



|
||||
![]() 「ロシア T-90S 主力戦車 プラモデル (トランペッター 1/35 AFVシリーズ No.05549 )」です●現用ロシア軍の主力戦車「T-90SM」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●「T-90」シリーズの最新バージョンである「T-90SM」を再現、砲塔後部にバスルを設け、爆発反応装甲を大型化してシンプルな形状となった、従来の「T-90」シリーズとは一線を画す独特のフォルムを再現した内容となっています ●トランペッター社製「ロシア T-90 主力戦車 鋳造砲塔」をベースとしたバリエーションキットとなりますが、「ロシア T-90 主力戦車 鋳造砲塔」とは履帯、フェンダーなどを共通パーツとするのみで、砲塔、車体、足周りなど、ほとんどのパーツは新規に作り起こしています 【 「ロシア T-90S 主力戦車」のキット概要 】●車体などの基本構造部はパーツ数を抑えながらも、「T-90SM」の複雑な造りを再現するために、爆発反応装甲や各種装備などは細分化したパーツとエッチングパーツとで構成 ●各ハッチは開閉状態を選択可能 ●操縦手用のペリスコープや前照灯のガラス部などはクリアパーツで再現 ●履帯は、「T-90」用のシングルピン履帯、1枚ずつに分割した接着連結式 ●エンジングリルの異物混入防止ネットや砲塔バスケットのメッシュなどを再現したエッチングパーツが付属 ●塗装例はロシア軍(ソ連軍)仕様1種 ●ロシアの大統領「プーチン」をイメージした1体のフィギュアが付属 【 「主力戦車 T-90SM」について 】●第2次世界大戦後のソ連は、「T-54/55」という傑作戦車を生み出し、その後継車両となる「T-62」は実質的に「T-54/55」の拡大型として誕生します ●1960年代中頃、ソ連軍は従来の「T-54/55」「T-62」とは設計が全く異なる新型戦車「T-64」を開発、この「T-64」は低シルエットで大口径の主砲を搭載するという従来のソ連戦車の基本コンセプトを継承しながらも、複合装甲の採用や自動装填装置の導入、よりコンパクト化を図った構造など、革新的な戦車となっていました ●ところが、「T-64」は革新的な構造であった分、生産コストが増大、そこで「T-64」の設計を活かしながらも各部の仕様を「T-62」のレベルまで下げた「T-72」を開発、この「T-72」は生産コストの低さとカタログスペック上の性能から東側諸国を中心に広く配備されることになります ●しかし、1991年に始まった湾岸戦争において、イラク軍が装備していた「T-72」は、「M1エイブラムス」や「チャレンジャー」といった西側諸国の第3世代戦車に全く歯が立たない状態で一方的に撃破されてしまいます ●イラク軍は事前の空爆によってその戦闘能力を大きく低下していたのは事実ですが、あまりにも一方的な戦いであり、特に主砲の自動装填装置が被弾時に誘爆しやすいという防御上の欠点は大きく、「T-72」の評価は地に落ちてしまいます ●これは、東側諸国にソ連製兵器に対する大きな不信感を生む原因となり、ソ連はこれに対処するために「T-72」の全面改良型の開発を本格化させることとなります ●この結果、1992年に登場したのが「T-90」で、防御力の強化が重点的に行なわれ、爆発反応装甲を前面を中心に装備、射撃指揮装置の変更やレーダー感知器などの新設などが実施され、「T-72」と比べてその戦闘能力は飛躍的に向上しています ●また、ソ連製戦車では輸出用の車両はスペックを落としたタイプ(「モンキーモデル」と言われています)となっていましたが、「T-90」ではこれを中止、輸出用もロシア軍仕様と同様の性能を持っていました ●この「T-90」はソ連崩壊後の混乱時に登場したことから、当初はあまり評価されませんでしたが、性能の高さと「T-64」の発展型である「T-80」よりも低コストであることから、徐々に評価を上げ、インドなど多くの国が導入を進めました ●ロシア軍もソ連崩壊後の混乱期を脱した後は、「T-90」の配備が進み、「T-90」シリーズは将来的に名実共にロシア軍の主力戦車となる予定です ●同時に、連邦体制が崩壊し、自由主義体制となったロシアでは、需給原理に従い価格の変動が頻繁に起こるため、最大の天然資源「天然ガス」の輸出だけに外貨獲得を頼る訳に行かず、積極的に兵器の輸出を行っています ●市場の評価にさらされることになったロシア製の兵器は、供給先のニーズに応じないままの秘密主義やソ連優先主義を守っていたのでは思うような流通を獲得できず、外貨獲得の手段のため、相手国のニーズがあれば、ロシア軍が装備する以上の性能を付加するようになっています ●「T-90」シリーズも例外ではなく、輸出用としてロシア軍が装備する「T-90」「T-90A」よりも強力なタイプを開発、その最新バージョンとなるのが「T-90SM」です ・ 「T-90SM」では、爆発反応装甲を最新の「レリークト」へと変更、この装備により「T-90」よりも1.5倍以上の防御力を持つと言われています ・ 砲塔後部にはバスルを設け、この部分には10発程度の主砲弾を収納することが可能です ・ 砲塔上部の機銃は、従来の「12.7mm重機関銃」に代わって、リモコン操作の「7.62mm機関銃」へと変更、対空射撃は不可能となりましたが、車外に出ることなく射撃が可能となり、これは紛争時などにおいて威力を発揮します ・ 西側の最近の戦後第3世代戦車が搭載する情報共有システム「C4I」も装備、これにより実質的な戦闘能力は飛躍的に向上しました ●「T-90SM」は「T-90」シリーズの集大成的存在であり、ロシアはその高性能と低価格を武器に、世界各国に向けて積極的に導入を働きかけているのです ![]() 【 「ロシア T-90S 主力戦車」のキット内容について 】●この現用ロシア軍の主力戦車「T-90SM」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●車体下部、砲塔上部、エンジングリルなどは一体成型のパーツで再現しながら、ディテール再現のために車体各所のパーツを細分化したパーツとエッチングを交えた構成で「T-90SM」を再現、特徴的なプレスライン、そして立体的に表現された爆発反応装甲などによる、凹凸の在る独特のフォルムと、メリハリの効いた車体ディテールとを再現した内容となっています ●ロシアの大統領「プーチン」をイメージとした1体のフィギュアが付属しています ●「T-90SM」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」、左右の「フェンダー」の5ブロックで構成しています 【 砲 塔 】 ●前方に向かい扇のように広がった「T-90SM」の砲塔形状を再現、各爆発反応装甲は別パーツ化により立体的に造形しています ●「2A64M5 51口径 125mm滑腔砲」の砲身は、上下に分割したパーツで再現、砲口部分と砲口センサーは別パーツとなっています ・ 「防盾」は、防盾本体と先端のリング部分の2パーツで再現、リング部分はエッチングパーツです ・ 「防盾」は防塵カバーが付いた状態を再現しています ・ 「防盾」上部の装甲カバーは、各パネルを貼り合わせて作製します ●砲塔は上下に分割したパーツで構成、これにブロックごとパーツ化した爆発反応装甲を取り付けるようになっています ・ 砲塔前部の「爆発反応装甲」は上部と下部の2パーツで再現、前面パネルはエッチングパーツで再現します ・ 砲塔側面のボックスは、上下に分割したパーツで再現 ・ 「車長ハッチ」「砲手ハッチ」は2層のパーツで再現、開閉状態を選択することができます ・ 「ペリスコープ」は砲塔に一体成型化、「ペリスコープガード」はエッチングパーツで再現します ・ 「排莢ハッチ」は別パーツ化 ・ 砲塔後部の各「収納箱」は、各パネルを箱組み状に貼り合せて作製します ・ 「スモークディスチャージャー」は1本ずつ個別にパーツ化、固定ベースへと取り付けます ・ 砲塔後部のバスルは上下に分割したパーツで再現、「給弾ハッチ」は別パーツ化しています ・ 「砲塔バスケット」は2パーツで再現、メッシュはエッチングパーツで再現します ・ バスケット後部の「スラットアーマー」は、各パネルごとにパーツ化しています ●車長サイトは、上下に分割したパーツで再現 ・ ガラス部はクリアパーツ、蓋はエッチングパーツで再現しています ・ 装備する「リモコン機銃」は、銃身部分は3パーツ、銃架は左右に分割したパーツで再現、完成後も上下に可動させることができます ●砲手サイトは3パーツで再現 ・ 「前面扉」は別パーツ化、開閉状態を選択することができます ・ 砲手サイトのガラス部はクリアパーツで再現 ![]() 【 車体上部 】 ●「T-90SM」の車体上部レイアウトを再現、車体基本構造に爆発反応装甲などを貼り付けて形状を作製します ●車体上部は一体成型のパーツで再現、エンジンデッキは別パーツとなっています ・ 「爆発反応装甲」は、本体と前面パネルの2パーツで再現 ・ 「操縦手ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択して組み立てることができます ・ 「ペリスコープ」はクリアパーツで再現、「ペリスコープガード」は別パーツ化しています ・ 「エンジンデッキ」は前後に分割したパーツで再現 ・ エンジングリルの異物混入防止ネットを再現したエッチングパーツが付属 ・ 前後の「車幅灯」を別パーツ化しています ・ 「前照灯」は、前後に分割したパーツで再現、ガラス部分はクリアパーツとなっています ・ 「ライトガード」は、スライド金型を用いた一体成型のパーツで再現しています ・ 「ライトガード」のカバーはエッチングパーツで再現 【 車体下部 】 ●「T-72」譲りの複雑な形状をした車体下部を再現、履帯は接着連結式となっています ●車体下部は、バスタブ状に一体成型となったパーツで再現、前部パネルと後部パネルは別パーツとなっています ・ 「サスペンションアーム」は別パーツ化しています ・ 「起動輪」「誘導輪」「下部転輪」は前後に分割したパーツで再現、内蔵するポリキャップにより回転させることができます ・ 後部の「予備燃料タンク」は4パーツに分割して再現、配管を再現する軟質素材製のパイプが付属しています ・ 「牽引ワイヤー」のアイの部分はプラスチックパーツ、ワイヤー本体は付属の銅製ワイヤーを使用します 【 フェンダー 】 ●フェンダーは特徴的なプレスパターンを深めのモールドで再現、雑具箱上のディテールも立体的な彫刻で再現しています ●フェンダーは左右それぞれ一体成型のパーツで再現、フェンダー支持架は別パーツです ・ 右側のフェンダー上の「雑具箱」は5個並んだ状態で一体成型され、後部パネルは別パーツとなっています ・ 左側のフェンダー上の「雑具箱」は前後のブロックで再現しています ・ 「排気管」は2パーツで再現 ・ 「サイドスカート」は左右それぞれ一体成型のパーツで再現、上部のフック類は別パーツです ・ 「スラットアーマー」はパネルごとにパーツ化しています 【 履 帯 】 ●履帯ピン部分に滑り止めパターンが付いた「T-90」用のダブルピン式履帯を再現しています ・ 履板を1枚ずつに分割した接着連結式履帯となっています ・ 各履帯(履板)は、側面のコネクターを含めて一体成型となったパーツで再現、センターガイドは別パーツ化しています ・ 「履帯」を組立用の治具が付属 【 フィギュア 】 ●ロシアの大統領「プーチン」をイメージとした1体のフィギュアが付属しています ・ 立った姿勢で、脱いだ上着を片手に持ち、もう一方の手を出して、演説もしくは売り込みをしているポーズです ・ 服装は、スーツを着用、ネクタイを締めている姿です ・ フィギュアは、「頭部」「胴体」「両腕」「両足」のオーソドックスなパーツ構成となっています ●前照灯のガラス部、操縦手のペリスコープ、車長サイトのガラス部などを再現したクリアパーツが付属 ●エンジングリルの異物混入防止ネット、砲塔バスケットのメッシュ、ライトガードカバーや各部のディテールを再現したエッチングパーツが付属しています 【 「T-90SM 主力戦車」の塗装 】 ●「T-90SM 主力戦車」のマーキングとして、ロシア軍仕様となる1種類の塗装例がカラー塗装図に記載されています ●「ロシア T-90S 主力戦車」の完成時のサイズ ・ 全長 : 293mm ・ 全幅 : 110mm ●パーツ数 : 1000点以上 【 「ロシア T-90S 主力戦車」のパッケージ内容 】・ T-90SM 主力戦車 ×1 ・ フィギュア ×1 ・ エッチングシート ×2 ・ 銅製ワイヤー ×2 ・ 軟質素材製パイプ ×1 ・ 組立て説明書 ×1 ・ カラー塗装図 ×1 ●2016年 一部新金型 ![]() ![]() ![]() ![]()
![]() 通販のご利用方法の詳しくは、コチラより「ご利用ガイド」 関連商品
|
|
|||