川崎 キ45改 二式複座戦闘機 屠龍 丙/丁型 本土防空戦 (プラモデル)ハセガワ 1/48 飛行機 限定生産 No.09909 スケール:1/48
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「川崎 キ45改 二式複座戦闘機 屠龍 丙/丁型 本土防空戦 プラモデル (ハセガワ 1/48 飛行機 限定生産 No.09909 )」です●「川崎 キ45改 二式複座戦闘機 屠龍 丙/丁型 本土防空戦」です●帝国陸軍の双発戦闘機「2式複座戦闘機 屠龍 丙型・丁型」を1/48スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●本土防空戦で使用された「屠龍 丙型」と「屠龍 丁型」とを選択して組立てる事ができる内容となっています ●高高度爆撃機対策として速度と上昇力を向上させるため、軽量化が図られた単座型に改装された「てんしょう」「越前」などを再現することが可能、「てんしょう」は機体上面の塗装を剥がす事により重量と抵抗の軽減を図った、独自の外観が魅力的です ●ハセガワ社製「川崎 キ45改 二式複座戦闘機 屠龍 丁型」のキットをベースに、キャノピー後部の金属カバーを再現したパーツをセットしたデカール替えバリエーションキットとなります 【 「2式複座戦闘機 屠龍」について 】●1930年代中盤、欧米では双発戦闘機の開発が積極的に行われました ●この双発戦闘機は、単発戦闘機の欠点を補うものとして定義付けられており、エンジンを2基装備することで高速性に優れ、機体容量も大きくなるために航続距離と搭載量も大きくなるという利点が注目されました ●実際、ドイツは「メッサーシュミットBf110」、イギリスは「ホワールウィンドー」、アメリカでは「P-38」などが登場し、これらの双発戦闘機は当時の単発戦闘機よりも高速性を発揮、各国の戦闘機部隊で確固たる地位を占めるようになります ●日本でも、このような世界の流れに合わせて双発戦闘機の開発が進められ、帝国陸軍では1937年に「川崎航空機」に開発が指示されます ●「川崎飛行機」は1939年に最初の試作機「キ45」を完成、しかし搭載したエンジン「ハ20乙」の不調から性能は奮わず、結果的には「キ45改」として新規に作り直されることとなります ●「キ45改」は、エンジンを「ハ102」へと変更し、試作機は1941年に完成、テストの結果「1式戦闘機 隼」よりも高い速度を発揮、1942年に「2式複座戦闘機 屠龍」として制式化されました ●この「2式複座戦闘機 屠龍」は、実戦部隊に配備されて活動を開始しましたが、他国の双発戦闘機と同様に、単発戦闘機よりも軽快さに欠け、戦闘機相手の戦闘では損害の方が多いという結果に終わります ●ただし、その搭載能力を活かした、軽爆撃機としての運用成績は良好であり、各地において活躍しました ●「2式複座戦闘機 屠龍」は、当初機首に「12.7mm機関砲」2門、胴体下部に「20mm機関砲」1門、後部機銃1門という装備(「甲型」)でしたが、「乙型」では胴体下部の「20mm機関砲」に代えて「37mm戦車砲」(「95式軽戦車」の主砲)が搭載されました ●ただし、この「37mm戦車砲」は手動装填のために発射速度が遅く、「丙型」では「20mm機関砲」へと戻され、機首の武装が「37mm機関砲」1門に変更されています ●更に、この「丙型」をベースに対爆撃機用に胴体中央部に斜めに「20mm機関砲」を2門装備した「丁型」が登場、本土での防空戦を中心に活躍しています ●ただし、高高度を飛行する「B-29」相手には、その高高度まで達するのが精一杯であり、それに対処するために各部隊において独自に改造が行われました ●軽量化を図るため、「2式複座戦闘機 屠龍」を「単座」として使用、後部の機銃や装備品は取り除かれ、後部の開口部は金属板で塞がれます ●更には、徹底した軽量と空力特性を高める手段として、一部の塗装が剥がされた機体も存在しました 【 「川崎 キ45改 二式複座戦闘機 屠龍 丙/丁型 本土防空戦」のキット内容について 】●この帝国陸軍の双発戦闘機「2式複座戦闘機 屠龍」を再現 ・ 本土防空戦で使用された「屠龍 丙型」と「屠龍 丁型」とを選択して組立てる事ができる内容となっています ・ 後部銃座を備えた「複座型」、重量軽減のため「単座型」として使用された機体を再現する事が可能で、後部銃座を覆う金属製のカバーを再現したパーツも付属しています ●ハセガワ社製「川崎 キ45改 二式複座戦闘機 屠龍 丁型」のキットをベースに、キャノピー後部の金属カバーを再現したパーツをセットしたデカール替えバリエーションキットとなります ●機体胴体部は左右分割のパーツで構成、機首部分、主翼部、水平尾翼部は別ブロック化して構成されています ・ 機体パーツ全体にはハセガワらしい繊細なパネルライン、リベットラインが均等な間隔で凹モールドにより再現されています ・ 尾灯、警灯を再現したクリアーパーツが付属、クリアーパーツを使用する場合は、胴体にモールドされている各灯の部分を加工します ●機体胴体下部に装備された「ホ3 20mm機関砲」は「前期型」と「後期型」とを選択して組み立てる事ができます ●機首部分は左右分割のパーツで構成、機首下に設置された覗き窓はクリアパーツで再現されています ●主翼は上下分割のパーツで構成 ・ 機体胴体パーツに挟み込んだ桁状のパーツで主翼を固定する型式となっており、かっちりと角度を決めて固定することができます ・ ピトー管、着陸灯は別パーツで、着陸灯カバーはクリアーパーツにて再現 ・ 翼端灯はモールド再現とクリアパーツとの選択式で、クリアーパーツを使用する場合は、翼端部分を加工します ・ 主翼下部の燃料冷却器も再現されています ●水平尾翼は一体成型のパーツで再現されています ・ 水平尾翼の差込部は左右が噛み合う形となっており、2枚がきっちり水平になる様に構成されています ●垂直尾翼のマスバランスは別パーツ化して再現されています ●カウリング部は左右分割のパーツ及び正面のリング部で構成 ・ 排気管は「推進式単排気管」「集合排気管」の2種類のパーツがセットされ、選択して作成する事ができます ・ 「ハ102 エンジン」はカウル正面から見える範囲で再現、減速器、環状潤滑油冷却器などを別パーツ化して再現しています ●3翅のプロペラをワンピースで再現、プロペラブレードをスピナーパーツで挟み込む構成となっています ・ プロペラはエンジン内部のポリキャップに差し込む形となっており、回転させる事が可能です ●主脚部は脚柱、タイヤ、トルクアーム、サポート、カバーをそれぞれ独立したパーツで再現、「駐機状態」を再現しています ・ タイヤは左右分のパーツ、ホイール部は別パーツ化されています ・ 尾輪部は一体成型で、アーム部分は別パーツです ●主脚格納庫は、左右分割のパーツで構成 ・ 内部のディテールは主翼パーツ内側に再現されており、格納庫の後部隔壁などがパーツ化されています ●キャノピーは4ピースのクリアパーツで再現、キャノピーのオープン状態を再現するパーツもセットされており、開閉状態を選択して組立てることができます ・ 「丙型」「丁型」の2種類のキャノピー形状を再現したパーツがセットされ、選択して作成することができます ・ 後部銃座を撤去し、金属製の覆いを再現したパーツもセットされています ・ オープン状態のキャノピー部分は、実機の構造に合わせて左右分割されています ・ キャノピーフレームのラインが彫刻にて再現されています ・ キャノピー上部の「上向き砲」の砲身部は別パーツ化して再現されています ●コクピット部は独立したブロックで構成されており、コクピットブロックを機体胴体パーツで挟み込む形となっています ・ 複座型及び後部銃座を撤去し単座型となった状態を選択して再現する事が可能 ・ コクピット内は、計器盤、照準器、操縦桿、サイドコンソール、フットペダル、操縦席、「上向き砲」などが再現されています ・ 「複座型」用の、後部座席、機銃架、「98式7.7mm旋回機銃」が付属 ・ 計器盤パネル上のメーター類の枠が繊細な彫刻で再現されています ・ 計器類パネルのメーター面などを再現したデカールが付属 ・ 照準器はガラス部分がクリアパーツで再現されています ・ 胴体下部の引き出し式足掛も再現されています ●「2式複座戦闘機 屠龍 丙/丁型」のマーキング及び塗装例として ・ 丙型 飛行第5戦隊 戦隊長 山下美明少佐 搭乗機 「てんしょう」 (清洲飛行場 1945年6月) ・ 丙型 飛行第5戦隊 所属機 「越前」 (清洲飛行場 1945年春) ・ 丁型 飛行第4戦隊 第1攻撃隊 所属機 「49」 (小月飛行場 1944年末) の3種が説明書内に記載されており、いずれか1種を選択して再現することが可能です ●尾翼上の「てんしょう」「越前」などの文字、部隊シンボル、主翼、胴体の白帯、国籍マーク、主翼の識別帯、機体番号、注意表示などを再現したデカールが付属しています ・ 胴体、主翼の帯は、白色の下地と国籍マークとが分割されています ●限定品
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