1/72 AFVキット ドイツ Sd.Kfz.7 8ｔハーフトラック 後期型 Flak43 対空自走砲 MACO (マコ)

「ドイツ Sd.Kfz.7 8ｔハーフトラック 後期型 Flak43 対空自走砲 プラモデル (マコ 1/72 AFVキット  No.7217 )」です

●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の対空自走砲「Sd.Kfz.7/2」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●「Sd.Kfz.7 8tハーフトラック」の木製荷台タイプをベースに「Flak43 37mm対空機関砲」を搭載した対空自走砲「Sd.Kfz.7/2 Flak43 37mm対空機関砲搭載型」を再現、大口径の機関砲を装備した、迫力あるフォルムを再現した内容となっています

●マコ社製「ドイツ Sd.Kfz.7 8トンハーフトラック 後期生産型 幌付」をベースとして、「Sd.Kfz.7/2 Flak43 37mm対空機関砲搭載型」を再現するために、「ドイツ 3.7cm Flak43 対空砲 ＋ 牽引リンバー」の機関砲ランナーを追加したバリエーションキットです

【 「Sd.Kfz.7/2 8tハーフトラック Flak43 37mm対空機関砲搭載型」について 】

●ドイツ軍は、第2次大戦前から対空兵器の有用性を重視しており、空軍を中心に各種の対空砲部隊が編成され、地上部隊に組み込まれていました

●しかし、牽引式の対空兵器は陣地の設営に時間が必要であり、機動戦の中核となる戦車師団用に随伴できる装備として、早々に自走砲化を進めることになります

●自走砲化に関しては、機動性能が高く、対空砲のプラットフォームとしては比較的安定感の高い半装軌式車輌が選ばれ、「1t ハーフトラック」に「20mm機関砲」を装備した車輌、「8t ハーフトラック」に「20mm機関砲」の4連装タイプを搭載した車輌及び「37mm機関砲」を搭載した車輌などが開発されました

●「37mm機関砲」の自走砲化にあたり、主に「Flak36 37mm機関砲」と「Flak37 37mm機関砲」とが用いられていましたが、1943年に新型の機関砲「Flak43 37mm機関砲」が開発されます
●この「Flak43 37mm機関砲」は、ガス反動式のシステムを持ち、発射速度と低伸弾道性能が高く、必要とする操作人員も減少、従来の機関砲と比べると大幅に性能が向上しました

●「Flak43 37mm機関砲」は、早速自走砲化が進められ、「Sd.Kfz.7/2」の1車種として「8tハーフトラック」に搭載したタイプが登場します
　・ ただし、この「Sd.Kfz.7/2 8tハーフトラック Flak43 37mm機関砲搭載型」は少数生産に終わったようで、その後はベース車両を「sWS 重ハーフトラック」にしたタイプへと変更されています

●「Sd.Kfz.7/2 Flak43 37mm対空機関砲搭載型」は、自らの機関砲の威力により対空戦闘に活躍、連合軍の戦闘爆撃機からドイツ機甲部隊を守る盾として奮戦したのでした

【 「ドイツ 8トンハーフトラック Sd.Kfz.7 後期型 Flak43対空自走砲」のキット内容について 】

●このドイツ軍の対空自走砲「Sd.Kfz.7/2 Flak43 37mm対空機関砲搭載型」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●ミニスケールらしい省略を行いながらも、クッキリとしたモールド、荷台部分の木パネルなどの繊細なディテール表現、そして細分化したパーツでメカニカルな構造を再現した機関砲など、「Sd.Kfz.7/2 Flak43 37mm対空機関砲搭載型」をミニスケールに沿って詳細かつ繊細に再現した内容となっています


●「Sd.Kfz.7/2 Flak43 37mm対空機関砲搭載型」は、「砲身部」「防盾」「砲架」「キャビン部」「荷台」「シャーシ」の6ブロックで構成しています

【 砲身部 】
●「Flak43 37mm機関砲」の砲身は一体成型のパーツで再現、機関部は左右に分割したパーツで再現しています
　・ 砲身先端部のフラッシュハイダー側面の穴をモールドで再現しています
　・ 砲身基部の小防盾は別パーツ化して再現

【 防 盾 】
●防盾は一体成型のパーツで再現、薄く成型しています
　・ 左右の延長部分は別パーツとなっており、射撃時の展開した状態と、走行時の畳んだ状態とを選択できます
　・ 照準器用の小ハッチを別パーツ化、開閉状態を選択することができます

【 砲 架 】
●砲架は、中央の本体部分とベースの2パーツで構成、これに「照準器」「照準手席」「フットペダル」「防危板」「装填台」「予備砲弾ラック」「排莢受け」などのパーツを取り付けて作製します
　・ 「装填台」は通常の状態を再現したパーツと、延長部を延ばした状態のパーツをセット、選択して使用できます

【 キャビン 】
●キャビンは、各パネルを箱組み状に貼り合せて作製します
　・ フロントウィンドはフレームの部分をプラパーツで再現、ウィンド本体は付属のクリアフィルムを切り取って作製します
　・ 「前照灯」「ノテックライト」「車幅ポール」などを別パーツ化して再現

【 荷 台 】
●荷台は各パネルを箱組み状に貼り合せて作製します
　・ 各パネルには木パネル表現を凹ラインのモールドで再現しています

【 シャーシ 】
●シャーシのメインフレームは、前部フェンダーも含めた一体成型のパーツで再現
　・ 「牽引装置」「排気管」「燃料タンク」などを別パーツ化して再現
　・ 「サスペンションアーム」は、側面パネルに一体成型化しています
　・ 各「転輪」は列ごとに一体成型となったパーツで再現、外側の転輪は1個ずつパーツ化しています
　・ 「起動輪」は前後に分割したパーツで再現

●タイヤは前後に分割したパーツで再現

【 履 帯 】
●履帯は、「Sd.Kfz.7 8tハーフトラック」用のシングルピン履帯は再現しています
　・ 履帯はプラスチックパーツ製、ベルト式履帯となっています（曲げ加工にはお湯などを使用します）

●輸送表示、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属しています

【 「ドイツ 8トンハーフトラック Sd.Kfz.7 後期型 Flak43対空自走砲」のパッケージ内容 】

　・ Sd.Kfz.7/2 Flak43 37mm対空機関砲搭載型×1
　・ デカールシート ×2
　・ クリアフィルム ×1
　・ 組立て説明書 ×1