Sd.Kfz.171 パンター G 後期生産型 (プラモデル)ドラゴン 1/35 '39-'45 Series No.6268 スケール:1/35
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「Sd.Kfz.171 パンター G 後期生産型 プラモデル (ドラゴン 1/35 '39-'45 Series No.6268 )」です●第2次世界大戦後期におけるドイツ軍の中戦車「Sd.Kfz.171 パンターG型」の「後期型」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●中戦車ながら、重戦車並みの攻撃力と防御力、そして軽戦車並の高い機動力で、第2次世界大戦時の最優秀中戦車とも称される「Sd.Kfz.171 パンター G型」の「後期型」を再現、傾斜装甲を多用し、70口径という長砲身砲を装備した、先鋭的なフォルムを再現した内容となっています ●「パンターG型」は、今のところ「タイガー 1」のように「最後期型」といった明確な区分がされておらず、「後期~最後期型」のゆるやかな範囲内で細かに仕様が異なっているため、これに応じたパーツを同梱しています ●本キットが再現している「パンター G型」は ・ 防盾は、アゴ付きタイプとアゴなしタイプとを選択可能 ・ 砲塔側面には、大戦末期に見られた偽装用のループを取り付けることが可能 ・ 砲塔上部に「Sマイン発射機」を装備 ・ キューポラの対空機銃架は、リング状のタイプとポール状のタイプとを選択可能 ・ 最後部の転輪は、鋼製転輪とゴム付き転輪とを選択可能 ・ 排気管は、筒型となる消炎排気管を装備、より後期仕様となる偏向フードも取り付けることが可能 ・ エンジングリルにはヒーターユニットを装備 ・ エンジングリルの開口部にはシャッターを装備 といった、「後期型」及び「最後期型」の仕様を再現しています 【 「Sd.Kfz.171 パンター G型」について 】●1941年に独ソ戦が開戦、この戦いにおいてドイツ軍はソ連軍の新鋭戦車「T-34」と遭遇、傾斜装甲を大幅に採り入れた「T-34」は高い防御力を擁しており、その先進的なデザインはドイツの戦車技術者に大きな衝撃を与えました ●独ソ戦の緒戦において、ドイツ軍は戦術の妙でこの「T-34」を撃破して行きましたが、早々に深刻な脅威となることは明らかであり、ドイツ軍は新型戦車の開発を始めます ●当初は「T-34」をそのままコピーするという案も出されましたが、乗員の配置の関係などから新造を決定、数度の試作を経て、1942年末に「5号戦車 パンター」として制式化、早速最初の量産型である「パンター D型」の生産が始まります ・ この「パンター D型」は、前面装甲に傾斜した「80mm」の装甲板を備え、正面からの攻撃に対して強力な防御力を有していました ・ 主砲には、「88mm砲」に匹敵するほどの威力がある、新開発の「70口径 75mm戦車砲 KwK42」を搭載、このクラスの火砲としては最強の装甲貫通能力を持ち、連合軍の戦車をアウトレンジで撃破できる威力を有していました ・ また、高出力のガソリンエンジンを搭載し、最高速度46kmという機動力を発揮、「走・攻・守」に優れた第2次世界大戦における最優秀戦車とも言われています ●1943年7月の「クルスク戦」において初陣を飾った「パンター D型」でしたが、多大な戦果を収める一方で、初期故障による機械的トラブルが後を絶たず続々と戦線から離脱、稼働率の低さが課題となります ●この「クルスク戦」以後は、戦訓に基づいた改修を施し機械的トラブルが大幅に減少、さらに改良型である「パンター A型」が1943年8月に登場し、「パンター」シリーズはドイツ戦車部隊の主力の座に付くことになります ●「パンター D型」「パンター A型」は、当時としては極めて強力な戦車でしたが、激化する戦闘に対応するため、より性能の向上と生産コストの低減が求められ、1944年3月に登場したのが「パンター G型」です ・ 「パンター G型」では、車体側面と前部上面の装甲を強化、そして側面装甲は従来の2段状から1枚物へと変更しており、これは防御力の向上とコスト削減に繋がっています ●ドイツ戦車の常として「パンター G型」も戦訓と生産効率などの都合上、幾度かの仕様変更を施されており、1944年9月頃からは「パンター G型」は「後期型」へと生産が移行しています ・ このような仕様変更は、一斉に行われるのではなく、パーツの在庫状況により各部での仕様変更の時期に違いが生じるため、「生産○○○号車からは後期型」というような定義付けはできません ●「パンターG型 後期型」では、従来の円筒状の防盾が、砲弾の跳弾により車体前部に被害を及ぼす「ショット・トラップ」を引き起こすため、下部の形状が変更された「アゴ付き防盾」を採用し、防御力を強化しています ・ ただし、従来型の防盾がかなり余っていたようで、旧型の防盾を装備している「パンターG型 後期型」の車両も相当数存在しています ●排気管は、夜間での行動時に目立ってしまう排気炎を防ぐために円筒状の消炎型排気管に変更、エンジングリル左側には車内暖房用のヒーターユニットが取り付けられ、寒冷時における乗員への負担を大幅に軽減、車内での作業性を高めています ●この「パンターG型」の「後期型」は1944年12月のアルデンヌ戦頃から実戦に投入、その後のドイツ戦車部隊の中核的存在となります ●敗色濃厚な大戦後期のドイツ軍において、「パンターG型」は強力な火力で連合軍戦車相手に奮戦、物量で迫る連合軍に対して一矢を報いる働きを見せ、ドイツの敗戦と共にその生涯を閉じたのでした 【 「Sd.Kfz.171 パンター G 後期生産型」のキット内容について 】●このドイツ軍の中戦車「パンターG型」の「後期型」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●ドラゴン社のディテール表現力と実車への深い造詣により「パンターG型 後期型」を再現、細分化したパーツとエッチングパーツ、そしてクリアパーツという構成で、「パンター G 後期型」の細部再現に重きを置いた内容となっています ●「パンターG型 後期型」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成しています 【 砲 塔 】 ●砲塔には、溶接跡、装甲板の切断面の荒れ、圧延鋼板の表面の凹凸、そして防盾の鋳造肌などを繊細かつ強弱を付けたモールドで再現しています ●「70口径 75mm戦車砲KwK42」の砲身は、一体成型のパーツで再現、マズルブレーキは別パーツとなっています ・ 「マズルブレーキ」は、本体、内部の仕切り板、先端部の3パーツで構成、マズルブレーキの内部構造も再現しています ・ 「防盾」は一体成型のパーツで再現、「同軸機銃」と側面の「フック」は別パーツ化しています ・ 「防盾」は、完成後も上下に可動させることができます ●砲塔は、天板と側面パネルとを一体成型化したパーツに、前面パネル、後部パネル、床面を取り付けて作製します ・ 「エスケープハッチ」は別パーツ化、完成後も開閉可動させることができます ・ 「ベンチレーター」は、形状が異なる2種をセット、選択して使用します ・ 「Sマイン発射機」は、蓋が開いた状態と蓋を閉めた状態の2種をセット、選択して使用します ・ 砲塔側面の偽装用ループを再現したパーツが付属、装着する場合には砲塔側面部にプリントしたマーキングの箇所へと取り付けます ・ 「吊り下げフック」「ペリスコープガード」「毒ガス検知パネル」などを別パーツ化 ●車長キューポラは一体成型のパーツで再現、内部構造は別パーツ化して再現しています ・ 「車長ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択できます ・ 「ペリスコープ」は個別にパーツ化、クリアパーツで再現しています ・ 「対空機銃架」は、リング状のタイプとポール状のタイプの2種をセット、選択して作製することができます 【 車体上部 】 ●車体には、各部の溶接跡、前部の点検パネルのライン、ボルト穴、フェンダーのプレスパターンなどを強弱を付けたモールドで再現しています ●車体上部は、前部フェンダーを含めた一体成型のパーツで再現 ・ 「前部フェンダー」の内側の牽引フック用の跳ね上げ部を別パーツ化して再現しています ・ 「前方機銃マウント」は3パーツで構成、「蓋」を再現したパーツが付属しており、装着の有無を選択できます ・ 「前方機銃」は7パーツで構成され、車体内側の構造も含めて再現しています ・ 「操縦手ハッチ」「無線手ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択することができます ・ 「操縦手ハッチ」「無線手ハッチ」の内側の跳ね上げ機能をパーツ化して再現 ・ 「操縦手用ペリスコープガード」は、フード付きの状態とフード無しの状態の2種をセット、選択して作製します ・ 「ペリスコープ」はクリアパーツで再現 ・ 「トラベリングロック」は、砲身を固定した状態と、砲身から外された状態とを選択することが可能です ●エンジングリルは、点検ハッチ、角型のグリル、円形のグリル部分をそれぞれ別パーツ化して再現 ・ 左側の円形のグリル部は「ヒーターユニット」が付いた状態で再現 ・ 「ヒーターユニット」の蓋は、全てが閉まった状態と全てを取った状態の2種をセット、選択して使用します ・ 角型のエンジングリル部に装着するシャッターは、閉じた状態と開いた状態の2種をセット、選択して使用します ・ エンジングリルのメッシュはエッチングパーツにて再現 ●車載工具類は、固定具を含めた状態で一体成型化したパーツとなっており、これをブロックごとにパーツ化した取り付けベースへと接着します ・ 予備履帯は、本体と裏側のガイド2枚の3パーツで構成 ・ 牽引ワイヤーはアイの部分がプラパーツ、ワイヤー本体は付属の金属製ワイヤーで作製します 【 車体下部 】 ●車体下部はバスタブ状に一体成型したパーツで再現 ・ 「サスペンションアーム」は別パーツ化、トーションバー部分を一体成型化しています ・ 「転輪」は1枚ずつ個別にパーツ化 ・ 最後部の「転輪」は、通常の「ゴム付き転輪」と「鋼製転輪」の2種をセット、選択して作製することができます ・ 「起動輪」は前後に分割したパーツで再現 ・ 「誘導輪」は、前後に4分割したパーツで再現 ●車体後部パネルは、一体成型のパーツで再現 ・ 「消炎排気管」は4パーツで構成、上部の「偏向カバー」を再現したパーツが付属しており、装着の有無を選択できます ・ 「ジャッキ」は7パーツで構成、固定具は別パーツ化しています ・ 「ゲペックカステン」は前後に分割したパーツで再現しています 【 履 帯 】 ●履帯は、接地部分に「ハの字」の滑り止めパターンが付いた「パンター」用の「後期型履帯(Kgs64/660/150)」を再現しています ・ 履帯は、接着及び塗装が可能なDS素材によるベルト式履帯となっています ・ 履帯裏側のガイドには肉抜き穴を開口しています ・ より精密で立体感ある履帯に交換したい場合には、「パンター戦車 後期型用履帯 (可動式)」がこれに対応しています ●ペリスコープなどを再現したクリアパーツが付属 ●エンジングリルのメッシュなどを再現したエッチングパーツが付属しています 【 「パンター G型 後期型」の塗装とマーキング 】 ●「パンター G型 後期型」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる3種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 第11戦車師団 (ババリア / 1945年) ・ 所属不明 (バラトン湖 / 1945年) ・ 所属不明 (東部戦線 / 1945年) ●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号を再現したデカールが付属 ・ デカールのプリントはカルトグラフ社製 【 「Sd.Kfz.171 パンター G 後期生産型」のパッケージ内容 】・ Sd.Kfz.171 パンターG型 後期型 ×1 ・ エッチングシート ×1 ・ 金属製ワイヤー ×1 ・ デカールシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1
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