チャーチル歩兵戦車 Mk.3 (プラモデル)AFV CLUB 1/35 AFV シリーズ No.AF35153 スケール:1/35
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「チャーチル歩兵戦車 Mk.3 プラモデル (AFV CLUB 1/35 AFV シリーズ No.AF35153 )」です●第2次世界大戦時におけるイギリス軍の重歩兵戦車「チャーチル」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キットで、「6ポンド砲」を最初に搭載した型式である「Mk.3」が表現されています 【 「重歩兵戦車 チャーチル Mk.3」について 】●イギリス軍は第2次世界大戦が勃発すると、第1次世界大戦での塹壕戦の戦訓により、超壕能力に優れた長い車体を持つ歩兵戦車の開発が開始されます ●第2次大戦は、ドイツ軍によるポーランドへの電撃戦での侵攻で始まった訳ですが、イギリス、フランスの両軍は、大国同士の戦いでは第1次大戦のように一進一退を繰広げる塹壕戦が主体となるという考えは根深いものでした ●試作車は1940年6月に完成、改良を重ねながら同年11月に歩兵戦車として採用されます ●これが、重歩兵戦車「チャーチル」で、以後数々のタイプを開発しながら1945年まで各型合計5600両が作られ、イギリス機甲部隊の一翼を担いました ●実戦での「チャーチル」は、最高速度が25km/h程度と鈍足で、砲火力も車格の割りには貧弱でしたが、その重装甲には定評が有り、ドイツ軍の高性能の対戦車火器でも近距離でなければ撃破することが難しく、兵士達の信頼感は高かったようです ●鈍足ながらも、足周りの強靭さと、機械的な信頼性は高く、また、車体の大きさの関係などから、架橋戦車、特殊工兵戦車、火炎放射戦車、地雷除去戦車など数々の派生型のプラートフォームとして活用されています ●「チャーチル」は、その最初の生産型である「Mk.1」では、「2ポンド砲」を砲塔に、車体前部に「3インチ榴弾砲」が搭載されていました ●しかし、車体の「3インチ榴弾砲」はあくまでも限定的な射界しか持たず、その実際の効果は低く、これを撤去し、代わりに機銃を装備した「Mk.2」が登場します ●ただ、ドイツ戦車に対して「2ポンド砲」は力不足が目立ち、より高い装甲貫通能力を持つ「6ポンド砲」を搭載したのが1942年2月に登場した「Mk.3」です ●この「Mk.3」は、「2ポンド砲」より大型化した「6ポンド砲」に対応するために大型の溶接砲塔を持ち、「Mk.1」や「Mk.2」は履帯が露出式であったのに対して、上部にフェンダーが装備されました ●この「チャーチル Mk.3」は、北アフリカ戦を初陣として、シシリー、イタリア戦に参加しました ●また、1942年8月には、フランス北部ディエップへの奇襲上陸作戦に参加、作戦は失敗に終わり、参加した「チャーチル Mk.3」も全滅しました ●しかし、その強靭な車体は撃破された後も海岸での掩体として活用され、多くの兵士の命を救い、その戦訓から上陸作戦時には戦車が不可欠と意識が生まれ、後のノルマンディ上陸作戦の成功へと繋がっています 【 「チャーチル Mk.3」のキット内容について 】●この「チャーチル歩兵戦車 Mk.3」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●キットは、イギリス的武骨さの象徴とも言える「チャーチル Mk.3」をシャープに再現、他の国の戦車には無い独特のフォルムと、複雑な足周りなどが表現されています ●AFVクラブ社が得意としている細部の再現技術により、実車の細かな作りを再現、一方、転輪は金属のスプリングによる可動式で、キットのベルト式履帯を使用することで実車通りの足周りの動きを楽しむことができる内容となっています ●「チャーチル Mk.3」は、砲塔、車体上部、車体下部の3ブロックで構成されています ●砲身は、金属製の砲身パーツが付属しています ・ 砲尾部分もパーツ化されています ・ 砲身は上下方向に可動します ●砲塔は、天板と側面板が一体成型され、これに各パネルを貼り合わせる箱組み方式です ・ 砲塔後部の雑具箱は3分割式です ・ 車長及び装填手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます ・ 複雑な形状の車長用直接照準指針を再現する為のエッチングパーツが付属しています ・ 砲塔は、差込み方式により旋回が可能です ●車体は、実車の複雑な構造に伴い、各装甲板パーツを組み合わせて行く構成となっています ●車体上部は、前面板、戦闘室前面板、前部の追加装甲、上面板などで構成されています ・ 操縦手用の前方視察ハッチは、5パーツにより詳細なディテールが再現され、開閉状態が選択できるようになっています ・ 前方機銃は、上下左右に可動させることが可能です ・ 操縦手ハッチ及び前方機銃手ハッチは、別パーツとなっており、開閉状態が選択できます ・ ペリスコープ部は別パーツで、ペリスコープ本体はクリアーパーツが用意されています ・ 機関部のハッチは別パーツとなっています ●車体下部は、左右の足周りを形成した後、中央部分を挟み込むパーツ構成です ・ 各転輪に接続されるスプリングサスペンションは、1個ずつ別パーツとなっており、サスペンション部には金属製のスプリングパーツが用意されています ・ 転輪と接続するサスペンションアームは可動式で、サスペンションの金属製のスプリングにより転輪が動くようになっています ・ 履帯は、接着可能なラバー製のベルト式が付属 ・ 履帯上部に位置するフェンダーは4分割式です ・ 前後のマッドフラップは、それぞれ2分割式で、前部のマッドフラップ下のゴム部は別パーツとなっています ・ 車体側面に存在するエスケープハッチは、別パーツとなっており、開閉状態が選択できます ●ペリスコープや、サーチライトのガラス部などを再現する為のクリアーパーツが付属しています ●機銃やハッチ裏のディテール、携行缶の固定バンドなどを再現するエッチングパーツが付属 ●マーキングは、4種類の塗装例が説明書に記載されています ・ イギリス陸軍「キングフォース」 (エル・アラメイン / 1942年10月) ・ ソ連陸軍 (1942年~1943年) ・ カナダ第14戦車連隊 (イギリス本土 / 1942年) ・ 第51王立戦車連隊 (チュニジア / 1943年2月) ●説明書の塗装例に基づく、部隊記号、パーソナルネーム、車台番号、スローガンなどを再現したデカールが付属しています ●2008年 完全新金型
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