イギリス陸軍 シャーマン 3 中期型 (鋳造製ドライバーズフード付) イタリア戦線 (プラモデル)アスカモデル 1/35 プラスチックモデルキット No.OL-002 スケール:1/35
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「イギリス陸軍 シャーマン 3 中期型 (鋳造製ドライバーズフード付) イタリア戦線 プラモデル (アスカモデル 1/35 プラスチックモデルキット No.OL-002 )」です●「イギリス陸軍 シャーマン 3 中期型 (鋳造製ドライバーズフード付) イタリア戦線」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●第2次世界大戦時におけるアメリカの主力中戦車である「M4A2」を再現したキットで、前部ハッチが縦型の初期型車体、ドライバーズフードが鋳造製のタイプが表現されています ・ キットは、イギリス連邦軍によって使用されている「M4A2」(イギリス軍の呼称「シャーマン 3」が再現されています ●キットは、同社のリサーチ力と洞察力、そして高い成型技術により「M4A2 初期型車体」を再現しており、過度に細部重視に偏ることも無く、ディテールのポイントを押さえながらも、作り易さも考慮された非常にバランスの取れた高品質な内容となっています 【 「M4A2(シャーマン 3) 初期型車体」について 】●第2次世界大戦前の時代、アメリカ軍は世界恐慌の余波や孤立主義の台頭などで軍備は縮小され、特に戦車の開発に関しては、世界的にも遅れていました ●しかし、第2次世界大戦が勃発すると、戦車の開発は、極めて高い工業生産力を背景に急ピッチで進められます ●中戦車としては多砲塔型の旧態依然とした「M2A1」中戦車が存在していましたが、量産の途中で打ち切られ、「M3」中戦車の開発が行なわれます ●この「M3」中戦車は、当時のアメリカでは大型の砲塔を動力旋回させる技術が無く、そのためスポンソン部に「75mm砲」を搭載させるという苦肉の策が採られました ●ただ、この方法はあくまでも大型の砲塔を持つ次期中戦車の登場までの「繋ぎ」としての役割で、「M3」中戦車の開発が一段落すると、直ちに「M4」中戦車の開発が開始されます ●この「M4」中戦車は、「M3」中戦車の開発で培ってきたノウハウが活かされ、開発のスピードを上げるためにコンポーネントも極力共通化が図られました ●また、「M4」中戦車は、主力中戦車として大量生産体制が採られ、エンジンの供給率を上げるために4種のエンジンを用意、それぞれのエンジンに合わせて専用の車体が作られ、「M4」、「M4A1」、「M4A2」、「M4A3」、「M4A4」の5種類の形式が生まれました ・ 「M4」と「M4A1」とは同じエンジンで、溶接車体の「M4」に対して、高い溶接技術を持たない工場向けに鋳造の車体としたのが「M4A1」です ・ 「M4A5」はカナダの「ラム戦車」に与えられた番号で、「M4A6」は少数生産の実験車輌です ●「M4A2」は、「M4 中戦車」シリーズで唯一ディーゼルエンジンを搭載した型式で、「M4A1」に続いて「M4 中戦車」シリーズの2番目に生産が開始され、前面装甲の分割が少なくなっているのが特徴です(極初期型を除く) ●この「M4A2」は、戦車部隊の燃料供給の問題からアメリカ陸軍には少数が使用されたのみで、そのほとんどがイギリス連邦軍とソ連軍に供与されました ・ アメリカ海兵隊では船舶燃料の関係から本格的に導入されており、硫黄島戦までの期間の主力戦車となりました(後に「M4A3」に変更されました) ・ ディーゼルエンジンは、ガソリンエンジンよりも炎上し難いという長所を持っていましたが、吹け上りが悪く(回転数が上がり難い)、その点が将兵に嫌われたものと思われます ●「M4A2」は、イギリス連邦軍では「シャーマン 3」と呼ばれ、北アフリカ戦から実戦に参加、その堅牢な構造と、榴弾の火力、そして機械的信頼性などから高い評価を受けました ●「M4A2」は、他の「M4 中戦車」シリーズと同様に、当初は車体前部に直視バイザーが付き、砲塔の防盾は狭小型が使用されていましたが、戦訓により直視バイザーは廃止、防盾も幅広の「M34A1」型が登場します ●また、「M4A2」ではドライバーズフードは鋳造型の他に溶接型も造られました ●1943年中頃には「M4 中戦車」シリーズは後期型車体への移行が行われ、「M4A2」も前面装甲が1枚タイプで、前方ハッチが大型化された「後期型車体」となります ●この「後期型車体」の登場後も、既存の「前期型車体」車両は損傷もしくは故障による損失以外はそのまま継続して使われ、大戦の終結までその姿が見られました 【 「イギリス陸軍 シャーマン 3 中期型 (鋳造製ドライバーズフード付) イタリア戦線」のキット内容について 】●この「M4A2 初期型車体」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●キットは、砲塔後部が傾斜したタイプの「初期型砲塔」に「75mm砲」を搭載、車体部は「溶接車体」の初期型、ギアハウジングは丸みが付いたワンピース型、サスペンション部は「初期型VVSS式」の「M4A2 初期型車体」を再現した内容となっています ・ 履帯は鋼鉄製履帯の「T49」がセットされています ●キットは、同社の高い成型技術により、細部のディテールが再現されており、車体及び砲塔の鋳造表現、シリアルナンバーなども繊細なモールドにより表現されています ●また、同社らしくカッチリとした造りで組み易い内容となっています ●キットは、同社「シャーマン 3 中期型 (鋳造製ドライバーズフードつき)」のバリエーションキットで、牽引フックやエンジンディフレクターなどを付属したものです ●「75mm砲」の砲身部分は左右分割式となっています ・ 砲身は、防盾部に内蔵されるポリキャップにより、上下に可動します ・ 防盾は、狭小型と、幅広の「M34A1」型とが付属しており、塗装例に従って選択して使用します ●砲塔部は、実車の鋳造構造の分割ラインに合わせた上下分割式となっています ・ 砲塔は、装填手ハッチが無く、後部上面が斜めの初期型が再現されています ・ 側面に排莢ハッチが存在するタイプが表現され、ハッチは別パーツにより開閉状態が選択できます ・ 車長用の直接照準器もパーツ化 ・ 車長キューポラは、別パーツで取り付け位置を自由に選択できます ・ 車長ハッチは開閉状態が選択できます ・ 砲塔側部に付くスモークディスチャージャーが付属、その装着の有無を選択できます ・ アンテナ基部は2種類が付属し、選択して使用します ・ 砲塔後部の雑具箱はボックス型が表現されています ・ 砲塔は左右旋回可能 ●「M2 重機関銃」は、インジェクションキットとしては、非常に高いレベルで再現されています ・ 銃身は、銃身交換用の把手が付いた場合と、付いていない場合とが選択できます ・ 銃口は開口処理されています ・ 特徴的な放熱筒は、スライド式金型により放熱口の位置が正確に表現され、貫通した状態で成型されています ・ 機関部の蓋は別パーツで、開閉状態が選択できます ・ コッキングハンドルは別パーツ ・ イギリス連邦軍で良く見られた50発用の弾薬箱が付属しています ・ 弾帯が付属 ●「シャーマン 3」の車体上部はエンジンルームを除き、一体成型されています ・ 車体前部のドライバーズフードは、鋳造製のタイプが表現されています ・ 操縦手ハッチ、前方機銃手ハッチは別パーツで開閉状態が選択できます ・ エンジンルーム天板部分と点検ハッチは別パーツとなっています ・ 前照灯のガラス部を再現するクリアーパーツが付属 ・ 前部フェンダーは車体とは別パーツとなっています ・ 前照灯と尾灯のライトガードは、プラパーツとエッチングパーツとが付属、選択して作製します ●側面のサンドシールドを取り付ける基部のパーツが付属しています ・ 側面のサンドシールドのパーツが付属、その装着の有無を選択できます ●車体下部は各装甲板を貼り合せる箱組み方式となっています ●ギアハウジング(デファレンシャルカバー)は、丸みが付いたワンピースタイプが表現されています ● 「VVSS」サスペンションは、リターンローラーの支持架が水平タイプの初期型が再現されています ・ 各サスペンションユニットは14個のパーツにより細かく再現されています ・ サスペンションのアーム部分は可動式で、内蔵させる特殊なゴムシートによりスムーズ且つ反発性の有る動きが再現されています ・ サスペンション部は左右分割式で、サポートローラーと垂直式バネ、ゴムシートなどを挟み込み、これにサスペンションアームを取り付けるパーツ構成となっています ●起動輪、誘導輪、転輪は2種類用意されており、選択して使用します ・ 起動輪は、肉抜き穴が斜めに付いている「クライスラー型」と、肉抜き穴の無い「後期型」が付属しています ・ 誘導輪及び転輪は、前期のスポークタイプと、後期のプレスタイプとが付属しています ・ 起動輪、誘導輪、転輪、リターンローラーは可動式です ●履帯は接着、塗装が可能な素材によるベルト式履帯が付属しています ・ 凹凸模様が付いた鋼鉄製の「T49」履帯が再現されています ●車長のフィギュアが1体付属しています ・ シャツにベレー帽を着用した姿が表現されています ・ 片手をハッチ周囲に置き、もう一方の手でマイクロフォンを持ったポーズとなっています ●アクセサリーパーツが付属 ・ オイル缶 ×3 ・ ビスケット缶 ×1 ●ペリスコープや前照灯のガラス部などを再現するクリアーパーツが付属しています ●ライトガード、サンドシ-ルド基部の一部などを再現するエッチングパーツが付属しています ●マーキングは、イギリス陸軍仕様の2種類の塗装例が説明書に記載されています ●説明書の塗装例の基づく国籍マーク、部隊番号、車台番号などを再現したデカールが付属しています ・ デカールのプリントはカルトグラフ社製 ●2010年 一部新金型 ●限定品
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