ソビエト SU-18 自走榴弾砲 (プラモデル)ホビーボス 1/35 ファイティングビークル シリーズ No.83875 スケール:1/35
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「ソビエト SU-18 自走榴弾砲 プラモデル (ホビーボス 1/35 ファイティングビークル シリーズ No.83875 )」です●1930年代、ソ連軍が計画していた自走榴弾砲「SU-18」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット ●ソ連初の国産戦車である軽戦車「T-18」をベースに設計された計画自走榴弾砲「SU-18」を再現、クラシカルな足周りを備えた小柄な車体に密閉型の戦闘室を備え、まだ自走砲の設計が指針が明確になっていない時代の独特な姿を再現した内容となっています ●ホビーボス社製「ソビエト T-18 軽戦車 1927年型」をベースに、「SU-18」を再現するため、車体上部、戦闘室などを新規パーツへと変更したバリエーションキットです 【 「ソビエト SU-18 自走榴弾砲」のキット概要 】●戦闘室や車体は一体成型を多用しながらも、細部に関しては細分化したパーツとエッチングを交えたパーツ構成 ●表面上のリベットなどは繊細なモールドで再現 ●乗員用ハッチは開閉状態を選択可能 ●車体後部のパンチング状部分などを再現したエッチングパーツが付属 ●履帯は「T-18」用のシングルピン履帯、1枚ずつに分割した接着連結式 ●塗装例はソ連軍仕様1種、国籍マークを再現したデカールが付属 【 「SU-18 自走榴弾砲」について 】●ソ連は、ロシア帝政時代から世界一の陸軍大国であり、第1次世界大戦ではドイツ軍との間で激しい戦闘を繰り広げましたが、1917年の「ロシア革命」以降は大戦から離脱、その後、国内の内戦の影響で陸軍の体制も一時崩壊してしまいます ●共産主義政府が確定し、国内の状況が落ち着き始めると、ソ連は第1次世界大戦時の汚名を返上するために軍の整備と近代化を推し進め、その一環としてソ連陸軍が大きく注目したのが「戦車」でした ●「戦車」は、不整地においても機動力を発揮することができ、装甲板に覆われた防御力と火砲を搭載できることから、国土が広いソ連にとって理想的な兵器であり、1919年にはフランスから導入した「ルノーFT」を国産化した軽戦車「KS」の生産を開始します ●しかし、この軽戦車「KS」は、多くのパーツを輸入に頼っており、「KS」をベースとして初めての純国産戦車として1927年に開発されたのが軽戦車「T-18」です ●また、ソ連陸軍はロシア帝政時代から砲兵火力を重視していたため、陸軍内において砲兵科は大きな地位を占め、その砲兵科も「戦車」に着目、砲兵科が扱う「戦車」として「自走砲」の研究を進めるようになります ●砲兵科では、軽戦車「T-18」をベースとして、連隊砲である「M1927 76.2mm榴弾砲」を搭載したタイプと、「M1932 45mm対戦車砲」を搭載したタイプの2種の自走砲を計画します ●この2種の自走砲は、砲塔の代わりに固定式の戦闘室を車体上部に備えたレイアウトを採用、ただし車体の大きさの関係から、従来の砲塔の位置よりもかなり前方に突き出したようなスタイルになっています ●また、搭載する火砲は、防盾を備えていない状態で装備しており、車体及び戦闘室の装甲も薄く、戦車と比べると防御力が劣ってしまうのは避けられませんでした ●1930年6月、ソ連軍はこの2種の自走砲の試作車の製作に着手しますが、その後に車体を「T-18」よりも大型の「T-19」へと変更することを決定、しかしながら、「T-19」自体の生産が技術的に困難であると判明しすると、自走砲の計画自体が頓挫してしまいます ●しかし、この自走砲の開発の流れはこれで途切れることはなく、軽戦車「T-26」をベースとした車両へと継承されることになるのです 【 「ソビエト SU-18 自走榴弾砲」のキット内容について 】●このソ連軍の計画自走榴弾砲「SU-18」を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●車体の主要構造はスライド金型を多用した一体成型のパーツを中心に構成、車体上のディテール部分については細分化したパーツとエッチングを交えた構成で自走榴弾砲「SU-18」を再現した内容となっています ●「SU-18」は、「戦闘室」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成しています 【 戦闘室 】 ●傾斜装甲で覆われた「SU-18」の戦闘室形状を再現、特徴的なリベットやヒンジなどを繊細なモールドで再現しています ●「M1927 76.2mm榴弾砲」の砲身は前部と後部の2ブロックで構成、前部ブロックは一体成型のパーツ、後部ブロックは左右に分割したパーツで再現しています ・ 砲口やマズルブレーキの穴を開口しています ・ 「揺架」は上下に分割したパーツで再現 ●戦闘室は一体成型のパーツで再現 ・ 「後部ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択することができます ・ 戦闘室下部の「架台」は、フレーム状となった各パネルを貼り合せて作製します 【 車体上部 】 ●「ルノー FT-17」に準じながらも、スポンソン部が張り出した「T-18」の車体上部レイアウトを再現、表面のリベットなどを繊細なモールドで再現しています ●車体上部は、一体成型となったパーツで再現 ・ 「操縦手ハッチ」及び「視察ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択することができます ・ 「フェンダー」は、左右それぞれ一体成型のパーツで再現 ・ 「前照灯」は一体成型のパーツで再現しています ・ 車載工具類は個別にパーツ化、それぞれ固定具をパーツとともに一体成型した状態となっています 【 車体下部 】 ●車体下部は、バスタブ状に一体成型となったパーツで再現、後部パネルは別パーツとなっています ・ 「垂直スプリングサスペンション」はそれぞれ一体成型のパーツで再現 ・ 「転輪」は前後に分割したパーツで再現、サスペンションのパーツを挟み込んで作製します ・ 「起動輪」「誘導輪」は表・裏で分割したパーツで再現 ●後部パネルは一体成型のパーツで再現、上部のパンチング状のプレート部はエッチングパーツで再現しています ・ 「尾橇」は、上下のプレートと左右のフレームの4パーツで再現しています 【 履 帯 】 ●履帯は、接地部がロの字状になった「T-18」用のシングルピン履帯を再現しています ・ 履帯は、履板1枚ずつに分割したプラスチック製の接着連結式履帯となっています ●パンチング状のプレート部などを再現したエッチングパーツが付属しています 【 「T-18 軽戦車」の塗装 】 ●カラー塗装図には「SU-18」のソ連軍仕様となる1種類の塗装例が記載されており、国籍マークを再現したデカールが付属しています ●「ソビエト SU-18 自走榴弾砲」の完成時のサイズ ・ 全長 : 11.3cm ・ 全幅 : 6.8cm ●パーツ数 : 270点以上 【 「ソビエト SU-18 自走榴弾砲」のパッケージ内容 】・ SU-18 自走榴弾砲 ×1 ・ エッチングシート ×1 ・ デカールシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1 ・ カラー塗装図 ×1 ●2016年 一部新金型
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