第2次大戦 ティーガー 中期型 図面集 (別冊)
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「第2次大戦 ティーガー 中期型 図面集 別冊 (ガリレオ出版 グランドパワー別冊 No.13502-01 )」です●「第2次大戦 ティーガー 中期型 図面集」です●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の重戦車「ティーガー 1」の「中期型」を解説した解説集及び資料写真集です 【 「第2次大戦 ティーガー 中期型 図面集」について 】●1942年の末に登場したドイツ軍の重戦車「ティーガー 1」は、当時の戦車としては極めて画期的なメカニズムに裏打ちされ、連合軍戦車を凌駕する性能を誇り、数々の「ティーガー 1」伝説を生み出しました ●一方で、ドイツ軍の戦闘車両は戦訓と生産面から、生産工程において度々の改修を受けることが常となっており、1943年7月には「中期型」へと生産が移行しています(ただし、この名称は戦後の研究者によるもの) ●この「中期型」での最大の変化は、新型のキューポラの採用であり、円筒形のキューポラを持つ「初期型」に対して、外観上でももっとも目立つ識別点となります ●「初期型」のキューポラは、当時としては厚い装甲を持っていて、背もそれほど高いものではありませんでしたが、実際に東部戦線に投入されると砲撃に曝される場合が多く、たとえ砲弾が貫通しなかったとしても砲弾の弾片や、キューポラ自体が浮き上がって車長が死傷してしまうという例が絶えませんでした ●また、直視バイザーはソ連軍の対戦車銃の目標となり、その防弾ガラスが突き破られると車長にとって致命的な結果となりました ●更に「初期型」のキューポラのハッチは跳ね上げ式であり、そのハッチの開閉状態が遠目でも判明してしまい、ハッチを開けて視察することを重視するドイツ戦車兵にとって大きな欠点となっています ●「中期型」のキューポラはこれを改善するために変更されたもので、背が低くなって被弾率が低下、視察装置もペリスコープ式へと変更され、ハッチもスライド式になりました ●その他にも、「中期型」の途中からはエアフィルターや車体の発煙弾発射装置の廃止なども行われ、1944年2月からは鋼製転輪を装備した「後期型」へと生産が移行しています ●この「第2次大戦 ティーガー 中期型 図面集」では、この「ティーガー 1」の「中期型」の線画図面を中心にして、その細かな仕様変更を詳細に解説、合わせてカラーイラストによる各部隊の迷彩パターンも収録されています ●線画図面は、細部のディテールの違いも忠実に図面化されており、細かな変化が多い「中期型」の各仕様を網羅、模型製作時などにおいて非常に役立つ一冊となっています ●カラーイラストには、突撃臼砲「シュトルムティーガー」も掲載、各車によって異なる迷彩パターンが施された「シュトルムティーガー」の姿が把握できることでしょう ●なお、本書は、グランドパワー2003年2月号別冊「ティーガー (2)」と、グランドパワー2004年7月号に収録されていた「シュトルムティーガー・カラーイラスト集」の記事を抜粋して再編集したものです 【 「第2次大戦 ティーガー 中期型 図面集」の内容目次 】●ティーガー 中期型 カラーイラスト集 ●シュトルムティーガー カラーイラスト集 ●ティーガー 中期型 図面集 ●ティーガー 中期型 写真集 ●ティーガー 3D イラスト集 【 「第2次大戦 ティーガー 中期型 図面集」の内容について 】■ティーガー中期型カラーイラスト集 (8ページ) ●「ティーガー 1」の「中期型」が生産されていた時期では、生産工場においてダークイエローの単色塗装、部隊到着後に迷彩塗装が施されました ●「ティーガー 1」は、独立運用される重戦車大隊に配備されたため、この大隊ごとに大まかな迷彩パターンが決められ、そのパターンの違いと独自のマーキングが各重戦車大隊を特徴付ける要因となっています ●この「ティーガー 1」の「中期型」が配備された各重戦車大隊の迷彩塗装をカラーイラストで紹介、車体番号のマーキングの違いなども収録されています ●掲載されている迷彩カラーイラストは ・ 第505重戦車大隊 (1944年1月 東部戦線) ・ 第502重戦車大隊 (1944年春 東部戦線) ・ 第509重戦車大隊 (1944年春 東部戦線) ・ 第508重戦車大隊 (1944年3月 イタリア戦線) ・ 第508重戦車大隊 (1944年6月 イタリア戦線) ・ 第507重戦車大隊 (1944年4月 東部戦線) ・ 第506重戦車大隊 (1944~44年冬 東部戦線) ・ SS第101重戦車大隊 (1944年7月 ノルマンディー) ・ SS第101重戦車大隊 (1944年6月 ノルマンディー) ■シュトルムティーガー・カラーイラスト集 (6ページ) ●「シュトルムティーガー」は、その車体ベースとなった重戦車「ティーガー 1」自体が1両でも多く必要とされていたため、損傷してドイツ本国に後送されてきた車両を改造する形で生産が行われました ●そのため、生産数が極めて少ない割りには仕様がまちまちで、更に塗装自体も部隊ごとではなく各車ごとに違いがあるのが特徴となっています ●この「シュトルムティーガー」の各車の迷彩塗装をカラーイラストで紹介、仕様や装備の違いなども描かれています ●掲載されている迷彩カラーイラストは ・ 第1001突撃臼砲中隊所属車 (1945年2月ドイツ国内) ・ 第1002突撃臼砲中隊所属車 (1945年4月ドイツ国内) ・ 試作型車体 (1943年10月ドイツ国内) ・ クビンカ戦車博物館展示車体 ・ 第1001突撃臼砲中隊所属車 (1945年4月ドイツ国内) ・ 第1001突撃臼砲中隊所属車 (1945年4月ドイツ国内) ■ティーガー中期型図面集 (30ページ) ●生産時期により細かな仕様変更が行われた「ティーガー 1」の「中期型」の「初期仕様型」「中期仕様型」「後期仕様型」の図面を収録 ●「中期型」ベースの「指揮戦車型」「無線操縦戦車型」(母車)、戦車回収型(「ベルゲティーガー」)の図面も掲載 ●「ティーガー 1」の「初期型」をベースとした「液体ガス燃料車」「ドーザー・ブレード装着車」、そしてモックアップ段階で終了した「パンター」用の75mm砲搭載の「ティーガー H2型」の図面も収められています ●車体細部を線画で確認できる資料的価値ある図面集となっています ■ティーガー中期型写真集 (40ページ) ●「ティーガー 1」の「中期型」の戦場写真集で、各重戦車大隊ごとの所属車を紹介 ●迷彩パターンや冬季迷彩、車体番号、部隊マーク、そしてツィンメリットコーティングのパターンやその剥がれ状況などが写真によって把握できます ●また、砲塔内部の写真や「ティーガー H2型」のモックアップの写真も掲載、知られざる「ティーガー 1」の姿が写し出されています ■ティーガー 3D イラスト集 (10ページ) ●複雑な走行系統の転輪部分と履帯、主砲、HL230とHL210エンジンを3Dイラストで解説、通常のイラストでは分かり難い形状と細部が、模型のパーツを見るかの如く立体的なイラストで描かれています 【 「第2次大戦 ティーガー 中期型 図面集」の奥付 】●版型 : A4版 / ソフトカバー ●全96ページ / 図面52点 カラーイラスト34点 モノクロ写真106点収録 ●発行日 : 2014年1月1日 ●ISBNコード : 4910135020148
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