Sd.Kfz.251/22 AusfD 7.5cm対戦車自走砲 (プラモデル)ドラゴン 1/35 39-45 Series No.6248 スケール:1/35
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「Sd.Kfz.251/22 AusfD 7.5cm対戦車自走砲 プラモデル (ドラゴン 1/35 39-45 Series No.6248 )」です●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の対戦車自走砲「Sd.Kfz.251/22」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキット ●大戦末期において対戦車戦闘で不足する戦車の穴を埋めるべく、「Sd.Kfz.251」の車体に「75mm対戦車砲 PaK40」を搭載した「Sd.Kfz.251/22」を再現、苦肉の策として誕生しながらも対戦車自走砲としてまとまった印象を受ける独特のスタイルを再現した内容となっています ・ 「Sd.Kfz.251/22」は実質的に1945年から戦場に登場しており、大型の火砲を無理やり「Sd.Kfz.251」の車体に取り付けた姿は若干の悲壮感が漂いますので、大戦末期におけるドイツ軍のシーンに適したアイテムでしょう 【 「Sd.Kfz.251/22」について 】●「75mm対戦車砲 PaK40」は、「50mm対戦車砲 PaK38」をスケールアップさせる方法で開発された対戦車砲で、1941年11月から量産が開始されました ●この「75mm対戦車砲 PaK40」は、有名な「88mm高射砲 Flak18/36/37」や後継の対戦車砲となる「88mm対戦車砲 PaK43」と比較して装甲貫通能力には劣りましたが、それでも初速の速さから連合軍戦車に対して充分な威力を発揮、通常の徹甲弾でも1500m先の垂直に立った100m厚の装甲板を貫く能力を持っていました ●「75mm対戦車砲 PaK40」の最大の長所はコンパクトな点にあり、上記の2種の「88mm砲」が巨大な大きさとなっているのに対し、「75mm対戦車砲 PaK40」は「50mm対戦車砲 PaK38」を若干大きくした程度で、背の低さは隠匿性を重要視する戦車猟兵(対戦車砲兵)にとって重要な要素の一つに挙げられます ●また、生産コストも「88mm対戦車砲 PaK43」と比べて格段に低く、操作人員も少なくすむことから、初めて戦線に登場してから対戦車猟兵の主要火砲として用いられ、終戦時まで幅広い部隊で運用されています ●ただ、「75mm対戦車砲 PaK40」は自重で1.5tにも達することから、その牽引には「3tハーフトラック」以上のクラスの車両が必要で、陣地変換は素早くできないという欠点も持っていました ●一方、大戦後期に連合軍に東西から圧迫を受けるようになったドイツ軍は対戦車能力と機甲兵力の増強が切望されており、1944年末には「ヒトラー」が直々に「75mm対戦車砲 PaK40」の自走化を指示しています ●この「75mm対戦車砲 PaK40」の自走化は、「75mm対戦車砲 PaK40」を搭載した対戦車自走砲「マーダー」シリーズ以外に自走砲を増やすというもので、「75mm対戦車砲 PaK40」を搭載可能な車両が選出、「RSO」「Sd.Kfz.234」などと共に選ばれたのが「Sd.Kfz.251」です ●「75mm対戦車砲 PaK40」を搭載した「Sd.Kfz.251」は「Sd.Kfz.251/22」として制式化、その砲の搭載方法は操縦席の後部に砲架を設置し、その上に砲が載せられました ●「Sd.Kfz.251/22」は1945年から登場、戦車師団の戦車猟兵大隊や装甲偵察大隊を中心に配備され、対戦車戦闘に従事しています ●しかし、「Sd.Kfz.251/22」はあくまでもドイツ軍の苦肉の策として誕生した簡易型の対戦車自走砲であり、発砲時に大きな衝撃が発生する「75mm対戦車砲 PaK40」のプラットフォームとしては「Sd.Kfz.251」は適したものとは言ませんでした ●また、小銃弾程度を防ぐ防御力しか持たない「Sd.Kfz.251」の上部に「75mm対戦車砲 PaK40」を装備した高いシルエットは、防御力に大きく難があるのも事実でした ●もっとも、大戦末期に戦局が逼迫する中、自走化した対戦車砲が1両でも欲しいというのがドイツ軍の実情で、「Sd.Kfz.251/22」を操る乗員は不利ながらもその責務を全うすることに努力したのでした 【 「Sd.Kfz.251/22 AusfD 7.5cm対戦車自走砲」のキット内容について 】●このドイツ軍の対戦車自走砲「Sd.Kfz.251/22」を再現したプラスチックモデル組み立てキットです ●車体の基本躯体は一体成型を多用しながらも、足周りを中心とした複雑な造りと「75mm対戦車砲 PaK40」のメカニカルな構造は細分化されたパーツ構成となっており、平面的ながらも造りが細かな「Sd.Kfz.251/22」のフォルムを捉え、そのディテールを細かく再現した内容となっています ●「Sd.Kfz.251/22」は、エンジン点検ハッチが1枚物(後期型)と2枚物(前期型)とを選択できます ●「Sd.Kfz.251/22」は、「砲」「車体上部」「左右のフェンダー」「後部パネル」「車体下部」の6ブロックで構成されています 【 砲 】 ●「75mm対戦車砲 PaK40」の砲身は、一体成型された砲身部と先端のマズルブレーキ、砲尾とで構成されています ・ マズルブレーキは、先端及び中央リング部分の形状が異なる3種類のタイプが用意され、選択して使用します ・ 砲尾部は4パーツ、閉鎖器は3パーツで構成され、閉鎖器は開閉状態が選択できるようになっています ・ 揺架部は左右分割式で、内側の細かなリベットも再現されています ・ 防盾は薄く整形され、実物通りに2重構造も再現されています ・ 砲架は左右及び中央部の3ブロックで構成され、これに操作ハンドル、照準器、防危板、平衡器などを取り付けます ・ 照準器は2タイプがセットされ、選択して使用します ・ 砲は上下方向に可動することが可能で、砲の動きに合わせて砲身の小防盾が動きます 【 車体上部 】 ●車体上部は一体成型で、車体前面パネル、操縦席前面パネル、天板は別パーツです ・ 前部のクラッペは別パーツで、開閉状態が選択できます ・ 後部の機銃架と、装備される「MG42」が付属 ●エンジン点検ハッチは1枚タイプと左右に分かれた2枚タイプとが付属、選択して使用します ・ ヒンジの位置の関係から、それぞれに対応する車体上部パーツが用意されています 【 フェンダー 】 ●フェンダーは、フェンダー前部と後部の雑具箱、後部のマッドフラップの3パーツで構成されています ・ 雑具箱の1箇所の蓋は別パーツで、開閉状態を選択できます ・ 車載工具類は固定具が一体成型されています ・ 車副ポール、車間表示灯などがパーツ化 【 後部パネル 】 ●後部パネルは一体成型となっています ・ 後部ドアは別パーツで開閉状態が選択可能です 【 車体下部 】 ●車体下部はシャーシのフロアパネルをベースとして各パネルを貼り合せる構成となっています ・ シャーシに収まる、燃料タンク、トランスミッション、バッテリーなどが付属 ・ サスペンションアームは別パーツとなります ・ 前輪のステアリングゲージは7パーツで構成、ステアリングを可動式として組むことが可能です ・ 転輪は個別にパーツ化、起動輪は左右分割式です ●タイヤは左右分割式で、トレッドパターンがモールドされています 【 室内 】 ●車体内部が再現されています ・ 前部座席は3種が用意され、選択して使用します ・ 前部座席のクッションバネを再現するエッチングパーツが付属しています ・ メーターパネル、無線機、各種レバー、ハンドル、ペダル、ガスマスクケースなどがパーツ化 ・ 各メーターを再現したデカールが付属しています ・ 後部のベンチシートは2種が付属、選択して使用します ・ 内部に装備された砲弾ラック(×2)が付属、蓋は別パーツで、開閉状態が選択できます 【 履 帯 】 ●履帯は、1枚ずつが分割された接着連結式履帯が付属しています ・ 履帯は、ゴムパッド付きタイプと全鋼製タイプの2種が付属、選択して使用します ・ 両履帯共に、表面のパッド部分が別パーツで、これを前の履帯のダボを挟んで連結させますので、可動式として組むことが可能です 【 アクセサリーパーツ 】 ●アクセサリーパーツが付属しています ・ 砲弾の木箱 ×2 ・ 砲弾2種 ×各2 ・ 空薬莢 ×3 ・ 砲弾ケース ×4 ・ 砲弾ケース(蓋が開いた状態) ×6 ●砲弾の弾種表示やケースの表示などを再現したデカールが付属 ●前部のクラッペの防弾ガラス部などを再現したクリアーパーツが付属 ●座席のクッションバネ、機銃の対空照門、砲の砲身部の防盾などを再現するエッチングパーツが付属しています 【 塗装とマーキング 】 ●「Sd.Kfz.251/22」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる4種類の塗装例が説明書に記載(全て所属不明)されており、国籍マーク、車体番号、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属しています ・ デカールのプリントはカルトグラフ社製 ●サイドミラーの鏡部分を再現するアルミ製シートが付属 ●2004年 一部新金型
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