D)
第39戦車連隊編成図(1943年7月)
第39戦車連隊戦闘活動図(1943年7月4日~13日)
ドイツ戦車パンターの弱点と対戦要領
塗装とマーキング
科学試験機甲試射場調査委員会が1943年7月20日~28日に調べたパンター戦車の損壊状況
●著者:マクシム・コロミーエツ
●訳者:小松徳仁
●監修:齋木伸生
●83ページ/うちカラー8ページ(車輌塗装図など)
●モノクロ写真多数を掲載
●2003年7月5日 初版第1刷
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●「独ソ戦車戦シリーズ」は、ロシアのストラテーギヤKM社刊「フロントヴァヤ・イリュストラーツィヤ」シリーズの日本語翻訳版です
●ロシアの戦史研究家「マクシム・コロミーエツ」氏らによる最新の研究成果を反映し、グラスノスチ以降はじめて公開されたロシア発の「大祖国戦争」地上戦関連写真・資料をふんだんに収録しています